時間の稼ぎ方大全。お金を増やす前にやっておきたい20の具体アクション
お金の不安を減らしたいなら、先に身につけたほうがいいのは「お金の稼ぎ方」ではなく「時間の稼ぎ方」です。
REIです。
きっとあなたも、こんな一日を何度かくり返してきたと思います。
朝はギリギリまで寝て、慌てて家を出て、ぎゅうぎゅうではないけれど余裕もない電車に揺られて仕事へ行く。
気づけば、仕事の合間も帰り道も、ずっとスマホの画面を見ていて、自分のために使った時間がどこにあったのか分からない。
ぼくも長いあいだ、「お金が足りないから、時間を削るしかない」と思い込んでいました。
残業を増やしたり、副業の情報を漁ったり、節約術の動画を見たり。
でも、どれだけ頑張っても、いちばん大事な「自分の時間」が増える感覚はなかなか戻ってこなかったんです。
あるとき気づいたのは、ぼくたちは
・何時間働くか
・いくら稼ぐか
を考える前に、
・24時間をどう使うか
・どこに「いじれる余白」があるか
を見直す必要がある、ということでした。
時間を稼ぐ、というと少し大げさに聞こえるかもしれません。
ここで言いたい「時間の稼ぎ方」は、
がんばって詰め込む技術ではなく、
・ほどくこと
・決めてしまうこと
・任せてしまうこと
を通して、少しずつ「自分で自由に使える時間」を増やしていくことです。
このnoteでは、そんな時間の稼ぎ方を、20個の具体アクションに分解してまとめました。
どれも、いきなり人生をひっくり返すようなものではありません。
5〜15分から試せて、忙しいままでも続けられるものだけを選んでいます。
全部やらなくて大丈夫です。
読みながら「これなら今の自分でも触れそうだな」と感じたものを、たとえば3つだけ拾ってもらえたら十分です。
お金の不安に飲み込まれそうな日でも、
「自分の時間を少しずつ買い戻している」と感じられたら、
心の中の重さは、確実に変わっていきます。
いま、スマホの光に照らされながらこの文字を読んでいるあなたに、
このnoteが、時間との付き合い方をそっと書き換える一冊になればうれしいです。
第1章 時間の使い方をリセットする「見える化」の技術
夜、家に帰ってきて、なんとなく疲れてソファに沈み込む。
夕飯を食べて、スマホを触って、気づいたらもう寝る時間。
「今日、自分のために使えた時間って、いったい何分あったんだろう…」
そんなふうにふと考えて、答えが出ないまま電気を消す夜って、ありますよね。
この章では、そのモヤモヤをほどくための、いちばん最初の一歩を一緒にやっていきます。
やることはシンプルで、
いまの24時間を「ざっくり」見える化する
その中で「ほんとうに削れない時間」と「いじれる余白」を分ける
それを見たうえで、「全部自分のせいじゃなかった」と理解し直す
この3つだけです。
完璧な家計簿をつけるみたいなストイックさは、ここではいりません。
むしろ、ラフで、雑でいい。
でも、そのラフな見取り図があるかどうかで、この先の「時間の稼ぎ方」のすべてが変わっていきます。
【1】. まずは「24時間をざっくり見える化」してみる
最初にやってほしいのは、1日の時間を「ざっくり6つ」に分けてみることです。
仕事(勉強)
通勤・移動
家事・ケア(ご飯・洗濯・育児・介護など)
睡眠
なんとなくスマホ・テレビ・ゲーム
その他(趣味・人付き合い・よく分からない時間)
紙でも、スマホのメモでも、なんでも大丈夫です。
たとえば、平日の1日を思い浮かべながら、こう書いてみます。
仕事:8時間
通勤:往復1時間
家事・ケア:2時間
睡眠:6時間
なんとなくスマホ・動画:2時間
その他:5時間(移動の待ち時間・ぼーっとしてる時間など)
これくらいの雑さで十分です。
30分単位までピッタリ合わせようとすると、それだけで疲れてしまいます。
大事なのは、「どこに自分の時間が消えているのか」を“なんとなく”でも見える形にすること。
頭の中にふわっとしたイメージのまま置いておくと、「毎日が忙しい」という感覚だけが増幅されていきます。
紙や画面に一度出してあげるだけで、「あれ、思っていたより“なんとなく”の時間が多いな」と気づく人も多いはずです。
ここで、ひとつだけ約束してほしいことがあります。
「この数字はだいたいでいい」と、自分に許可してから書き始めること。
ぼくたちは、数字を書き始めると、つい完璧を目指してしまいます。
でも、このステップの目的は「整った表」を作ることではなくて、
「自分の24時間を、やっと一度ちゃんと見てあげること」です。
なので、もし手が止まりそうになったら、
「±30分ズレててもいいや」とつぶやきながら、そのまま書き進めてあげてください。
【2】. 削れない時間と、いじれる時間の境界線を引き直す
ざっくりと24時間が見えたら、次のステップです。
ここでやるのは、「自分を責める」のではなく、「構造を見直す」こと。
同じメモの上で、時間を3つの色に分けてみてほしいんです。
どうしても削れない時間
まとめれば楽になりそうな時間
少し減らすことができそうな時間
たとえば、こんなふうに。
仕事:8時間 → 削れない(今はどうにもならない)
通勤:1時間 → まとめる余地あり(インプットに使えるかもしれない)
家事・ケア:2時間 → 一部はまとめる/外注の余地あり
睡眠:6時間 → 本当は増やしたいくらい
スマホ・動画:2時間 → 減らせそう
その他:5時間 → 中身を見て分割したい
ここで重要なのは、「自分のせいにしない」視点です。
育児や介護
シフト制の仕事
長時間拘束のブラック寄りな環境
家事を担う人が自分しかいない状況
こういう時間は、あなたの努力不足で生まれているわけではなく、
環境と役割の問題としてそこに存在しています。
だからまず、
「ここは今すぐ削れないゾーン」
を、そのまま認めてあげてください。
代わりに、こんなところに目を向けていきます。
隙間時間がバラバラに散っているところ
同じような作業を、小分けに何度もやっているところ
なんとなく画面を眺めている時間
このあたりが、「いじれる余白」になっていきます。
「ここはいじれるかも」と思ったところには、丸でも星でもいいので印をつけておきましょう。
この印が、このあと一緒に整理していく20アクションの“入り口”になります。
ここで、少し安心してほしいことがあります。
見える化をすると、「わたし、こんなにスマホ触ってるのか…」みたいなショックを受けることもあります。
でも、それに気づけた瞬間から、時間の使い方はゆっくり変わり始めます。
知らないまま責め続けるより、
見えたうえで「よし、ここから3つだけ変えてみよう」と選び直すほうが、ずっと優しいです。
【3】. 「全部自分のせいじゃなかった」と知るところから始める
この章で、ぼくがいちばん大事にしたいのは、ここです。
「時間がないのは、努力不足だからだ」
という思い込みから、そっと降りてきてほしい。
忙しさの中にいるとき、ぼくたちはこう考えがちです。
自分の段取りが悪いから、残業が減らない
根性が足りないから、早起きが続かない
意志が弱いから、スマホをやめられない
でも、冷静に見える化してみると、
そもそも仕事の量が、人間ひとりのキャパを超えている
通勤と家事の負担が、相当大きい
休む時間が半年単位で削られている
そんな現実が浮かび上がってきたりします。
これを「自分のせい」と「環境のせい」にキレイに分けろ、という話ではありません。
ただ、
何が自分でコントロールできて
何が今は一人では動かせないのか
この境界線をぼんやりとでも持っておくことが、
時間の稼ぎ方を考えるうえで、ものすごく大切になります。
なぜなら、
「自分で動かせる部分」だけに、20アクションを集中させていく必要があるからです。
逆に言えば、
いまは動かせない部分を、自分の努力だけでどうにかしようとすると、
心も体も、すり減っていってしまいます。
だから、ここで一度こう宣言してしまってほしいんです。
削れない時間が多いのは、自分が怠けているからではない
「いじれる余白」を見つけた自分は、ちゃんと前に進んでいる
今日は見える化ができただけで、合格
このnoteのテーマは「時間の稼ぎ方」ですが、
根っこの願いは、「自分を追い詰めながら時間を増やす」のではなく、
「自分を大事にしながら、時間を味方につけていく」ことです。
だから、第1章であなたにやってほしいのは、次の2つだけです。
平日の1日でいいので、24時間をざっくり6つに分けて書いてみる
その中で「削れない」「まとめれば楽」「減らせそう」に印をつけてみる
これができたら、次の章から、
その「印がついたところ」に対して、
具体的にどんな手を打てるのかを、一つずつ一緒に見ていきます。
今日の時点では、きれいに整理できていなくて大丈夫です。
乱れたメモでも、時間のすき間に書いた断片でも、
それはもう、立派な「最初の見取り図」です。
そのラフな地図を片手に、
第2章からは、通知・スマホ・細切れタスクをほどいていく話に進んでいきます。
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