今夜、この服でどんな酒を飲む?第38夜「黒は何種類ある?」
僕の趣味は、服をながめながら酒を飲むこと。
10代の頃より集めてきたコレクションの中から一品をチョイスしてハンガーにかけ、それに合ったストーリーの酒で一杯やる。
何ともバカバカしい趣味ですが、これがけっこう楽しいのです。
このテーマで書くのは今回で第10弾。
初めてお会いする方も、そうでない方も、ぜひ全4回おつきあいください。
さて、今夜は何をながめて酔おうかな♪
【高須浩平 プロフィール】
放送作家、1977年東京生まれ。
『5時に夢中!』(TOKYO MX)『サバンナ高橋の、サウナの神さま』(TOKYO MX)などを構成。
趣味は、服の収集と酒を飲むこと。東京ヤクルト・スワローズのファン。
この連載は、今回で第10弾となります。
第38夜『RESOLUTE』の15周年ブラックデニムで『Laurent Perrier』を飲む
「白って200色あんねん」
アンミカさんの有名な発言ですが、長年服を購入していると確かにそう感じます。
素材によっても変わるし、デザイナーの意思やデザインに合う細かなチョイスによって確かに違ってくるんだなと感じます。
白い服はそこまで持っていないのですが、白好きからしたらその200色で飲めるのでしょうね。
そして僕の場合、一番こだわってしまう色は “黒” になります。
「初心者は黒い服から始めて勉強するといい」
そんなアドバイスを服の師匠的な方に言われたことがあります。
徹夜明けなど疲労困憊の場合、ひとまず黒を着ておけばなんとかなる、と。
黒い服だと現場仕事の際に汚れづらいことも、黒の多用の要因でしょうか。

そんな風に服へのこだわり、仕事としての現実的な問題から、黒いアイテムを多く購入するようになり、“黒の違い” が感覚的に解るようになってきました。
『PRADA』などのハイブランドから、ファストファッションの黒まで、それぞれ色合いが違いますよね。
そして今、一番多用している黒が『RESOLUTE(リゾルト)』の15周年モデル『GB714(ゴーストブラック)』。



特別な染めで黒の風合いにこだわった限定のブラックデニム。
感覚的には真っ黒というより、ややグレーがかっている感じ。
履きこんでエイジングを進めると良い風合いになるそうですが、個人的にはできるだけ色落ちさせたくない。
色褪せた黒も美しいけど、自分の好みはそのままの黒なので、それをキープする方向で。
合わせるTシャツによって、全体の感じも変わってきます。
黒のTシャツなら、なおさら。


僕のつたない写真では全く伝わりませんが、肉眼で見ると明らかに違うんですよね。
こんな感じで色について考えるのもファッションの楽しみです。
さて、この服をながめながら何を飲もうかな?
『Laurent Perrier(ローラン・ペリエ)』の『キュベ』にしましょう。

流れ的に黒っぽいお酒を選ぶべきなんでしょうけど、黒色について考えることに疲れてきました……。
そんなときはシュワ~っとしたものを飲んで弾けたい。
シャンパンの中で、最も価格と味のバランスがいいと思うお酒です。
色って組み合わせ次第で正解はないから最終的にはセンスと好みだったりします。
泡のあるアルコールでアタマをゆるめましょう(苦笑)。
ところで、泡ってやつも何色なんだろ??
もうキリがないですね。
さて次回は、Tシャツについて煮詰まるほど考えてみます。
ぜひいっしょに酔いましょう!
(つづく)
