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一般人からの医学的な質問に、笑顔で「分かりません」と答える首専門整体師。

僕の治療院は、基本的に「どこに行っても改善しなかった首の痛みや不調」の方を専門に治療しています。

なので、その中には痛みを何とかしたいと、身体のことについて勉強をしていたり、あちこちで治療を受ける中で少しずつ医学的(主に整体に関するような範囲)なことが頭に入っているような方もいらっしゃいます。

そういった方が、時に僕に対して、
「先生、これについてどう思いますか」
と、主に他の整体的な治療法や、その周辺のことについて質問をされることがあります。

僕はそれに対して、大抵の場合は
「分かりません!」
と笑顔で答えることにしています。

ちょっとちょっと、それって治療の勉強をしてないってこと?そんなの治療家失格じゃない!

それでも、僕はこの回答をやめません。
どういうことなんでしょうか?

専門治療家はスパゲッティ専門店

僕がこの「分かりません!」という回答をする理由。それは
「僕は、イタリアンの料理人がスパゲッティ専門店を開いたような存在だから」
です。
分かるかな?

もうちょっと分かりやすく説明しますね。
例えば医療全体が「料理」だとします。
その中で「整体」という分野が「イタリアン」。実際には、もっとニッチな料理だと思うけど(笑)一応イタリアン。ちなみにサイゼリヤのペペロンチーノが好き。

イタリアンの料理人=ノーマルな整体師は、何でもできます。ピザ(腰痛)も肉料理(ひざ痛)もサラダ(五十肩)も。もちろんパスタ(首の問題)もね。

僕はそこから、スパゲッティ(首の中でも慢性的かつ重症な問題)だけを抜き出して、それを専門にして仕事をしている。それはつまり「それしかやらない」というスタンスです。その仕事が僕にとって一番向いている、やりやすい仕事であり、なおかつ好きでもあるので、専門家をやっている訳です。

基礎的な勉強に裏打ちされた専門性

ですが、そこに至るまでは勿論「イタリアン(整体)の勉強」があった訳です。

僕は柔道整復師の資格を持っていますので、3年間専門学校に行って基礎的な医学の勉強を納め、国家試験にも合格しています。

もちろんね、そんな勉強は国試が終わったら半分以上は頭から抜け落ちてしまうようなものなんですけど。ただ、僕はとにかく勉強したかったので、学生時代から東大の医学部に潜入して潜りで授業を受けたり(笑)、通常は学生中に一度しか無い解剖実習を自費で3回受けたり、広く深くで医学の勉強を重ねてきました。

30代〜40代前半までダメダメな時期がありましたけど、それから勉強を再開したら、今度は最新医学の進歩、そしてそれに伴う整体的なアプローチに目を見張り、様々な治療法や理論を体験・実践して、そこから僕に必要なものを抜き出していった。

いわば「イタリア料理をベースに様々な調理法を経験して、最終的にスパゲッティ専門店に落ち着いた料理人」みたいなものが、僕だという訳です。

あえて評する「ノイズ」という見解

さて、そんな僕が何故「先生、どう思いますかか?」に対して「分かりません!」なのか。

それは、その内容について考えることが、僕にとっても質問した人にとっても「ノイズ」になる可能性があるからです。

例えば、僕は頚椎に関しては普段から考察していません。各関節の可動域も複合した動きも関係ありません。血流もリンパも、僕の治療にとっては意味の無いことです。

そこに対して、もちろん何かしら答えを出すことはできます。しかし、そのためには、普段使っていない引き出しから知識を引っ張り出し、考察をしないとならない。その間、僕にとって必要な部分の考察はお預けになります。

その答えを出したところで、僕の治療にとってはなんの生産性もありません。なので、とても失礼に聞こえるかもしれませんが、僕はそれを敢えて「ノイズ」と言っている訳です。

たとえば、「骨盤がゆがんでいるから首が痛いんでしょうか?」と聞かれたとします。それは、他の治療家が見たら確かにそういうこともあるだろうし、僕もそういう視点でチェックすることは可能です。
でも骨盤の状態がどうであろうと、今の僕は、そことは関係の無い部分で改善を狙っています。
だから、骨盤をいくら語っても、僕の判断には1ミリも影響しないんです。

もちろん、相手が真剣に聞いていることに対して僕がいきなりそんな回答をしたら、感情を害する方もいるでしょう。

だから僕は、ヒアリングの際に「整体分野に対して自分なりの知識や見解がある方」を見極めたら、必ず

「僕は自分の専門分野のことは誰よりも知っていますが、それ以外のことは興味がないので、聞かれても分からないと言います。失礼に聞こえるかもですが、自分のできることに100%集中したいので、ご理解ください」

という趣旨のことを伝えます。それが嫌な方は、僕とはミスマッチなので受けない方がいいと思っています。幸にして、今まで皆さん問題なくご理解いただいてますけどね。

実際、僕より知識があって頭のいい治療家さんは山のようにいますよ。対する僕は、何も知らないに等しいと思っている。ただし、自分が専門としている分野に関しては、僕はその辺の治療家が10,000人束になっても負けません。専門つてのは、そういうことだと思っています。

皆さんこういうスタンス、どう思いますか?「傲慢だ」と思われたら仕方ないです、甘んじて受け入れる。でも「それもいいじゃない」と思うなら、スキで反応してくださいね。

読んでくれてありがとうございました。ではまた!

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僕は、大田区・大森で「さくら整骨院」という首専門の整体院を運営しています。
保険外での施術になりますが、首を根本から改善したい方を中心に、多くの方が通われています。

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