あつい風に山へ至る
えっ、もしかしてもう梅雨明けしたの?と思うくらいの暑さがやって来た。毎日雨もつらかったけれど、晴れれば晴れたで暑くなるなあ。扇風機が壊れて家電ゴミに出してしまったので、この夏をどうするか、新しい扇風機を買わないわけにはいかないだろうなと思いながら先送りしていたが、さすがに電気屋に行くかあと思わされる。
とりあえず標高の高いところに逃げよう。

山を駆け上って気温がぐんぐん下がり、だんだん季節を巻き戻して行くと、道端にアヤメ。田んぼの畦に植えられていて水辺の植物のような印象を持つ人も多いと思うけれど、けっこう乾いた草原の中に生えているもんだよ。

さすがに今年のクリンソウも、もうこれで最後になるかなあ。下の方には色褪せて終わったはなびらが残る。でもまだ蕾も隠れているから、あと5輪ほどはこれから咲くでしょう。もう花の背丈がびろんびろんに伸びて高い。

草原にはノビタキ。忙しく飛び回る。

ちどり~というほど鳥が羽を広げて千羽も着いてはいないけれど、テガタチドリ。根っこが見たいぜ。

ウスユキソウも、曇っている内が華。梅雨が明けて日差しに乾くと、もうこんな白くいられなくなる。
そしてまた夜。昼と打って変わってまた夕方雲が出てきた。あんなに乾いた網がまた霧に濡れて重くなる。そんな中に飛んできたのはキクガシラコウモリ。

標高2000mあたりでも繁殖しているらしく、白い胸と大きな乳頭の授乳中個体だった。
キクガシラコウモリと言えば、先日顔の写真を画像検索してみると、「これは犬の肛門です」と答えるAI検索のマヌケさをみんなでゲラゲラ笑った。いろんなサイトを見回って勝手に学習しているはずなのに、まだまだAIはダメだな。

また終わる頃には0時を回ってしまったけれど、下山してくると雲の標高からは抜けた。森から出て視界の開けたところに来ると、夏の天の川の豪華なところが南の空に立っていた。ちょっと薄雲がかかっていたけれど、これだけ見えれば御の字でしょう。
なんて星空を少し写していたら、東から月も出てきたので、これにて終了。
