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3代目は怖がりさん


テントごとお迎え

 3代目の飼育は2代目と被っていた。母のたっての希望でお迎えした男の子。「ケージ代も餌代も出すから!」って頼まれてそこまで言うならと。ペットショップで使っていたテントもお店と交渉してGet! こわがりさんなのに隠れ家がなくなっちゃうと不安だろうからね…

かくれんぼのミーチャ

 最初はとにかく人目を怖がっていたミーチャ。テントの中をのぞいてもギューッと身体を固く丸めていてなんだかかわいそうだった。名前はドミートリー・次郎・カナジンスキーに決定。お迎えした最初の2週間は餌も食べなくて強制給餌してた。固く丸まっているから口にシリンジを近づけることもできなくて、のぞいてるお鼻にちょこっとずつ水やゼリーを付けて与えた。お鼻につくとくすぐったいのか舌でぺろっと舐めとる。しばらく繰り返していると不思議そうにこっちを見てきた。


ご対面

 「この子はずっとこんな感じかなぁ」と思っていたある日、ひょこっと顔を出した。あまりに素っ頓狂な顔で思わず笑ってしまった。ソーニャやカーチャとはまただいぶ違う顔だった。ハリネズミの個性には毎度驚かされる。


ゼリー大好き

 餌を食べるにも水を飲むにも人が見ていない時を狙って出てきていたミーチャが、唯一人目を気にせずに食べていたもの、ゼリー! 下の写真のように後ろ脚はテントに残しながら体を伸ばして食べていた。慣れたころテントから離れたところに置いてみたら、ささっと出てきて食べていた。よほどおいしかったんだろうな… 


我が家のアイドル

 安心して暮らせる環境だと納得してくれたのか、徐々にではあるが顔を見せてくれるようになった。もうかわいい! 怖がりサンなのにちゃんとこちらを見ているのもかわいい! 特に母はミーチャにメロメロだった。


脚力復活

 実はミーチャ、ペットショップで長いことテントに隠れる暮らしをしていて、餌を食べる時も這って出ていたせいか後ろ脚がほとんど使えなかった。
けれど我が家にやってきてホイールで歩くことを覚えたミーチャは毎晩ゆっくりとだがせっせと歩き、やがて後ろ足で身体を支えるようになった。よくぞホイールに興味を持ってくれたものである。隣のケージでカーチャが爆走していたから気になったのかな? 


幸せだっただろうか

 ペットショップで2年以上過ごしたというミーチャ。我が家にいたのは1年足らず… ハリネズミは4年は生きると思っていたので若干ショックだった。楽しかっただろうか… 美味しいものに満足しただろうか… 今は写真に慰められるばかりである。お迎え当初はテントの中で身体を固くし必死に人目を避けていた子が、だんだんと顔を見せるようになり、外に出てくるようになったから、安心して暮らせる環境を提供できたと思いたい。

End

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