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「ベンチマークに勝つファンドは?」は、無意味かつ時間の無駄

株式に投資するからには、少しでも良いリターンが欲しい。インデックスを上回るパフォーマンスのファンドは無いか、探すヒントって?

気持ちはわかります。しかし、未来のことを予想することは不可能です。

2月のセレッソ大阪とFC東京の試合、どちらが勝つか、絶対に当てる方法を知りませんか?という問いを立てる人はまず見かけません。

でも、どういうわけか、資産運用になると「勝ち続けるファンドってありますか?」という問いをSNSに投げる人をちょくちょく見かけます。

期間の取り方次第ですが、常に勝つファンドなんて無い、存在しない。そう考えるのが妥当でしょう。

ベンチマークに勝ちたい、上回るリターンが欲しい。この動機からアクティブファンドを探すことも無意味。時間の無駄。

僕はこう考えています。

僕自身、2017年1月以降、アクティブファンドと個別株式のみを追加取得しています。インデックスファンドは保有していますが、早く処分したい、ポートフォリオをインデックスフリーにしたい、そう考えています。

株価指数、ベンチマークに勝った、負けた。

どうでもいいです、興味ありません。

ベンチマークに連動する「負けない」リターンも求めません、要りません。

リターン云々の前に、ちゃんとした「投資」がしたいのです。


ちゃんとした「投資」

株式投資における唯一絶対の策は、企業のオーナーとして、その企業の長期的成長の果実をシェアすることと心得、じっくり、そしてしっかりと優秀な経営者、企業を見つけて、その企業に長期投資することである。

暴落を買え!~年収300万円から始める資本家入門 著・阿部修平さん

投資とは「インデックスを上回る」ことや他の市場参加者に勝つことを目指すものではなく、社会が必要とする製品やサービスを生 み出す新たな優れた方法を追求するための技術的及び 文化的な進歩から利益を得ることです。

https://www.bailliegifford.com/jp/japan/professional-investor/insights/ic-document/translations-japanese-actual-esg-japanese-ins-ar-0808/?p=11535

私たちは〝投資とは未来を信じる力″と考えています。企業への投資、地域や人への投資、あるいは社会起業家などへの寄付も〝未来を信じる力”ただ未来には、ちょっぴり不安を感じることもあることでしょう。一人ひとりの力も微力で小さいものです。だからこそ、一人ひとりの未来を信じる力を合わせて、一緒に育んでいくことで、次の時代を切り拓いていけるはず。
私たちは、未来を信じる力を育む場や機会を提供していきたいと考えています。

https://www.commons30.jp/company/

投資をして本当に素晴らしい企業のオーナーになれば、長期的にはその企業が成長して得られる利益を株主として享受できる。株主も一緒にハッピーになれるのです。

https://media.monex.co.jp/articles/-/23091

投資は“まごころ”であり、金融は“まごころの循環”である
“まごころ”とは、ほんものの価値や豊かさを創造する会社を見極め、永きにわたって支えようとする想いです。
投資とは、ほんものの価値や豊かさを未来へ蓄えていくことであり、“まごころ”が大切であると考えます。
金融の役割は、お金の循環を創ることです。お金が“まごころ”によってつながれば、社会は豊かになり、よりよい投資の果実が得られると考えます。

https://www.kamakuraim.jp/concept-yui2101

僕の資本を託している投資会社の皆さんのコメントを集めてみました。

ちゃんとした「投資」は、ベンチマーク、市場平均に勝つか負けるか、そういうものじゃありません。

未来を創る、新しい価値を実現する会社の事業に参加すること。これが「投資」です。

ベンチマークとの優劣、この概念が元凶

上記のベイリー・ギフォードさんの言葉を繰り返します。

投資とは「インデックスを上回る」ことや他の市場参加者に勝つことを目指すものではなく

他のレポートで、こうも説明されています。

CAPMは、投資リターンを人工的にアルファ値(特定の証券に固有のリターンの要素)及びベータ値(投資収益率の 市場平均に対する感応度)に分割し、 それにより、投資判断を行わずに(又 はその知識も持たずに)投資家が、効率的に市場リターンを享受できるという考えを生み出しました。従って、市場ベータが株式ポートフォリオの出発点となり、それを「アウトパフォーム」することがアクティブ運用業界が 持つ付加価値になったのです。

ベンチマークとの優劣、勝ち負け。ある意味、大変分かりやすい概念を世に送り出したのがCAPMです。

よくよく考えてみると、CAPMは過去の結果、事実を基にしているはずですし、未来をどうするか、という「投資」にはほとんど役に立たないと思うのです。最初のセレッソ大阪とFC東京の話に戻ると、CAPMって過去の対戦成績みたいなものです。これまで数試合負けていたって、勝つこともあるし、また負けることもある。

勝った、負けた。はどうでもいいのはもちろん、勝つファンドって?という問いが無意味なのです。

アクティブファンドを選ぶ理由

アクティブファンドを僕が選ぶ理由。それは「投資家の思考法」を磨くためです。ベンチマークとの優劣には関心がありません。

ですから、アクティブファンド選びの基準は、そのファンドを保有することで「投資家の思考法」を磨けるかどうか、それがイメージできるか、です。

その辺りについては、以下の記事で詳しく書きましたので覗いてみてください。

最後にもう一度繰り返しておきます。

ベンチマークに勝ちたい、上回るリターンが欲しい。

この動機からアクティブファンドを探すのは無意味。時間の無駄。

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