「宇宙は無重力じゃない」ってどういうこと?ISSの自由落下・動く北磁極・“血液が遅いと固まる説”を科学資料で追った夜🕯️🛰️🧲
【注意】この記事は、科学雑学動画に含まれる主張を検証する内容です。血液や血栓に関する症状がある場合は、動画の説明だけで判断せず、医療機関へ相談してください。
「あなたが知っている常識は、実は間違っている」
この言葉から始まる動画は、つい最後まで見てしまいます。
今回のFacebook動画で紹介されていたのは、3つの話でした。
宇宙に重力0の場所はない
北磁極がシベリア方向へ動き、ポールシフトが近い
血液は遅く流れると固まり、傷をふさぐ
どれも、出発点には本当の科学が入っています。
だからこそ、話の最後まで本当のように見えるんですよね。
私も「NASAが言っているらしい」と聞いただけで、急に白衣のすそを心の中ではためかせました😂
でも、資料を開くと、3つの話は同じ正確さではありません。
この記事の判定
ISSの中心説明は、ほぼ正確です。
北磁極の移動は事実ですが、地磁気逆転が迫っている証拠ではありません。
血液が非ニュートン流体なのは事実ですが、傷口をふさぐ主役は血小板と凝固反応です。
動画本編は直接確認できていません。
この記事は、提供された文字起こしと、NASA、NOAA、USGS、NCBI、PubMedの公開資料をもとに検証しています。
商材:科学雑学を検証する有料note記事
検索キーワード:宇宙 無重力 ISS 自由落下、北磁極 移動 ポールシフト、血液 非ニュートン流体、血液 遅い 固まる
想定販売価格:500円
検証データ:NASA、NOAA、USGS、NCBI Bookshelf、PubMed掲載研究
情報確認:2026年7月3日
答え|3つとも出発点は本当。でも最後の結論で差がつく
動画の話確認できたこと判定ISSは落ち続けている重力を受けながら地球を周回する自由落下ほぼ正確北磁極が急速に移動移動は事実。速度は時期とモデルで変化数字の更新が必要ポールシフトが始まった現在の移動だけでは逆転を予測できない根拠不足血液は流れで粘度が変わる非ニュートン流体として確認されている正確遅くなると固まり傷をふさぐ止血は血管収縮・血小板・凝固因子が中心別現象を混同
科学動画で大切なのは、最初の事実より、最後の結論まで同じ資料で支えられているかを見ることです。
無料部分で持ち帰ってほしい7つの結論
1.ISSの高さにも地上の約90%の重力がある
ISSは、地上から約370kmから460kmの高さを飛んでいます。
NASAは、ISS付近でも地上の約90%の重力が働くと説明しています。
重力がなくなったから、宇宙飛行士が浮くわけではありません。
2.ISSは約28,000km/hで地球へ落ち続けている
ISSは約28,000km/hで横へ進み、約90分で地球を周回します。
地球へ落ちる間に、丸い地表も下へ曲がっていきます。
落ちても地面へぶつからず、周り続ける。
これが軌道運動です。
3.無重量は錯覚ではない
ISS、床、壁、空気、宇宙飛行士が、ほぼ同じ加速度で落ちます。
床から押し返されないため、体重を感じません。
これは見た目だけの錯覚ではなく、自由落下で生まれる無重量に近い状態です。
4.ISSは永遠に回れるわけではない
ISSの高さにも、薄い大気があります。
空気抵抗で少しずつ高度が下がるため、NASAは定期的に軌道を押し上げています。
5.北磁極は本当に動いている
北磁極は、地理上の北極点とは違います。
地球の液体外核で起きる流れが変わると、磁場も変化します。
NOAAの2025年年次報告では、直近1年の平均移動速度は約36km/年でした。
別のNOAA資料では、現在のモデル値を約45km/年と説明しています。
測定方法や期間で数字が変わります。
6.磁極移動だけで地磁気逆転は予測できない
地球の磁場が過去に何度も逆転したことは事実です。
最後の完全な逆転は、約780,000年前でした。
ただし、USGSは、現在の磁場の弱まりや変化だけでは、逆転が迫っていると判断できないと説明しています。
7.血液の粘度変化と凝固は別の仕組み
血液は、流れの条件で見かけの粘度が変わります。
でも、傷口をふさぐ中心は、血管収縮、血小板、凝固因子、フィブリンです。
遅く流れたから自動でゲル化するわけではありません。
無料部分の答え
ISSは、重力がある場所で自由落下しています。
北磁極は動いていますが、逆転開始の証拠ではありません。
血液は非ニュートン流体ですが、傷口をふさぐ仕組みは粘度変化だけでは説明できません。
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