虫嫌いの私が、カマキリの餌を探して草むらを走っていた話|40代子育て
こんにちは、Rんるんです😊。
お読み下さりありがとうございます。
今回は、「虫?ムリムリムリ!」だった私が、
気づけばカマキリの餌を探して草むらを走っていた話です。
(正確に言うと、走りたいとは思っているが、歩きまわっている40代の話です。笑)
4年前、義母の畑を借りて自然農を始めました。
…が、私は筋金入りの虫嫌い。
アリ一匹、足に上って来ようものなら、全身全霊で払いとばす。
ダンゴムシなんて団子にしたいと思わないし、カタツムリとナメクジの違いなんて知りたくもない。
小さい虫も、無理無理無理〜!
唯一、倒せるのは「蚊」…以上!といった感じ(笑)
そんな私が、虫だらけの畑に立つようになったのです。
当然、虫嫌いはすぐには治りませんでした。
ところが、そんな私に転機が訪れるのです。
転機は、昆虫男子の息子
きっかけは、長男(現在小4)の虫好き。
息子が昆虫男子になったのは、小学1年生の頃だったでしょうか。
特にカマキリが大好きで、今や、我が家の玄関には、6匹の「カマキリ」と「カブトムシ」たちが暮らす“虫かごタワマン”が建設済み。
春になると卵から赤ちゃんカマキリが大量に孵化します。
指先に乗るほど小さく、透き通る黄緑色。
(来年は写真に収めたい。)
軽すぎて「乗ってる?」っとなるレベルで、これまた、とんでもなく可愛いのです!
ぜひ、たくさんの子供たち育ててみて欲しいと思います。
(幼稚園にあげると子供たちは興味深々。ただし、先生方は、エサ探しに翻弄されることになるのですが(笑)。赤ちゃんの時はアブラムシ→コバエ→小さな虫たち→バッタへと、エサのサイズも大きくなっていきます。カマキリの脱皮回数は、オス6回、メス8回が一般的。どんどん大きくなります。)
【我が家のカマキリたち】
● オオカマキリのご夫婦

一昨日、息子が「メロン」と名付けたオオカマキリのメスが産卵しました。今回で3回目の産卵です。
前の2回は無精卵だったようですが、今回は息子がメロンとオスを交尾させることに成功し、有精卵が誕生しました。
(色と形で、有精卵か無精卵かがわかるそうです。さすが昆虫男子。)
交尾後、すぐにオスを引き離さないと、メスにぱくぱく食べられてしまうので、今回は無事に生き延びた旦那さんでした。
来年のカマキリベビーちゃんたちが楽しみです。
●↓ムネアカハラビロカマキリ(外来種)も産卵しました。

●↓国産ハラビロカマキリも、卵を確保済み。

我が家の虫かごタワマンは、ますますにぎやかになってきました。
ということで、今では、手乗りカマキリを溺愛するほど、母と虫たちとの関係は良好です。
虫たちとの距離が縮まった最初のキッカケ
最初のキッカケが、「カマ太郎」と名付けられたカマキリの223日間の生涯を追ったYouTube動画です。↓
獲物を捕らえて大きく成長する姿、何度も産卵する姿、最期まで懸命に生きようとする姿が胸を打ち、息を引き取る場面では、息子は泣いていました。
虫好きの方、そしてこれから好きになりそうな方へ。長めの動画ですが、きっと心に残ると思います。
それ以来、昆虫系YouTuber「むし岡だいきさん」の動画を中心に、たくさんの昆虫動画を一緒に見るように。
地球上に存在する生命の神秘、様々な形や色をした美しい昆虫たち。
共存や命の循環を知るうちに、アリ一匹も一生懸命生きているんだな〜と感じるようになりました。
そして、自然農を続ける中で、害虫だけでなく益虫の存在も知り、虫たちを愛おしく思えるようになったのです。
畑を這う クモ にも「頑張ってるね」と声をかけ、部屋で見つけたらそっと外へ逃がすようになりました。
イモムシでさえ、蛹から蝶へと変貌するあの神秘的な姿を思うと、捕殺できません。
(見つけたら畑の端っこにポイッ、ですが。笑)
今のところ、素手で虫を捕まえたりというところまではいきませんが、義母にも驚かれるほど虫嫌いを克服できました。
YouTubeばかり見てはダメ、と言いがちですが、こういうコンテンツはたいへん勉強になると思いました。これも、息子のおかげです。
今では、息子と一緒に虫取り網を持って、カマキリの餌になるバッタを探しに畑や川の土手を走り(歩き)回っています。
もう、この時期になるとバッタ探しも大変なので、カマキリ+餌となるコオロギも飼育中。

今日、息子が虫かごケースの中のコオロギに向かって、
「逃げるな卑怯者!!」と
あの煉獄さんの切ない名シーン──炭治郎の魂のセリフを吐き捨てながら、
虫かごの中で、手でコオロギを追いかけていました。
母「おい、息子よ。
こちらにおられるコオロギさんは、一度たりとも逃げたことがないのだよ。
人間の手によってふ化し、
生まれた時から「餌になる」という運命を──
(受け入れたかどうかは分かりませんが)──
静かに背負い、ここまで大きく育った**強者(つわもの)**なのだよ。
逃げず(たまに脱走する…)、騒がず(颯爽と虫かご内を駆け回る…)、ただ黙して虫かごの中に佇む(秋はよく鳴いていた…)、
誇り高き“お餌さん”なのでございますよ。
だから、どうか──
そんなことを言わないでおくれ…。」
と、優しく語りかける私に、
「……うん、そうだね」と妙に納得している息子。
そして最後に、
「だから脱走だけは、ほんとにやめてね!!!!」
と、強く懇願する、虫嫌いを克服した母なのでした。
【おまけ】
秋になると、ひっつき虫が服についてくることはありませんか?
荒地盗人萩(アレチヌスビトハギ)という雑草です。
ぬすびと…とな(笑)
たくさんついてしまった時には、ウエットティッシュでなでてあげると、よく取れるそうですよ。
やってみました↓ けっこうよく取れますが…

この虫取り網は、ひっつき虫がつきすぎて、網同士が引っかかり、小さな穴だらけになってしまいました。
こうなってしまっては、もうお手上げです。
洋服についたひっつき虫くらいなら手軽に取れそうですね。
ボロボロになった虫取り網は、家にある古くなった大きな洗濯ネットを付け替えて、リメイクしてあげましょう(笑)。
網の部分が大きくなっておすすめです。
さいごに
虫に対する恐れは、知ることで愛しさに変わりました。
それは、息子と虫たちが教えてくれた、命の物語でした。
長文最後までお読みくださり、ありがとうございました。
もし何か感じることがあれば、「好き」やコメントでそっと教えていただけたら嬉しいです。
今日の記録が、どこかで誰かの優しい余白になりますように。
