見出し画像

31日目:日本の生活を支え続けた大麻文化

実は日本人の暮らしに、昔から共にあった「麻」。
縄文時代から使われていた植物が、なぜ現代日本では“違法薬物”になったのか。

今回も記事を開いていただきありがとうございます。

先日某選手が、大麻を服用していて逮捕されたとのニュースを目にしました。

某選手がどの様な経緯で大麻を所持していたかは把握していないので、この件についての見解や意見を筆するつもりはありません。

が、日本代表のスポーツ選手という、同じ競技をしている選手の願望を、競技に関わっている全ての人の仕事を、出資しているスポンサーのブランドを、これからこの競技を始めようとする子供たちの希望を、背負っている立場の方が法律違反をすることは、その全てを裏切る行為だと思います。

法律違反は良くないことですが、なぜ大麻が違法とされているかご存知ですか?
元は日本全国に4万人ほど居たと言われる大麻農家は、なぜ今となっては20名程度と言われているのでしょうか。

※本記事はドラッグを推奨する意図や、法律違反を推奨する意図はございません
※ネタバレですが、どの道大麻の葉を直接摂取するのは良くないです

日本の大麻文化

日本では大麻は、古代は縄文時代から利用されていたそうです。
というか、縄の主な素材が麻です。

大麻は麻の一種類で、食用(食べやすい実をつけること)に特化した品種だそうです。
麻に括られるものは他にもあり、有名どころだとリネンも麻の一種で、和名だと亜麻(あま)と呼ばれるそうです。

麻は神事で使用する注連縄や、船などで使うロープ、衣類、食用、油、などなど日本の生活の一部として、永く寛く使われていました。

他にも麻の活用や日本文化との関わりは多くあるのですが、今回の本題ではないので割愛させていただきます。

大麻の法規制

では、なぜ現代において大麻は所持しているだけで違法とされているのでしょうか。
これは戦後のGHQ統治にまで遡ります。

アメリカでは、大麻にとても類似した植物をマリファナと呼んでいます。
そのマリファナが乱用性の高い麻薬として扱われ、1937年に大きな規制をしたのがことの始まりです。

その規則を日本に持ち込み、日本側のほぼ全員の強い反対を押し切り規制をかけたそうです。
ただし、本来は完全禁止にしようとしていたそうなので、規制まで引き下げたことで大麻を扱う文化を途絶させることは防いだそうです。

理由としてはこれだけで、当時のアメリカで規制されていたのに似た植物が日本で栽培されていたので規制した、ということの様です。

大麻の危険性

もちろん大麻は日常的に使われていた素材とはいえ、使い方を間違えれば危険なことに間違いはありません。

でもそれをいえば、
煙草の方がよほど毒性が高いです。
紫陽花は毒を持っているので、仮に食べさせれば人を害することができます。
彼岸花も同様です。
なんなら河豚なんかは、扱い方を間違えれば危険な食材の代表例ですが、普通に流通しています。
さらにいえば、ケシ(モルヒネの原料)に似た性質の植物(近縁種?かもですが詳細不明)はそこら辺の公園に自制していることがよくあるので、その気になればラリることはできる、かもしれません。

大麻は葉にそういった成分があることは間違い無いですが、そも日本の文化の中で使うのは主に種と茎。
葉は精々肥料の足しにするくらいで、元から葉を扱うことはしていなかったらしいです。

大麻の現在と有用性

さて、ではこんな大麻は、現代のアメリカやヨーロッパではどの様に扱われているか。

国や州によって差はあるものの、医療品や嗜好品として解禁されている地域も普通にあるそうです。

特に医療品として活用する研究が広まり、鎮痛やてんかんの緩和などを目的に研究されているそうです。

ちなみに

なんで麻薬に麻の字が使われているか。気になったので調べたところ、麻痺の麻から来ているそうです。
偶々麻の字に、麻痺と植物の麻の両方の意味があり、アヘン等を表す言葉を考える際に、感覚を麻痺させる薬として名付けられたそうです。

結び

まとめると、現代の日本で大麻が規制されているのは、昔のアメリカで大麻の有用性や有効活用の方法よりも社会的悪影響が強かったタイミングのルールがきっかけ。
GHQが地域差を考慮せず(あるいは逆に正しく理解したからこそ?)同じルールを適応させて、元からあった健全に運用されていた文化を破壊した、と私は捉えています。

新しい場所や文化に足を踏み入れようと言う時、元いた場所や立場のルールがそのまま通用すると思いますか?
いままで異なる場所や文化にいた人を受け入れる時、その人が元いた場所や立場のルールそのままで振る舞えばどうなりますか?

このような、新しいものに挑戦しようとする時に、誰もが乗り越える初めの壁を。
超えずに壁ごと押し通して、壁の内側にあったものを破壊したのが、現代に続くGHQが定めた大麻の扱いに関するルールだと、私は考えています。

仮に新しい世界に飛び込むのであれは、今までの成功体験や自分ルールを脇に避け、新しいルールや価値観にどっぷりと浸かる。
それが、新しい挑戦が受け入れられて、応援してくれる新たな仲間ができる方法だと、私は信じて実践しています。

今回も最後までご覧頂きありがとうございました٩( 'ω' )و

「小難しいことをわかりやすく面白く」をモットーに、色々な記事をマガジンに分けて投稿しています。
面白そうな記事があれば、フォローして次の記事をお待ちください('ω')

関連記事

いいなと思ったら応援しよう!