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対話における「否定しないこと」の良さと危うさ

This content starts with voice input and is edited with the support of ChatGPT and Notion AI, and illustrations are generated by Canva.

人間同士の対話において「否定しない」という選択は、決して優しさの姿勢ではありません。自身の軸と信念に基づく、強さと誠実さから導かれる決断です。

たとえば、誰かの意見に対して「いや、そうじゃない」と即答で返すのではなく、「素晴らしい意見だ、ただ、私はこう思うんだけどどうでしょう?」と問いかけてみます。

すると相手の「扉」が開く瞬間に出会うことがあります。

それは、可能性を信じて、一度認めたからこそ引き出せた態度なのだと思います。

対話を続けていきたいと願うなら、否定をセリフに含めるべきではありません。

「否定しないこと」は、ポリシーとして素晴らしいものです。

人間は理解できないものや考えにないことを言われる時、対話を否定しやすいので、その心がけは一つの勇気であり続けるべき習慣です。

ただし、以下の懸念もあります。

ほとんどの生成AIでは、ポリシーとして、ネガティブにならないように心がけることがあらかじめプログラミングされています。そして質問によってそれがブレることはありません。

一方で、人が人を否定しないことを「ルール」として制定してしまうと、自分の内側に芽生えた気づき、違和感を、うまく口に出さずに飲み込んでしまうかもしれません。これは自身のメンタルにとって危ういことです。

その場合は、こう考えてみます。

否定しないという「決め事」がありながら、自分の本音を伝えることは、決して矛盾するものではありません。だから、「そうじゃない」とは言わなくても、「君の言いたいことはわかった、でも自分には違う考え方を持っている」と伝えることはできます。大切なのは、相手を尊重しながら対話の中で自分の感覚を見失わないこと。

ただ、これは、書けばその通りですが、人にはとても難しい実践方法です。

それに、相手が、対話する前から、「明らかに自分の考え方とは違う」と感じる、あるいは初めから予測できることもあります。例えば違う思想の団体である場合など。それはそもそも理解し受け入れるべきものなのか。対話の目的が「勝負」につながるディベートなら余計にそうです。

あなたはそんな人でも対話をしなければ(そして何かの結論を出さなければ)ならない時があるでしょう。そんな時、頭では理解しようとしても、心が身構えてしまうかもしれません。

そんな時は、相手でなく、自分を「認める」だけで、少し楽になると思います。

否定しないと決めていながら、合わなそうな人と会える。そんな自分は柔らかいスポンジやクッションのような態度を取れる存在だと褒めてあげてください。

「違う意見に出会う」ことは、衝突のリスクではなく、自分の価値観を再確認するチャンスでもあります。「この人はこう感じている。では、私はどう感じているのだろう?」という問いを、自分自身に投げかけてみる。そうすることで、感情でぶつかるのではなく、観察者として一歩引いた視点で状況を見つめることができるようになります。

人と人は、そもそも「合わない」ことが前提なのかもしれません。だから合う人との出会いは素晴らしい。合わないことを前提に、そのうえで「どう共にいられるか、あるいは自分はどうあるべきか」をまず探していくことが、対話の本質である気がします。

対話に関するそんな考えやふるまいを、生成AIは基本方針として備えます。提案や交渉に失敗したくないなら、一番いいのは、思い悩む前に、人と相対する前に、ChatGPT相手にシミュレートすることかもしれません。

マガジンぜひお読みください。

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