20代で年収も貯金も少ないときに、劣等感より先に整えたい3つの視点
結論から先に言うと、同年代と比べて年収も貯金も少ないと感じているときに、本当に先に整えたほうがいいのは「金額」そのものではなく、ものさしの持ち方と、自分のスタートラインの決め方です。
いくら稼ぐか、いくら貯めるかよりも前に、「どう比べるか」が整っていないと、どれだけ頑張っても心だけずっと赤字のままになりやすいからです。
給料日なのにテンションが上がらない夜、スマホで「20代 平均年収」「20代 貯金 いくら」と検索しながら、ため息が増えていく感じ、すごく分かります。
このnoteでは、今の数字をいきなり変えなくても、劣等感と付き合いやすくするための3つの視点と、今日からできる小さな一歩を一緒に整えていきます。
数値の話なのに、いきなりがっつり節約や投資の話には入りません。
まずは、あなたの心がこれ以上すり減らないための土台をつくるところから始めますね。
ここから先は、コーヒーでも飲みながら、肩の力を抜いて読んでもらえたらうれしいです。
まずは1分チェック:いま、どのあたりにいるか確かめてみる
いきなり具体的な話に入る前に、今のあなたの状態をざっくり確認してみたいです。
YESかNOか、指で数えながら読んでみてください。
給料日なのに、通帳やアプリの残高を見ると胸のあたりが重くなります。
SNSで「同年代 年収○○万円」「貯金○○万円」という数字を見ると、自分と比べてしまいます。
「貯金しないと」と思いながら、毎月いくら残せたら安心なのかは決めていません。
なんとなくの飲み会やコンビニでの買い物が多くて、月末に「またやっちゃった」と感じます。
貯金額や年収を人に聞かれたら、正直に言うのがこわいです。
お金の話をすると「もっと頑張れ」と言われそうで、話題に出さないようにしています。
「このまま30代になって、周りだけ貯金していたらどうしよう」とふと想像してしまいます。
3つ以上YESがあれば、このnoteはあなたのために書いていると言っても大げさではありません。
たくさん当てはまったとしても、それは「ダメな人」の証拠ではなくて、いまの社会の構造と環境がそうさせている部分がかなり大きいです。
もし余裕があれば、チェックのあと、こんなふうに自分に一言だけメモしてみてください。
「比べてしんどくなりやすい状態にいる」
「少なくとも、ここまで読むくらいには気にかけている」
この二つを自覚しているだけでも、これからの話の入り方が少しやさしくなります。
どうして同年代と比べるだけでこんなにしんどいのか
お金の数字って、本来はただの記号です。
なのに、年収や貯金額を見た瞬間に「自分の価値」まで一緒に評価してしまうことが多いですよね。
ここでは、なぜそんな状態になりやすいのかを、責めるためではなく、ほどくために整理していきます。
SNSと噂話がつくる「見えない偏差値表」
昔と違って、いまはスマホを開けば、知らない誰かの給料や貯金額が、簡単に目に入ってきます。
本来ならただの一例にすぎないはずなのに、何度も見ているうちに、頭の中で「これが普通なんだろうな」という基準にすり替わっていきます。
職場でも、飲み会や休憩中の会話で、
「うちの会社の平均年収さ」
「ボーナスこのくらい出たよ」
みたいな話がほんの少し混ざるだけで、「みんなこれくらいなのか…」という、見えない偏差値表ができあがってしまいます。
その偏差値表に、自分の数字を当てはめて、
「自分は真ん中より上か、下か」
とジャッジし続ける。
それを毎月、毎年、無意識のうちに繰り返していくと、数字以上に心が削られていきます。
比べること自体は悪くありません。
問題は、「どのサンプルと」「どんな基準で」比べているかが、ほとんど意識されないまま固定されてしまうことなんです。
平均値と現実、「数字の罠」との距離感
ネットでよく見る「平均年収」「平均貯金額」という数字は、冷静に考えるといろいろな前提があります。
大企業と中小企業、都市部と地方、独身と既婚、実家暮らしと一人暮らし。
全部ひとまとめにした「平均」と、自分の生活をそのまま比べても、相性がいいとは言えません。
それでも、画面に表示されたひとつの数字は、ものすごく強い印象を持ちます。
頭では「平均だからな」と分かっていても、心のどこかで
「自分はこのラインより下だ」
と感じてしまう。
ここで大事なのは、
数字を「自分を裁くためのものさし」として使うのか、
「今の立ち位置をざっくり知るための道具」として使うのか、
この差だけで心の負担がかなり変わる、ということです。
もし今まで、数字を見るたびに落ち込んでいたなら、
それは「ものさしとしての使い方」が少しキツすぎただけです。
あなたの性格が弱いからでも、努力が足りないからでもありません。
お金と自分の価値がくっついてしまう瞬間
もう一つ、しんどくなりやすい理由があります。
それは、年収や貯金額が、そのまま「人としての価値」みたいなものと結びついてしまう瞬間があることです。
たとえば、誰かの
「え、その年収で一人暮らししてるの?がんばるね」
という一言。
言った本人に悪気はなくても、「がんばるね」の裏側に、
「その額ならキツいでしょ」というニュアンスを感じ取ってしまうことがあります。
そうやって少しずつ、「お金が少ない=自分は下」という図式が心の中に刷り込まれていくと、数字の話をされるだけで無意識に身構えてしまいます。
ここで、ひとつ前提をいったん置き換えてみたいです。
お金は「生き方を支えるための資源」であって、「人としての点数表」ではない。
この前提を、自分の中の仮ルールとして置き直すだけでも、これからの話の入り方が変わります。
ここからは、その前提に沿って、「どう比べるか」を少しずつ組み替えていきますね。
視点1:比べる相手とものさしを変える
劣等感が強くなるときって、「比べる相手」と「ものさし」がどちらもキツめに設定されていることが多いです。
まずはここから、やわらかくしていきます。
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