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「こうして失われていく」美しい日本の言葉たち|〜「いただきます」に宿る力とは〜

先日、「一日三回の小さな革命〜「いただきます」が守る日本の未来〜」と言う記事を投稿させてもらいましたが、元々書いていた今回の記事を1000文字以内にまとめたものでした。
そして、やはり同じような事が起こっているというリアルなコメントを頂きましたので、より多くの人に言葉の大切さを知ってほしいという思いを込めてこの記事を投稿させてもらいます。


衝撃の話を聞いてしまいました


先日、友人から耳を疑うような話を聞きました。

その友人の小学生のお孫さんのクラスに、給食の時間に「いただきます」「ごちそうさまでした」を一切言わない生徒がいるというのです。

「まあ、そういう子もたまにいるよね」

と最初は思ったのですが、その理由を聞いて驚愕しました。

その子のお母さんが「給食費を払っているから言わなくていい」と教えているというのです。

つまり、「家での食事は料理を作ってくれた人への感謝だから『いただきます』を言うけれど、お金を払って食べる外食や給食では言わなくていい」という考え方なんですね。

これを聞いた時、私は本当に残念な気持ちになりました。

こうして美しい日本の言葉たちが1つ、また1つと忘れ去られていくんです。

若い世代の人にもこの素晴らしい日本の言葉の文化を知り、大切にしてほしいという思いを込めてこの記事を書きました。

今日は「いただきます」を例にとって言葉の大切さを一緒に考えてみませんか?

「いただきます」って、本当はどんな意味?


実は「いただきます」は、単なる食事開始の合図ではありません。この短い言葉には、私たち日本人が大切にしてきた深い思いが込められているんです。

まず一番大切なのは、「命をいただくことへの感謝」です。

「いただきます」は元々「命を頂戴します」という言葉が略されたもの。野菜も、お肉も、お魚も、すべて命あるものでした。その命をいただいて私たちは生きている。だから「ありがとう」という気持ちを込めて手を合わせるんです。

そして、料理を作ってくれた人、食材を育ててくれた農家の方々への感謝も含まれています。給食だって、調理師さんが愛情込めて作ってくださったものですよね。

でも、それだけではないんです。

昔から日本には「言霊信仰(ことだましんこう)」という考え方があります。これは、言葉には不思議な力が宿っていて、声に出すことでその力が現実になるという信仰です。

「いただきます」と感謝の言葉を声に出すことで、食材の生命力を自分の体により良い形で取り込めると考えられていました。

また、これからも食に困らないように、食中毒にならないようにという願いも込められていたんです。


海外では「いただきます」はないの?


「でも、海外の人たちはどうなの?」と思いませんか?

実は、欧米には日本の「いただきます」にピッタリ当てはまる言葉はありません。文化的背景が全く違うからです。

キリスト教の家庭では食前の祈り(Grace)を捧げることがありますが、これは神様への感謝が中心。

フランス語の「Bon appétit!(ボナペティ)」は「良い食事を!」という意味で、英語の「Let's eat!」は食事開始の合図です。

つまり、「命をいただく」という深い概念を込めた「いただきます」は、仏教や神道の思想、そして食べ物を大切にする農耕文化に根ざした、日本独自の素晴らしい文化なんです。


言葉の力を信じてみませんか?


現代の私たちは、宗教的な意味合いを深く考えることは少なくなりました。でも、「いただきます」を言うことで、食事に対する感謝の気持ちを思い出すことができます。

忙しい毎日の中で、つい「食べること」が当たり前になってしまいがちですが、一日三回の「いただきます」で、私たちは自分自身を見つめ直すきっかけを得ているのかもしれません。

コンビニ弁当を食べる時も、外食の時も、「いただきます」と小さく呟いてみてください。きっと、いつもと少し違った気持ちで食事を楽しめるはずです。

また、例えば、ラーメン屋さんのカウンターで隣に座っている知らない人が1人で誰も知り合いがいなさそうなのに小さな声で「いただきます」と手を合わせているのを見たりすると、「この人、たぶんいい人なんだろうな」なんて、ほっこりした気持ちになり、勝手に好印象を持ってしまいます。

こう感じるのは私だけではないと思います。良い言葉は周りの人にも良い影響を与えることができます。そしてそれは巡り巡って自分に帰ってくるのです。

次の世代に繋げたい、美しい日本の心


私たちが何気なく使っている「いただきます」「ごちそうさまでした」という言葉。これらは先人たちが大切に育んできた、言葉に込められた思いやりと感謝の心の表れです。

「お金を払ったから感謝はいらない」、ではなく、「命をいただくから感謝する。」「作ってくれた人がいるから感謝する。」

そんな当たり前のようで深い気持ちを、私たちは子どもたちに伝えていく責任があるのではないでしょうか。

言葉を大切にする素晴らしい日本の文化を、若い世代にも繋いでいきたい。


そう強く思います。

あなたも今日から、「いただきます」に込められた本当の意味を思い出しながら、食事の時間を大切にしてみませんか?

きっと、毎日がもっと豊かになるはずです。


今回の記事はいかがだったでしょうか?
子供たちにもぜひ「礼儀だから」「ルールだから」と教えるのではなく、「いただきます」の持つ本当の意味を教えてあげてください。

こうした小さな1つ1つの積み重ねによって心の豊かな子供に育つと私は信じています。

この記事が心に響いたら、ぜひ「スキ」を押してください。そして、日本の美しい文化について一緒に考えていきましょう。フォローもお待ちしています!


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