【ほっとくだけ】コンビニ弁当ループ、そろそろ抜けたくない? シャープのホットクックって実際どうなの?
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常連さんの夕飯の話から始まった。
モモ「店長、うちの常連の佐藤さん、最近ずっと元気ないんですよ」
レイ「ああ、一人暮らしのね。どうしたの?」
モモ「夕飯、毎晩コンビニ弁当なんですって。『作る気はあるんだけど、帰ってきたらもう無理』って言ってて。……でも私、それ全然笑えないんですよね」
レイ「モモも?」
モモ「私も、たまに自分のごはん作ろうって思うんですよ。思うんですけど、コンロの前に立って、火加減見て、混ぜて、っていうのを想像した瞬間に、もういいやってなる。気づいたら袋麺かコンビニです」
モモ「この前なんて、野菜買ってきたのに、結局使えなくて冷蔵庫で溶かしました。あれが一番しんどいんですよ。作る気はあったっていう証拠だけ残って、自己嫌悪になるやつ」
レイ「わかるわ」
モモ「えっ、店長もですか?」
レイ「私も店を閉めて帰ってから、鍋の前にもう一回立つのって、正直しんどい日があるもの。料理が嫌いなわけじゃないのよ。ただ、疲れて帰ってきた体に『はい、ここからしばらくキッチンに立ってください』が無理なだけ」
モモ「そう、それなんです。やる気がないんじゃなくて、立てない」

つまり、嫌なのは「料理」じゃない。
レイ「ちゃんと言うとね、佐藤さんもモモも、料理が面倒なんじゃないの。"火の番"が面倒なのよ」
モモ「火の番」
レイ「コンロの前から離れられない時間。焦げないように見てて、吹きこぼれないように火を弱めて、固まらないように混ぜる。あれが拘束時間なの。料理そのものより、そっちでみんな消耗してる」
モモ「あー……。たしかに、切って入れるだけなら、そんなに嫌じゃないかも」
レイ「想像してみて。くたくたで帰ってきて、コンロの前で何十分も、菜箸持って突っ立ってる自分。テレビも見れない、座れない、スマホも触れない。あれを毎日やれって言われたら、そりゃ続かないわよ」
モモ「うわ、画が浮かびました。それ、私が自炊やめた瞬間そのものです」
レイ「でしょ。だったら、その火の番だけ機械に外注すればいいのよ」
モモ「外注? 誰に?」
レイ「自動調理鍋。材料を入れてボタンを押したら、対応メニューでは加熱も、火加減の調整も、かきまぜまで任せられる。人間がずっとコンロの前に張りついてなくていいの」
モモ「えっ、混ぜるのまで? 人がいないのに?」
レイ「いないのに。中で勝手に混ぜてる」
モモ「それ、もう鍋というより相棒じゃないですか」
で、具体的にどれなの、という話。
レイ「佐藤さんみたいな一人暮らしに勧めやすいのは、シャープのヘルシオ ホットクック KN-HW10G-B。調理容量1.0Lのモデルね」
モモ「ホットクック、名前は聞いたことあります。あの、ほっとくやつ」
レイ「ほっとくやつでだいたい合ってる。量の目安が1〜2人分だから、一人暮らしか、二人暮らしにちょうどいいサイズなの」
モモ「さっき言ってた、混ぜるのは?」
レイ「まぜ技ユニットっていうのが付いてて、対応してるメニューなら、加熱の進み具合に合わせて勝手にかき混ぜてくれる。カレーとか煮物とか、本来いちばん混ぜなきゃいけないやつを任せられる」
モモ「あ、それ一番えらいやつじゃないですか。私カレー作るとき、底が焦げないか不安で、ずっと張り付いてるんですよ」
レイ「あと無水調理ね。野菜の水分だけで煮るメニューがある」
モモ「無水って、水なしってことですよね? それ、カピカピにならないんですか?」
レイ「ならないわ。野菜から水が出るから、その水分で煮るの。むしろ水っぽくならないって言ったほうが近い」
モモ「あー、そっちか。なるほど」
「帰ったらできてる」を作れる。
レイ「で、ここが佐藤さん案件なんだけど。予約調理ができるの。最大15時間先まで」
モモ「15時間。じゃあ朝、材料入れて家出て—」
レイ「帰ってきたら晩ごはんができてる。火の番どころか、その場にすらいない」
モモ「それはずるい。完全に勝ってる」
レイ「ただし、全部のメニューが予約できるわけじゃないのよ。予約できるメニューとできないメニューがある。そこは確認して使う必要がある」
モモ「あ、正直に言うんですね」
レイ「言うわよ。できないものを、できるって言いたくないもの。あと保温も最大12時間あるから、帰りが遅くなっても夕飯が温かいまま待っててくれる。これがけっこう大きいのよ」
モモ「それは……残業して疲れて帰ってくる人にこそ要るやつじゃないですか?」
レイ「そうなのよ。本当に料理する余力がない人ほど効く道具なの」
モモ「店長、ちなみに自分で使ってます?」
レイ「使ってる。この前これで作った肉じゃが、一人で鍋ごと食べたわ」
モモ「鍋ごと……。クールな顔して言うことじゃないですよそれ」
レイ「おいしかったのよ。あと、メニュー集に載ってるのが86種類あって、自動でやってくれるのが70。最初は何作っていいかわからなくても、選ぶだけのリストがある。料理が苦手な人ほど、この『選ぶだけ』が助かると思う」
モモ「献立考えるのも、それはそれで気力使いますもんね。選ぶだけでいいの、けっこう助かりますね」

値段と、サイズの正直なところ。
レイ「値段はだいたい3万円くらいね。時期で多少動くから、買うときに商品ページで見てね」
モモ「3万円台。安くはないけど、毎晩コンビニに寄ってる人なら、使う回数で見方が変わりそうですね?」
レイ「そうね。本体は約3.7kgで、思ったより場所も取らない。消費電力は350Wだから、サイズ感と一緒に置き場所を買う前に確認しておくといいわ」
モモ「じゃあ完璧じゃないですか?」
レイ「完璧じゃない。1.0Lは小さいの」
モモ「小さい」
レイ「家族分のおかずを一気に作るとか、週末にがっつり作り置きするには足りない。それやりたい人は、もっと大きい容量のモデルを選んだほうがいい。これは『自分の分』『二人分』を任せる鍋なの」
モモ「あー、そこは正直に線引くんですね」
レイ「ここを盛ってもしょうがないもの。逆に言えば、一人か二人の夕飯を回したいだけなら、これ以上大きいのはむしろ邪魔よ」
モモ「ちなみに、洗い物は? ほっとくやつでも、そこは普通に残りますよね?」
レイ「残るわよ。内鍋と、混ぜるユニットと、内ぶたは洗う。ただ、内鍋はフッ素加工で汚れは落ちやすいし、内鍋以外は食洗機にかけられる。火の前に張りつく時間をかなり減らせる代わりに、洗い物がちょっと残る、くらいの感覚ね」
モモ「あ、内鍋だけは食洗機ダメなんですね」
レイ「そう、そこは手洗い。でも『ずっと火の前に立つ』のと『最後に鍋を一つ洗う』なら、私は後者のほうがずっと続けやすいと思う」
結局、誰が買うべきなの?
モモ「えっと、整理させてください。これが刺さるのは……」
レイ「一人暮らし、二人暮らし。帰りが遅い。火の番が面倒。夏にコンロの前に立ちたくない。炊飯器とは別に、汁物とか副菜とか煮物を一品任せたい人。このへんにはかなり合いやすいわ」
モモ「逆に、要らない人は?」
レイ「毎日家族の大人数分を作る人と、大量に作り置きしたい人。その人たちは、同じホットクックでも大きいモデルにいったほうが幸せ。サイズを間違えると、どっちも不幸になるから」
モモ「大きいのもあるんですか?」
レイ「あるわよ。1.6Lのタイプが2〜4人分の目安で、2.4Lのタイプが2〜6人分の目安。家族のメインをこれ一台でドンと作りたいなら、最初から大きいほうがいい。中身の機能は同じ系統だから、選ぶ基準はほぼ『何人分作るか』だけ」
1.6Lタイプ(2〜4人分の目安)
2.4Lタイプ(2〜6人分の目安)
モモ「あ、じゃあ一人暮らしの人が間違って2.4L買っちゃうと……」
レイ「キッチンで存在感がすごいことになる。毎回スカスカの大鍋で味噌汁一杯作るの、ちょっと虚しいでしょ。だから容量だけは、見栄を張らずに自分の生活に合わせるのが正解なの」
モモ「なるほど。じゃあ佐藤さんは、1.0Lのど真ん中ですね」
レイ「ど真ん中。一人分の夕飯を、帰ってくる頃に勝手に仕上げてくれる。あの人に一番足りてなかったの、料理のやる気じゃなくて、火の番をしてくれる誰かだったってこと」
モモ「なんかそれ、佐藤さんだけの話じゃない気がします。残業して、コンビニ寄って、レンジでチンして、また明日……みたいな人、たぶんすごい数いますよね」
レイ「いるでしょうね。で、その人たちって自分のこと『だらしない』と思ってたりするのよ。違うのに。気力がゼロの状態でも回る仕組みを持ってなかっただけ」
モモ「うわ、それちょっと刺さる人多そう。だらしないんじゃなくて、装備がなかっただけ」
レイ「そういうこと。根性で解決させようとするのが、そもそも間違いなの」

私、ちょっと欲しくなってきた。
モモ「なんか私、自分のごはんもこれに任せたくなってきました。作れないんじゃなくて、立てなかっただけなんだって思ったら、急に解決できる気がしてきて」
レイ「それでいいのよ。気合いで自炊を続けようとするから折れるの。続けたいなら、続けられる仕組みのほうを先に用意する。それだけ」
モモ「店長、たまにすごくいいこと言いますね」
レイ「たまにじゃないわよ。迷ってるなら、まず一品だけ任せてみればいいの。それで『あ、今日ちゃんとしたもの食べた』が一回でも起きたら、その日からだいぶ楽になるから」
読んでくれてありがとうございます! 自炊が続かないのは気合いの問題じゃなくて、火の番をやめればいいだけだったのかも、と思える話でした。『なるほど』と思ったら、スキ❤️ を押してもらえると嬉しいです。フォローしてもらえると次の記事も届きます。コメントや記事リクエストもお待ちしてます! また次の記事で!
※この記事は2026年6月16日時点の情報をもとに作成しています。
