折々のチェスのレシピ - 急戦譜(25)
黒が急戦を仕掛けていった対局です。

白はだいぶ危なく見えますが、

うまく攻めをいなして、駒得まで持っていくと、

手が空いた隙に着々と反撃の形を作ります。

攻め駒不足に陥った黒はキングの守り駒だったポーンも動員してなんとか攻めを続けようとするものの、

攻め手が切れた瞬間にカウンター攻撃を受け、

後は一手一手でメイトされてしまいます。
急戦を仕掛けていって怖いのは、こうした反動(カウンター攻撃)です。急戦時には攻め手が切れることが怖いため、どうしても守りが手薄になりがちです。
攻め手が途切れた時や途切れそうな時は、一旦守りを固める手番かもしれないと思い返すいい機会になります。
