評価されない人が無自覚に繰り返す7つの行動。90日で職場のポジションを取り戻す完全リセット計画
REIです。
年末の夜、ひとりでスマホを握ったまま、
今年の評価面談のことを思い出している人がいると思います。
ボーナス明細を見て、うすく笑って、すぐ封筒を閉じた人。
上司の伝えるフィードバックを聞きながら、
心のどこかで
ああ、今年も変わらなかったな
と自分にだけ聞こえる声を飲み込んだ人。
このノートは、そんな人に向けて書いています。
評価されない理由を
性格や才能の問題にしてしまうと、
人は簡単にあきらめに向かいます。
自分にはセンスがないから
自分は要領が悪いから
自分は運がないから
けれど、現場でじっと人を見ていくと分かるのは、
評価される人とされない人の差は、
劇的な能力差ではなく、
少しの構造理解と
小さな行動の一貫性
この二つの積み重ねであることがほとんどです。
このノートでは
・評価とはそもそも何か
・評価されない人が無自覚に繰り返す七つの行動
・そこから抜け出すための90日リセット計画
を、一つの道筋としてまとめました。
ここで約束するのは
魔法のような逆転ではありません。
ただ、90日という時間を使って、
評価されない側にいた自分を
静かに卒業していくための
現実的な構造とワーク
それを、できる限り丁寧にお渡しします。
読み終わったとき、
あなたの中に残っていてほしいのは
自分を責める感情ではなく
自分の評価を、自分の手で設計し直せるという感覚
その一点です。
少し深呼吸をして、ページをめくってください。
ここから先は、あなたの今の一年を、
これからの10年につながる経験に変えていくための時間です。
このnoteの読み方と、おすすめの使い方
このnoteは、通読だけしても意味がないように作ってあります。
理由は一つです。 評価は、読んだ知識ではなく、 毎日の小さな行動の差で決まるからです。
読み方のおすすめは、次の通りです。
1 最初に全体を通して読み、七つの行動のどこに自分が当てはまるかに丸を付ける
2 三章と六章を、ノートを開きながら読み直し、 日次ログと九十日リセット計画のフォーマットを写す
3 一日の終わりに 「今日いちばん評価を下げたかもしれない行動」 を一行だけ書いてみる
この三つだけで十分です。
全部を完璧にやろうとしないこと。 七つの行動のうち、一つでも書き換われば、 あなたの評価の土台は静かに変わり始めます。
読み終えたあとも、ときどき付録だけ見直しながら、 自分の九十日を整えるノートとして使ってもらえたらと思います。
第0章 このnoteが扱うものと、扱わないもの
最初に、前提をはっきりさせておきます。
このノートが扱うのは
・会社や組織の中で、評価されていない感覚が続いている人
・上司や同僚から、期待されていない気がする人
・頑張っているのに、成果として返ってこない人
が、自分の行動とコミュニケーションのパターンを見直し、
90日かけて、評価の手応えを変えていくための具体的な方法です。
一方で、ここで扱わないものがあります。
・明らかなパワハラやモラハラ
・労働基準法を超えるような違法レベルの環境
・組織ぐるみのいじめや差別
こうしたケースでは、
個人の行動をどれだけ整えても、
状況が好転しないことが多いからです。
その場合に必要なのは、
あなたの側が自分を責め直すことではなく、
安全に逃げるための情報
制度を使って距離を取るための支援
です。
このノートは、あなたに
どんな環境でも我慢して戦え
と言うためのものではありません。
その点だけは、読み始める前に
静かに線を引いておきたいと思います。
では、扱う領域はどこか。
・環境はたしかにつらいけれど、完全に真っ暗というほどでもない
・理不尽さは感じているが、全員が敵というわけでもない
・やめる選択肢も頭をよぎるが、その前に自分にできることを整理したい
このあたりにいる人にとって、
もっとも意味のある内容になるように設計しています。
あなたが今いる場所が、ど真ん中でなくてもかまいません。
少しでも近いと感じたなら、
このまま読み進めてみてください。
第一章 評価とは何かを先に分解しておく
評価されない苦しさは、
見えないものに殴られているような感覚に似ています。
何が悪かったのか
どこを直せばいいのか
だれもはっきりとは教えてくれない。
そのまま一年が終わると、
自分のどこがダメなのか
分からないまま自尊心だけが削れていきます。
ここで一度、
評価というものを
人間の視点から分解してみます。
1-1 評価は三つのレイヤーで決まっている
多くの人は、評価を成績のように捉えています。
売上の数字
処理した件数
資格やスキル
こうしたものが高ければ評価され、
低ければ評価されない、というイメージです。
しかし現実の職場では、
評価は次の三つのレイヤーの合成で決まります。
一つ目は成果です。
これは分かりやすい部分です。
数字やアウトプットとして見える成果。
二つ目は信頼です。
この人に任せた仕事は
期限までに、一定以上の品質で返ってくるだろうか。
困ったとき、相談しても大丈夫だろうか。
相手の頭の中にある
安心感の残高のようなものです。
三つ目は負荷感です。
この人にこれ以上仕事を振ると
壊れてしまいそうではないか。
話しかけたときに
いつも疲れ切った表情をしていないか。
相手側の中で
無意識に行われている
ブレーキ判断の部分です。
評価されない人は、
一つ目の成果だけを上げれば
評価も上がると信じてしまいがちです。
けれど、
成果があるのに評価されない人は、たいてい
信頼か負荷感
のどちらか、もしくは両方で
マイナスを背負っています。
逆に
成果はそこまで派手ではないのに
なぜか評価される人は
信頼と負荷感の二つで
強くプラスを取っています。
このノートで扱う七つの行動は、
主にこの
信頼の積み上げ
負荷感のコントロール
の二つに大きく関わっています。
1-2 評価されない人がはまりやすい三つの勘違い
評価の構造が見えないまま頑張ると、
人は次の三つの勘違いに流れ込みやすくなります。
一つ目は、量を増やせば評価されるという勘違いです。
たくさん残業をする
誰よりも早く来て遅くまでいる
仕事をたくさん抱える
これらは一見、
努力や責任感の証のように見えます。
けれど、
成果と信頼と負荷感の三つで評価が決まると考えると、
ひたすら量を増やすことは
成果が微増
信頼が微増
負荷感が大幅マイナス
という状態を招きやすくなります。
二つ目は、自分を下げれば嫌われないという勘違いです。
私なんてまだまだで
全然できていないので
この種の自己否定は、
確かにその場の空気を和らげることがあります。
しかし評価の観点から見ると、
本人が自分を信じていない
責任を持つつもりがない
と取られてしまうリスクも高いのです。
三つ目は、
評価そのものが運だという勘違いです。
たまたま上司と合わなかった
たまたま部署が悪かった
たまたまタイミングが悪かった
運や環境の要素がゼロだとは言いません。
ただ、全てを運にしてしまうと、
自分の行動を調整する余地がなくなります。
ここでの立ち位置はこうです。
環境要因はたしかにある。
理不尽なことも起きる。
それでも、
自分の行動とコミュニケーションのパターンを
少しずつ整えることで、
取り返せる評価も確実に存在する。
このスタンスを、一度受け取ってもらえたら
次の章に進む準備は整っています。
1-3 なぜ七つの行動に絞るのか
評価に影響する行動は、
細かく数えればいくらでも挙げられます。
しかし、あれもこれも変えようとすると、
人は途中で燃え尽きます。
このノートでは、
現場でよく見かけるパターンの中から
・影響力が大きい
・比較的見つけやすい
・書き換えやすい
という条件で、七つの行動に絞りました。
逆に言えば、
この七つを理解し、
自分の生活の中で観察し、
90日かけて少しずつ修正していけば、
評価の手応えが変わり始める人は
十分に出てきます。
次の章では、
その七つの行動について
あなた自身がどれくらい当てはまっているのか
を、セルフチェックしていきます。
まだ何も直さなくてかまいません。
まずは、今の自分の位置を知るところから始めましょう。
第二章 七つの行動セルフチェック
ここからは、
あなた自身に手を動かしてもらうパートです。
用意してほしいのは、
紙のノートかメモアプリだけ。
各項目を読みながら、
自分の日常の場面を思い浮かべて
当てはまるかどうかをざっくり評価してみてください。
完全に正確である必要はありません。
大事なのは、
自分はこういう癖を持っているかもしれない
と一度認識することです。
2-1 チェックの付け方
各項目について、
次の三段階で印をつけてみてください。
よくある
たまにある
ほとんどない
ノートに三つの記号を決めておくと楽です。
例えば
よくある 丸
たまにある 三角
ほとんどない 横線
など。
それでは、七つの行動に対応する
セルフチェックを並べていきます。
2-2 【行動1】 結論を最後まで隠してしまう系
次の中で、思い当たるものはいくつありますか。
・報告をするとき、背景説明から入る癖がある
・資料の一枚目に、結論ではなく経緯を書いてしまう
・自分なりには丁寧に説明したはずなのに
結局どうしたいのか分からないと言われたことがある
・メールの本文が長くなりがちで、自分でも途中で迷子になる
・人に相談するとき、何を決めたいのか伝える前に話し始めてしまう
それぞれに、丸、三角、横線のどれかを付けてみてください。
丸が二つ以上あるなら
行動1の傾向は強め。
三角が多いなら
場面によって顔を出す状態。
横線ばかりなら
ここはあまり心配しなくて大丈夫です。
2-3 【行動2】 頼まれていない荷物を勝手に背負う系
次の項目はどうでしょうか。
・会議で誰も引き受けない役割があると
沈黙が怖くて自分から手を挙げてしまう
・自分の仕事がいっぱいでも
頼まれると断りづらい
・同僚のトラブルに、気づくと首を突っ込んでいる
・期限が曖昧な仕事を、そのまま自分の中で抱え込んでしまう
・人から頼られなくなるのが怖いと感じることがある
ここでも、丸、三角、横線で印をつけてください。
丸が多い場合は、
責任感が強い反面、
評価の面では損をしている可能性があります。
2-4 【行動3】 沈黙を安全地帯だと思ってしまう系
会議や打ち合わせでの自分を思い出してみてください。
・意見を求められても、まとまっていないときは黙ってしまう
・他の人の意見を聞いているうちに、話すタイミングを逃しがち
・反対意見を持っていても
波風を立てたくなくて飲み込むことが多い
・議論の後で、あのときこう言えばよかったと
一人で反省してしまう
・自分の発言が場を止めてしまうのではないかと不安になる
どうでしょうか。
丸が多い人は、
沈黙と安心を同じものとして扱っているかもしれません。
2-5 【行動4】 自分の時間を安売りしてしまう系
スケジュールや残業の感覚を振り返ってみます。
・予定を組むとき、つい
そちらの都合に合わせますと言ってしまう
・自分の作業時間を確保する前に
他人の依頼で埋めてしまう
・本当はきついのに
忙しいアピールをするのが苦手で
何となく引き受けてしまう
・休日も、仕事の連絡が来るとすぐ返してしまう
・自分の時間を守れていない感覚があるのに
うまく言葉にできない
ここも同じようにチェックしてみてください。
2-6 【行動5】 自己否定をそのまま口にしてしまう系
会話の中の自分の口癖を思い出します。
・私なんてまだまだで、が最初に出てきやすい
・すみませんが口癖になっている
・冗談混じりに自分を下げて笑いを取ることが多い
・褒められても、素直に受け取れずすぐ否定してしまう
・自分が前に出ると、周りの人に申し訳なさを感じる
丸が多い人ほど、
自分を守るための自己否定が、
評価の面では逆効果になっている可能性があります。
2-7 【行動6】 疲れた表情を垂れ流してしまう系
鏡を見る時間を、最近どれくらい取っているでしょうか。
・朝の出勤前、表情を確認する習慣がほとんどない
・疲れると、無意識にため息が増える
・話しかけられたとき、顔を上げる余裕がないことが多い
・自分では普通のつもりなのに
元気ないねと言われることがある
・仕事が立て込むと、顔色が一気に悪くなる自覚がある
ここも印を付けてみてください。
2-8 【行動7】 評価軸を知らないまま一年を終えてしまう系
最後は、評価のルールに関するセルフチェックです。
・今の職場で、何が評価されるのかを
紙に書き出したことがない
・評価面談では、基本的に上司の話を聞くだけで終わる
・自分の強みや貢献ポイントを
上司に言語化して伝えた経験がほとんどない
・今年の評価がどう決まったのか
具体的な基準を教えてもらっていない
・評価に納得していないのに
不満を伝えるのが怖くて黙ってしまったことがある
丸が多ければ多いほど、
行動以前に、
評価というゲームのルール自体が
自分の中で曖昧になっている可能性が高いです。
2-9 チェック結果のざっくりした読み方
すべての項目に丸や三角をつけ終わったら、
軽く全体を眺めてみてください。
・丸が特に多い行動
・三角がやや多い行動
・ほとんど印がつかなかった行動
この三つに分けるだけでかまいません。
丸が多い行動は、
このノートの中で
優先的に扱っていくべきテーマです。
三角が多い行動は
場面によって顔を出すので、
90日リセット計画の中で
徐々に整えていく対象になります。
横線が多い行動は
今の時点では
あまり気にしなくて大丈夫です。
人によっては、
七つすべてに丸が付いたかもしれません。
その場合でも、大丈夫です。
これは、あなたがダメな人だという証拠ではなく、
今まで評価や行動の構造について
きちんと教わる機会がなかっただけ
というサインです。
このnoteは、
その空白を埋めるためのものです。
ここから先は、7つの行動それぞれについて
・なぜその行動をやめられないのか
・上司や同僚からどう見えているのか
・今日から変えるために、何をどの順番で変えればいいのか
を1つずつ分解していきます。
さらに後半では
・3人分のケーススタディ
・90日リセット計画
・日次ログと週次レビューのシート
まで具体的に落としていきます。
自分のどの行動から手を付ければいいかが見えた人は、 ここから先を、ゆっくり読み進めてみてください。
ここから先は

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