会話を「いや、でも」から始める男は、賢く見せたつもりで「話しにくい人」になっている

正直に言うけど、相手が何か言うたびに「いや、でも」「いやいや」「それは違くて」から入る男、デートで地味にきつい。


本人は「ちゃんと自分の意見を言ってる」「議論できる男に見られたい」なんだろうね。でもこれ、女からすると会話そのものがしんどくなる癖なんだよね。


理由は、否定から入られると「この人には何を言っても返される」と感じるから。


賢さじゃなくて、話しにくさが伝わる。


「いや、でも」から返されたとき、女の頭で何が起きているか


私の友人A子(外資金融・30歳)が、デートで一番疲れたと言ってた男のパターンがこれ。


A子が「最近この映画よかったよ」と言うと、相手は「いや、でもあれって評価分かれるよね」。「この店おいしいね」と言えば「いやいや、もっといい店あるよ」。


A子の頭の中はこう。


「私の言ったこと、毎回まず否定されてる……」

「なんか、ジャッジされてる感じ。話したくなくなってきた」


つまり女が感じるのは「意見の中身」じゃなくて、「まず受け止めてもらえない」という体感。


会話って、キャッチボールなんだよね。相手が投げたボールを、まず受け取ってから返す。それを「いや」で打ち返し続けると、相手はボールを投げるのが怖くなる。で、口数が減って、場が冷える。


自分を賢く見せようとした一言が、相手の口を閉じさせてる。


これが当てはまったら、話しにくい人になってる


- 相手の発言に「いや」「でも」「いやいや」から返すことが多い

- 相手の好きなものに、つい「それより〜」と上書きする

- 知識でマウントを取りがち(「それ実は〜なんだよ」)

- 共感より先に、訂正・反論が口から出る


このうち1つでも心当たりがあるなら、相手は「話しにくい」を感じてる可能性が高い。


なんで「まず受け止める」が効くのか


否定から入る男って、たいてい「黙ってると意見がない人に見える」という不安がある。だから何か返さなきゃ、と反論を探す。でも、その焦りが「否定」として出てしまう。


逆に、相手が何か言ったら、まず「いいね」「わかる」「それ気になる」で受け止めてから、自分の話を足す男。これは一緒にいて楽だし、「この人といると話しやすい」になる。意見を言うのは、受け止めたあとでいいんだよね。


やることはシンプル。相手の言葉に、まず「いいね」か「わかる」で一回受ける。反論したいことも、いったん受けてから「私はこう思う」と足す。「いや」を「たしかに」に変えるだけで、会話の温度が全然違う。


会話の運び方そのものを磨きたいなら、言葉の選び方を一流・二流で分けて教えてくれる本を1冊持っておくといい。


私の周りで、悪気はないのに「なんか話しづらい」と言われがちだった男友達が、読んで変わったのがこれ。



「否定から入る人」と「まず受ける人」で、相手の心の開き方がどう違うか、を具体例で見せてくれる。読んでから「いや、でも」が口から減って、会話が続くようになったって言ってた。


それが、次の会話にどう出るか


まず受け止めてくれる男といると、女は「もっと話したい」を感じる。これは会話が自然に長く続くこと、そして次のデートへの前向きさに出る。話しやすい相手とは、また会いたくなるから。


逆に、否定から入る男は、その場では議論になっても、相手の中に「疲れた」が残る。会話が成立してても、心は閉じていく。「話は合うのに、なぜか続かなかった」の正体が、これだったりする。


意見を持つのは大事。でも、それを「いや」で出すか「たしかに、私はこう思う」で出すかで、相手の受け取り方は正反対になるんだよね。


賢く見せたいなら、まず相手の話を受け止められる余裕を見せる方が、ずっと効くよ。


— 椎名ゆず


次に読むなら


自分の意見を、相手を否定せずに伝える技術を身につけたいなら、自己表現の入門書がある。



「自分も相手も大切にする伝え方」を具体的に教えてくれる。我慢して黙るのでも、否定で押すのでもない、第三の伝え方がわかる一冊。


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