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【TOEIC】英文音声を聴きながら英文を見て場面をイメージする勉強法の効果とその根拠。 イメージ化が苦手な人の対処法とおススメ教材は?

こんにちは。

平素より当サイトをサポート頂き誠にありがとうございます。

今回は、英語音声を聴きながらスクリプトを見て場面を頭の中にイメージする勉強法の効果とその根拠についてです。

TOEICのリスニングの音声だけでなく、リーディングセクションの音声を聴きながら英文を見て場面を頭の中に浮かべる勉強法は効果があるのでしょうか?





モリヨシナリのプロフィール


ビジネス英語講師、全国通訳案内士 (英語・中国語)、海外ビジネスコンサルタント


神戸市生まれ、香川県育ち。米国大学経営学部留学マーケティング専攻。


職歴:

  • 大手エレクトロニクス企業にて海外営業職に20年間従事 (北京オフィス所長)

  • 香港、中国にて外資系商社設立に参画、副社長を経て顧問

海外滞在歴:

  • アメリカ: 2年

  • シンガポール: 2年

  • 中国: 12年

  • ベルギー: 1ヵ月

現在の活動:

  • Bizconsul Office 代表

  • ビジネス英語講師、全国通訳案内士 (英語・中国語)、海外ビジネスコンサルタント

  • 観光庁インバウンド研修認定講師

  • 四国遍路通訳ガイド協会 会員

  • トリリンガル讃岐PRオフィサー

保有資格:

  • 英語: 全国通訳案内士、英検1級、TOEIC L&R: 965点 (L満点)、TESOL (英語教授法)、国連英検A級、ビジネス英検A級

  • 中国語: 全国通訳案内士、香川せとうち地域通訳案内士、HSK6級

  • ツーリズム: 総合旅行業務取扱管理者、国内旅行業務取扱管理者、国内旅程管理主任者、せとうち島旅ガイド

メディア実績:

  • 香川県広報誌「THEかがわ」インタビュー記事掲載

  • 瀬戸内海放送 (KSB) ニュース番組コメント

  • 岡山放送 (OHK) ニュース番組コメント

研修/コンサルティング実績:

  • 観光庁インバウンド研修認定講師として登壇 (香川県善通寺市役所、愛媛県西予市宿泊施設、他)

  • 四国運輸局事業 (訪日外国人観光客向けレンタカー利用調査、アドベンチャーツーリズム他) コンサルタント

  • 香川県主催 瀬戸内国際芸術祭オフィシャルツアー公式ガイド

  • 香川せとうち地域通訳案内士インバウンド研修講師認定試験 面接官






TOEICのリーディングとリスニング学習における「音声を聞きながら英文を見て場面をイメージする」勉強法の効果と科学的根拠


TOEICのリーディング パート7とリスニング パート3, 4の英文音声を聴きながら、テキストの英文を目で追い、その内容が表す場面を頭の中で具体的にイメージするという学習法は、英語力向上において非常に有効です。


その効果とそれを裏付ける科学的根拠を見ていきましょう!


期待される効果は?


リーディングとリスニングの統合的な強化:

この勉強法は、音声情報と文字情報を同時に処理することで、単語やフレーズの「音」と「意味」の結びつきが強固になります。これにより、リーディング時の理解速度が向上すると同時に、リスニングにおける音声認識能力も飛躍的に高まります。


語彙・文法知識の深化と定着:


個別の暗記に頼るのではなく、文脈の中で単語や文法構造に触れることで、より自然で深い理解と長期的な記憶の定着が促されます。特に、正しい発音とイントネーションを耳から学ぶことで、実践的な語彙・文法力が身につきます!



内容理解力の飛躍的な向上:


音声を聞きながら情景を思い描くことで、英文の内容を単なる文字の羅列としてではなく、具体的な状況や登場人物の感情を伴う生きた情報として把握できるようになります。これにより、文章全体の意味をより深く理解することが可能になります。


学習への集中力とモチベーションの維持:


音声とイメージを連動させることで、学習への集中力が高まり、単調さを感じにくくなります。特に、物語性のある英文教材の場合は、内容への興味が持続し、主体的な学習を促します。

速読・速聴能力の基礎構築:


音声に合わせて英文を目で追う訓練は、眼球運動をスムーズにし、速読の基礎となります。また、意味を理解しながら音声を聞き取る訓練は、リスニングにおける速聴能力の向上に不可欠です。


科学的根拠は?


二重符号化理論 (Dual-Coding Theory):


アレン・パイヴィオによって提唱されたこの理論は、人間の記憶は言語情報と非言語情報(視覚イメージなど)の二つのシステムで処理され、両方を活用して符号化された情報はより強固に記憶されるとします。英文と場面イメージを同時に用いる学習法は、まさにこの理論に基づき、音声情報が加わることで、さらに多角的な符号化を促し、記憶の定着を高めます。


ワーキングメモリの効率的な活用:


音声を聞きながら英文を目で追い、その内容をイメージ化するプロセスは、ワーキングメモリ(短期記憶)を活性化させます。この訓練を繰り返すことで、ワーキングメモリの処理能力が向上し、より複雑な言語情報を効率的に処理できるようになると考えられています。


脳の多感覚統合:


聴覚と視覚という複数の感覚器官を同時に刺激する学習は、脳の広範な領域を活性化させることが神経科学の研究で示されています。これにより、情報処理の効率が高まり、学習効果の向上が期待できます。


チャンキングによる認知負荷の軽減:


英文を意味のまとまり(チャンク)として捉え、それをイメージと結びつけることで、記憶すべき情報の単位が減り、認知的な負荷が軽減されます。音声は、自然なチャンキングの単位を認識する手助けとなります。


潜在学習 (Implicit Learning) の促進:


明示的に文法規則や単語の意味を意識せずとも、繰り返し英文に触れ、場面をイメージすることで、言語のパターンや規則を無意識のうちに習得することができます。これは、言語の自然な習得プロセスに近いと考えられています。



学習時の注意点は?

適切なレベルの教材選定:

自身の英語レベルに合致しない難解な教材を使用すると、内容をイメージすることが困難となり、学習効果を損なう可能性があります。無理なく取り組めるレベルの教材から始めることが重要です。


丁寧な取り組み:

最初は音声の速度を遅くしたり、理解が難しい箇所は繰り返し聞いたりするなど、丁寧に進めることが大切です。焦らず、着実に理解を深めていきましょう!


継続的な実践:


短期間での効果を期待するのではなく、毎日の学習習慣として 꾸준히(根気強く)続けることが、最終的な英語力向上に繋がります。


イメージ化が難しい場合は?


TOEICのリーディングとリスニングの学習において、「音声を聞きながら英文を見て内容の場面を頭の中でイメージする」という方法は、複数の科学的根拠に裏付けられた非常に効果的な学習法と言えます。

頭の中での英文のイメージ化をするということは、英語を英語のまま理解できる英語脳を作るプロセスになっています。

抽象的な内容などでもイメージできるようになると英語力は飛躍的に伸びていきます。

イメージ化が難しい方は日本語を聴いて頭の中でイメージすることから始めてみましよう。

まずは、日本語の単語から始め、短文、長文へと進めていきます。コツはアニメやマンガを頭の中に描く感覚です。

本番のTOEICの試験では、イメージで記憶に残すことでメモリの負荷も軽減でき、何より内容が記憶に残りやすくなります。


ぜひ、日々の学習に取り入れ、着実な英語力向上を目指してください!



英語の音声とイメージを結びつける練習になるオススメ教材


英語でDORAEMON 音声つき: バイリンガルコミックス (1)



・英語版の百科事典




イメージ化が苦手な人の対処法:


イメージ化が苦手な場合でも、諦める必要はありません。以下のような方法を試して徐々にイメージ化の仕方を身につけていきましょう。

具体的な描写に注目する:


英文の中にある具体的な名詞、動詞、形容詞、副詞などに意識的に注目し、それらが表すものを頭の中で思い浮かべるようにします。


簡単な場面から始める:

最初は、登場人物が少なく、状況がシンプルな英文から始め、徐々に複雑なものへとステップアップしていきます。それも難しい場合は、日本語のイメージ化、英単語のイメージ化、短文、長文と段階を踏んでコツを掴んでいきましょう。


絵や写真の助けを借りる:

教材にイラストや写真が付いている場合は、それらを参考にイメージを膨らませます。自分で簡単な絵を描いてみるのも効果的です。バイリンガルコミックも有効な手段です。

五感を意識する:

視覚的なイメージだけでなく、音、匂い、感触、味覚など、五感を意識して場面を想像してみます。「雨が降っている」という描写であれば、雨の音、濡れた地面の匂い、肌に感じる冷たさなどを想像してみます。

感情を伴わせる:

登場人物の感情や、場面全体から受ける感情を意識することで、より vivid なイメージが湧きやすくなります。自分ごととして感情移入すると場面が印象に残りやすくなります。


最初はゆっくりと時間をかける:


イメージングに慣れるまでは、英文を読み進めるペースをゆっくりにし、じっくりと時間をかけて場面を想像する練習をします。

アウトプットと結びつける:

イメージした場面について、簡単な言葉で説明したり、誰かに話したりすることで、イメージをより明確にし、記憶に定着させます。


瞑想やイメージトレーニング:

日常的に瞑想やイメージトレーニングを取り入れることで、脳のイメージング能力を高めることができます。普段の生活で日本語の会話やテレビを見る際にもイメージ化して慣れていきましょう。


おススメ教材:

イメージング学習に適した教材を選ぶ際には、以下のようなポイントに注目すると良いでしょう。

  • 音声とスクリプトがセットになっている: 音声を聞きながら英文を確認できることが基本です。

  • 場面が想像しやすい内容である: 日常会話、物語、ニュースなど、具体的な状況が描写されているものが適しています。

  • イラストや写真が豊富である(初心者向け): 視覚的なサポートがあると、イメージングの助けになります。


具体的なおススメ教材:

  • 絵本や児童書 (初心者向け): シンプルなストーリーと分かりやすいイラストで、イメージングの練習に最適です。音声付きのものを選びましょう。写真やイラスト付きの図鑑もおススメです。


  • graded readers (多読用教材): レベル別に分かれており、自分のレベルに合った易しい英文で物語を楽しむことができます。音声付きのものを選び、場面を想像しながら読み進めましょう。


  • ニュースサイトの動画ニュース (中級以上): 実際の映像を見ながら英語を聞くことで、よりリアルな場面をイメージできます。スクリプトがあるとなお良いです。例: BBC News、CNN 10 Student News など。


  • Podcastのストーリーテリング番組: 物語形式で、情景描写が豊かな番組を選ぶと、リスニングとイメージングの両方の練習になります。例: The Moth、This American Life など (スクリプトがある場合とない場合があります)。


  • 映画やドラマ (中級以上): 映像と音声を同時に体験できるため、非常に効果的です。最初は日本語字幕で内容を理解し、慣れてきたら英語字幕や字幕なしで挑戦してみましょう。


  • TOEIC/TOEFL対策教材のリスニングセクション: 日常生活やビジネスシーンを想定した会話やアナウンスが多く、場面をイメージしやすい内容です。スクリプトを読みながら音声を聞き、状況を想像する練習をします。余裕があれば自分で英文の場面のイラストを描いてみましょう!



抽象的な概念などイメージ化しにくい単語や文章はどう対処するか?

抽象的な概念やイメージ化しにくい単語、文章への対処は、英語学習における重要な課題です。

「抽象的な概念の単語」とは、具体的な形やイメージを持つことが難しい、アイデア、感情、性質、状態などを表す言葉です。五感で直接捉えることができないものが該当します。


抽象的概念の単語 具体例

  • 感情: happiness (幸福), sadness (悲しみ), anger (怒り), fear (恐怖), love (愛), hate (憎しみ), jealousy (嫉妬), excitement (興奮)

  • 性質・特質: honesty (正直さ), courage (勇気), kindness (親切さ), intelligence (知性), wisdom (知恵), beauty (美しさ), strength (強さ), weakness (弱さ)

  • 状態: freedom (自由), justice (正義), equality (平等), poverty (貧困), peace (平和), chaos (混沌), democracy (民主主義)

  • 時間・概念: time (時間), space (空間), idea (アイデア), concept (概念), truth (真実), knowledge (知識), belief (信念), theory (理論)

  • 関係性: friendship (友情), relationship (関係), trust (信頼), loyalty (忠誠)

  • 過程・行動 (名詞化されたもの): learning (学習), development (発展), progress (進歩), success (成功), failure (失敗)


具体的なイメージが難しいものに対しては、直接的な視覚化以外の方法で理解を深めるアプローチが有効です。以下に具体的な対処法をいくつかご紹介します。




1. 定義や説明を深掘りする:

  • 辞書を活用する: 英英辞典、類語辞典、シソーラスなどを活用し、その単語や概念の定義、類義語、反意語、関連語などを徹底的に調べます。複数の辞書を参照することで、多角的な理解につながります。

  • 例文を多く読む: その単語や概念が実際にどのような文脈で使われるのか、豊富な例文を通して理解を深めます。様々な文脈に触れることで、抽象的な意味合いが具体的に見えてくることがあります。

  • 説明文や解説を読む: その概念に関する解説記事や書籍などを読み、背景知識や理論的な理解を深めます。

  • 日本語ではどんなイメージをもっているか? 日本語で持っているイメージと結びつける。


2. 具体的な例や比喩で捉える:

  • 身近な例え話を探す: 抽象的な概念を、自分の経験や知識と結びつく具体的な例え話に置き換えて理解します。例えば、「freedom(自由)」という概念であれば、「鳥が空を自由に飛び回る様子」や「会社で自分の意見を自由に言える状況」などを思い浮かべます。

  • 比喩やメタファーを理解する: 抽象的な概念は、比喩やメタファーを用いて表現されることが多いです。例えば、「time is money(時は金なり)」という比喩を通して、「時間」の価値を「お金」という具体的なもので捉えることができます。

  • 自分なりのイメージを作る: 他の人の例えがピンとこない場合は、自分なりに独自のイメージを作り出してみましょう。論理的な正確さよりも、自分がその概念を捉えやすいイメージであることが重要です。


3. 五感や感情と結びつける:

  • 感情を伴わせる: 抽象的な概念が持つ感情的な側面に着目します。「happiness(幸福)」であれば、どのような感情が伴うのか、「fear(恐怖)」であれば、どのような感覚を覚えるのかなどを考えます。

  • 感覚的な要素を探す: 完全に感覚と結びつかない概念でも、関連する感覚的な要素を探してみます。「justice(正義)」であれば、「公平な裁きの音」や「不正に対する怒りの感覚」などを想像してみます。


4. 文脈を手がかりにする:

  • 文章全体の意味を理解する: 抽象的な単語や概念が出てくる文章全体の意味をしっかりと把握することで、その単語や概念が文脈の中でどのような役割を果たしているのか理解することができます。

  • キーワードとの関連性を探る: 周囲の具体的なキーワードとの関連性を意識することで、抽象的な単語の意味が絞り込まれることがあります。


5. アウトプットを通して理解を深める:

  • 人に説明してみる: 抽象的な概念を自分の言葉で人に説明してみることで、理解が曖昧な部分が明確になります。説明する過程で、自分なりの解釈が深まることもあります。

  • 書く練習をする: その抽象的な単語や概念を使って文章を書いてみることで、実際にどのように活用できるかを理解します。


【追加】おススメ教材:

抽象的な概念の理解を助ける教材としては、以下のようなものが考えられます。

  • 哲学や社会学の入門書 (英語): 抽象的な概念について深く掘り下げて解説しているため、語彙力強化と概念理解の両方に役立ちます。ただし、難易度は高めなので、自分のレベルに合わせて選びましょう。

  • TED Talks (英語): 様々な分野の専門家が抽象的な概念を分かりやすく解説しているプレゼンテーションが多くあります。字幕を活用しながら視聴することで、リスニング力と概念理解を同時に高めることができます。

  • The School of Life (YouTubeチャンネルなど): 人生、感情、社会など、抽象的なテーマについて深く考察するコンテンツが豊富です。英語学習だけでなく、思考力を深める上でも役立ちます。


  • Visual Thesaurus: 単語の意味だけでなく、関連する単語や概念が視覚的に表示されるため、抽象的な概念のネットワークを理解するのに役立ちます。


  • WordNet: 語彙間の意味的な関係(同義語、反意語、上位語、下位語など)を調べることができるデータベースです。抽象的な単語の位置づけを理解するのに役立ちます。


抽象的な概念の理解は、一朝一夕には難しいものですが、様々な角度からアプローチすることで、徐々にその本質を捉えることができるようになります。焦らず、色々な方法を試しながら、自分に合った理解の仕方を見つけていきましょう。



TOEICのパート3, 4、そしてパート7の英文音声を聴きながら英文を見てイメージ化することが難しい場合の対処法は?


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