映画「ロングウォーク」
スティーブン・キング原作の「ロングウォーク」を観てきた。
お話は…近未来のアメリカ。国をあげて開催される競技"ロングウォーク”。ひたすらに歩き続けるだけで破格の賞金と願いを1つ叶える権利を得られる競技に50人の若者が挑戦する。最後の一人になるまで不眠不休で歩き続けること。3回警告を受けると銃殺という地獄のルールだったあらさぁ大変ってな話。
ただただどこまでも歩くだけの話だが、止まって休むことも眠ることも許されず排泄も歩きながら…(歩きウンコを初めてみたよ)歩く速さも時速4.8kmを下回っちゃいけない。人間版“スピード”かよ!もう地獄のようなルール。
そこには派手なアクションなんか無く「歩き続ける」という単純な行為だけでここまで緊張感を生み出せるのがすごい。時間が経つにつれ、肉体も精神も少しずつ削られていく過程がリアルに描かれ、観客も参加者と同じような疲労感や焦燥感を味わうことになる。
お互いライバル同士なのに励まし合ったり衝突したりする若者たち。勝者は1人しか生き残れないという残酷なルールだからこそ彼らの友情や会話がより切なく訴えかけてくる。
人間の尊厳や友情、生きる意味を描いたスティーブン・キングらしい傑作サバイバルスリラーでした。
マーク・ハミルがあの役だったとは驚きです。
(2026.07.09 劇場にて鑑賞)
