「転勤族が沼る街」博多にきて2年。 関西人の私がずっと抱いていた違和感。3拠点生活のリアル
博多の部屋に戻った。
「転勤者が沼る」と言われている人気の博多に来てもうすぐ2年になる。
博多での日常も部屋にも慣れて、一人の時間も愛おしい。
■ 世間で言われる「博多の魅力」
ネットやSNS、転勤族のリアルな口コミで多く挙げられる主な理由と、実際に住んでみた私なりの感想は以下の通り。
1.「職住近接」による圧倒的な生活の快適さ
超コンパクトシティ:福岡空港から博多駅まで地下鉄で約5分、天神までも約11分という脅威のアクセス。
まさに、北海道に飛ぶなら楽チン。
2.「安くておいしい」食文化のレベルの高さ
ご飯で失敗しない:居酒屋、ラーメン、うどん、水炊き、もつ鍋、焼き鳥など何を食べても美味しくリーズナブル。
玄界灘の新鮮な魚介類(胡麻サバなど)も日常的に手に入る。
JR吉塚駅にある「ごえん」という居酒屋さん。
若者にも人気で 料理ひとつひとつのネーミングも惹き付けられ、そしておいしい!
最近はハイボールや焼酎のソーダ割りを好む人も増えていると思うが、博多はソーダ割りの炭酸を作れる機械をおいてる店も多く、水割りと同じレベル、金額で提供してくれる店もおおい。
3.人の温かさと街全体の活気
オープンな気質:人情味あふれ、街全体に適度な開放感と活気がある。「都会すぎず田舎すぎず」のちょうどいいサイズ感。
たまに、近すぎて関西人のわたしでも、「怒られてるのかな?」と感じるほど。
4.「単身赴任の天国」から「家族連れの永住地」へ
単身で行くと飲み街(中洲・天神)にハマり、家族で行くと子育て環境の良さにハマり、マイホームを購入してしまうパターンが後を絶たないらしい。
デートスポットも豊富。
大宰府天満宮はお詣りだけでなく、福岡ならではの食べ物 「梅ヶ谷餅」や「めんたいフランス」など 食べ歩きも楽しくておいしい。
♪♪♪♪♪
——だが、しかし関西人の私からすると、「関西弁って怖くてキツイよね」と言われるのと同じく、九州の方言の圧の強さや、どこか根深く残る「男性優先」の空気感に「うーん…」と違和感を覚えることも多かった。
そんな中、福岡での仕事に戻った私に、1ヶ月限定で一緒に働くことになった21歳の派遣女子ちゃんから、突然こんな質問をされた。
「会社に入って何年ですか?」
「どうやったら出世できますか?」
「私もいっぱい働いて稼げるようになりたいんです」
真剣な目でそう訊いてきた彼女。
「親から『男は立てなさい』と教えられた」と語るその表情は、どこか寂しそうで、不安そうだった
九州の女性は強くて賢い。
でも、せっかくの強さや賢さなのに、「まずは男を立てるのが当たり前」という空気があると、若い世代はどこか生きづらさを感じてしまうのかもしれない。
「今の時代、性別関係なく稼いだ方が絶対安心よね!」
私がさらっと答えると、
彼女はパッと顔を輝かせて「そうですよね!」と笑った。
その笑顔を見たとき、「あぁ、この街も少しずつ変わっていくのかな」と思えた。
やっぱり私は、お出汁の効いたうどんをすすりながら「なんでやねん」って突っ込んでる方が性に合ってる(笑)。
馴染みきれん博多の街だけど、あの21歳のお嬢さんが見せてくれた笑顔は本物だった。
契約満了でもう会えなくなってしまう彼女が、これからも自分の力でガッツリ稼いで、胸張って生きていけますように。
陰ながら、めちゃくちゃ応援してるで!
「……知らんけど(笑)。」
—— あとがき ——
私自身、どんな街にもすぐになじめるような器用なタイプではありません。
(関西出身ではない相方に「そんなこと、あるかーいっ!」とエセ関西弁で突っ込まれるかもしれませんが…笑)
完璧ではない私ですが、出会えた人とのリアルな対話や、自分らしく生きるための葛藤を大切に発信しています。
このnoteでは、50代半ば・3拠点生活のリアルな日々や、これまでのキャリア、生き方の試行錯誤を書き綴っています。
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では、また来週!
メリ@3拠点生活のリアル
