真夏の始まり
正式にはまだ梅雨明けしていないものの、気温は上がるし夕立にはなるしで、すっかり真夏のような天気に、気分も夏休み。

アカネは夏の虫(山では)なのだ。その日の気温で上がったり下がったりするので、いっぱい飛んでる所が快適な気温を示してくれる。

クガイソウがたくさん咲き始めた。いろんな虫に人気で、ハナバチはヒトに目もくれないで小花を巡る。シロチョウの翅はもうボロボロだなあ。

そして7月下旬が近づくと一斉に出てくるのはアサギマダラだ。大きくふわふわ飛んで実に優雅だ。羽化したてで翅は綺麗だし、まだ誰の名前も書いてない。これはオス。

夕立続きの間にだいぶ膨らんで、もう三日月を通り過ぎてた。枝の間から垣間見える赤い月が山に隠れるころ、いっせいにコウモリも飛び始めた。今夜はフクロウの声は聞こえず、コノハズクがいくら鳴いても何も影響は無いようだ。

クロホオヒゲコウモリとヒメホオヒゲコウモリが同じ日に捕れて比較できる森は少ない。そんな場所を黒姫の森と呼んでいる。クロホオヒゲばかり見ていると、ヒメホオヒゲがやたらでかく感じられて、どこがヒメなんじゃいと思えてくる。

風の無い水鏡に川霧が立ちこめて朝焼けを迎えた。また朝帰りになってしまったよ。
