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うちの夫、小2メンタル♡

──  日曜夫婦劇場のお時間です。【マガジン配信中です♪👇】


ガタガタガタガタ

こわい、こわい……。
思い出しただけでパソコンを打つ指が震える。

あれは本当に……怖かった。


43歳。昭和顔。
商店街の魚屋にいそうな、うちの夫。

夫「めっちゃ怖い、怖い怖い怖い!
 見てるだけで怖い。
 あ〜こわ、こわいこわい、
 見てるだけで怖い!」

騒がしい夫を横目に、
私はというと、

家族のご飯の世話を終え、
嵐が過ぎ去ったあとのダイニングで、

ひとり白飯に焼きサバをつつきながら、
自分のスマホでYouTubeを眺めていた。

もちろん、魚屋にいそうな夫は
魚が食べられない。

今日の焼きサバは、
私だけの静かなご褒美メニューだ。


なんか言ってるな…。


夫「めっちゃ怖い怖い怖い!
    やばいこわい!……」



まだ言ってるな…
 いつまで言ってるんだろう……。


夫「怖い怖い怖い、
    見てるだけで怖い!」



語彙力ないな〜、私に似て。

それにしても
「ねえ、ちょっとママ見て」
 とか言わないんだな……。




夫「こわいこわいこわい、
    やばいこわい!」




……いや、どう考えても
 “ 見てほしいアピール ”だよな。



そろそろツッコミ時だな——




私「ねえ、そんなに怖いアピールして、
  一緒に見てほしい女子アピール?」



夫「…え、




  そんなに俺のこと好きなの?」




私「………………。」




いったい何がそんなに怖いのかと、
そっとテレビの方へ視線を向けると、

洞窟探検で
“ 大人ひとりが通れるかどうか ”を
試すだけのバラエティ番組。


閉所恐怖症でもないのに、
   …なぜそんなに怖いのか?

私がいつまでも夫に反応しなかったことが怖かったのだろうか。

それなら素直に謝ろう。


だとしても、私はあなたの
“小2アピール”よりも、


「スキなんでしょ 」と前向きに変換できる
そのポジティブさのほうが、



    よっぽど怖い。


——その瞬間、
焼きサバをつついていた私の箸が、


カラン、と音を立てて落ちていった。



さあ、ぜひお聴きくださいませ👇


【Calling Me, Stirring Tea】

こわいこわいって Calling me
聞こえないふりで Stir my tea

ゆるやかに揺れる soft light
a plate of サバ が ひとりのご褒美
あなたはテレビの前で
「こわいこわい」と beat to beat

私は白いご飯をつつきながら
遠くで響く your tiny scream
バックグラウンド・ノイズみたいに
ただ 流していたの like a dream

ねえ、そんなに騒いで
ほんとは見てほしいんでしょう
小2みたいなアピールを
swingin’ swingin’ 繰り返すの

こわいこわいって Calling me
聞こえないふりで Stir my tea
でもね ほんとは知ってるの
あなたの声が my rhythm, my key


「そんなに俺のこと好きなの?」
その一言が suddenly hit
洞窟よりも狭い場所より
よっぽど心が tight a bit

あなたのポジティブは時々こわい
でも 嫌いじゃないのよ
箸が落ちたカランという音が
今日の空気に cymbal show

夫婦って 範疇外どうしの sessionね
怖いも 可愛いも 面倒くさいも
mixして今日も we play again

こわいこわいって Calling me
聞こえないふりで Stir my tea
でもね ほんとは知ってるの
あなたの声が my rhythm, my key


最後までお読み下さり、ありがとうございました。

もし何か感じることがありましたら、「スキ」や「コメント」でそっと教えていただけたら嬉しいです♪

今日の放送が、どこかで誰かの優しい余白になりますように。




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