NBAオフシーズン2026 トレード・契約まとめ
毎年多くの動きのあるNBAのオフシーズンですが、2026年は大型トレードが毎日のように発生するシーズンとなっています。
そして例年だと7月1日のFA市場解禁に合わせてたくさん動くのが、今のCBA(労使協定)ではNBAファイナル終了直後から制限付きFAは自チームとの交渉が可能となったため、ファイナルが終わってからすぐにずっと契約関連のニュースや、トレードの報道が続いています。
ここではトレードとFA契約に分けて、オフシーズンにあった動きをまとめていきます(漏れがあったらすみません)。
最終更新:2026年8月20日 9時19分
↔️ トレード
・サイン&トレードでキャバリアーズがペイトン・ワトソンを獲得
⚔️ キャバリアーズ獲得:
ペイトン・ワトソン(DEN/S&T)
キャム・ウィットモア(WAS)
🚢 クリッパーズ獲得:
マックス・ストゥルース(CLE)
⚒️ ナゲッツ獲得:
2031年1巡目指名権(CLE|プロテクトなし)
2032年2巡目指名権(SAC経由)
2027年2巡目指名権(PHI経由)
ジュリアン・リース(WAS)
イスマエル・カマガテの交渉権り(LAC)
🧙 ウィザーズ獲得:
トレイ・マン(CLE)
2027年2巡目指名権(CLE/LAC経由)
注視されていたナゲッツのペイトン・ワトソンの去就ですが、キャバリアーズがサイン&トレードで獲得しました。契約は4年$88M、プレイヤーオプション付きとなるそうです。追い報道でウィザーズも絡んでるとのこと。ナゲッツに送られたリースはそのままウェイブされるようです。
・キャバリアーズがデニス・シュルーダーをホーネッツにトレード
🐝 ホーネッツ獲得:
デニス・シュルーダー
金銭
⚔️ キャバリアーズ獲得:
トレイ・マン
キャリア9回目のトレードで12チーム目に所属することとなるシュルーダー。残サラリーが2年$30Mと大きいが、このオフにサラリーをだいぶ整理したホーネッツはある程度そこを吸収することができる。ラメロ・ボールがいなくなる手薄になったガードポジションの補強にもなる。
キャバリアーズはサラリー総額を少しでも下げて、想定されているジェームズ・ハーデンの契約と、ペイトン・ワトソンあたりをまだ狙う場合の空きを作っておきたかったのでしょう。指名権を放出せずに済んだのは良かった。
・76ersがジョナイ・ブルームをクリッパーズにトレード
🚢 クリッパーズ:
ジョナイ・ブルーム
2027年2巡目指名権
🔔 76ers獲得:
金銭
76ersはレブロン・ジェームズとKCPの獲得に合わせてジョナイ・ブルームを放出。ロスター枠を空けるのと、エプロンを下回るための金銭的な動き。
・ルーゲンツ・ドートが三角トレードでホークスへ
🦅 ホークス獲得:
ルーゲンツ・ドート(OKC)
ライアン・ネムハード(DAL)
🐴 マーベリックス獲得:
ザカリー・リザシェイ(ATL)
⚡️ サンダー獲得:
2027年2巡目指名権(DAL/CHI経由)
2031年2巡目指名権(ATL)
2032年2巡目指名権(ATL)
サラリーを空ける必要のあったサンダーはこのオフでアイザイア・ジョーとアーロン・ウィギンズに加えてドートをトレードで放出。合計7つの2巡目指名権を確保しました。元全体1位指名のリザシェイはマーベリックスで心機一転できるといいですね。ホークスはドート、ダニエルズ、ニキールが揃ってディフェンスすごそう。
・6チーム間トレードの選手の動きまとめ
🐴 マーベリックス獲得:
サンティ・アルダマ(MEM)
マーカス・サッサー(DET)
タリーク・ビベロビッチの交渉権利(MEM)
🦌 バックス獲得:
キャリス・ルバート(DET)
🚗 ピストンズ獲得:
ジョン・コリンズ(LAC)
トーリアン・プリンス(MIL)
ギャリー・ハリス(MIL)
🧙 ウィザーズ獲得:
クリス・ミドルトン(DAL)
🐻 グリズリーズ獲得:
AJ・ジョンソン(DAL)
アイザイア・スチュワート(DET)
ディアンジェロ・ラッセル(WAS)
🚢 クリッパーズ獲得:
選手獲得はなし(ジョン・コリンズで$16MのTPE)
とりあえず選手の移動はこんな感じで以前封じられたものがまとまっています。ここに指名権や金銭が加わります。
・サイン&トレードでクリス・ミドルトンがウィザーズに復帰
🧙 ウィザーズ獲得:
クリス・ミドルトン
🐻 グリズリーズ獲得:
ディアンジェロ・ラッセル
2巡目指名権交換権利
昨季途中にウィザーズからマーベリックスにトレードされてたミドルトンですが、どうやらサイン&トレードでウィザーズに戻るようです。その見返りがなぜマーベリックスではなくグリズリーズなのかというと、直前の報じられていたピストンズとバックスのトレードや、過去に報じられていたジョン・コリンズのトレードなど、全てを合わせた巨大な6チーム間トレードになるようです。
・ピストンズがキャリス・ルバートをバックスにトレード
🦌 バックス獲得:
キャリス・ルバート
2巡目指名権×2
🚗 ピストンズ獲得:
トーリアン・プリンス
ギャリー・ハリス
3選手とも契約最終年で、バックスは2巡目指名権を補充。ルバートは毎試合どのバージョンが出てくるかわからないような選手ではあるものの、当たり日の活躍は凄まじい。ピストンズは全体的にこのオフの動きがインパクト薄いので、まだ何かここから秘めているのかもしれません。
・レイカーズがディアンドレ・エイトンをウィザーズにトレード
🧙 ウィザーズ獲得:
ディアンドレ・エイトン
💛 レイカーズ獲得:
ジェイデン・ハーディー
2031年2巡目指名権
2032年2巡目指名権
$8.1Mのプレイヤーオプションを行使していたエイトンを、ウォーカー・ケスラーの獲得に成功したレイカーズが放出。ケスラーの健康が重要になる。ハーディーは瞬間的得点力の高いガードで、残すならある程度の貢献は期待できるし、またトレードに絡めるのもありか。さらなるトレードの駒として2巡目指名権を2つ獲得できたのでレイカーズとしては大きい。
すでにアンソニー・デイビスとアレックス・サーがいて、AJ・ディバンサを指名しているウィザーズのフロントコートはだいぶ混み合うけど、サーはオフシーズンに手術していることもあって、エイトンはその保険にもなるのだと思います。
・ホーネッツがドリアン・フィニー・スミスをロケッツから獲得
🐝 ホーネッツ獲得:
ドリアン・フィニー・スミス
2027年2巡目指名権(MEM経由)
2028年2巡目指名権
2033年2巡目指名権
🚀 ロケッツ獲得:
金銭
ロケッツのサラリーダンプ、DFSをトレードするために3つの2巡目指名権を手放します。昨季期待されながら加入したものの、怪我なんかもあってほとんど貢献することはできませんでした。ホーネッツとしてはほぼ何も出さずに、2年前までは普通に良い活躍を見せていた選手に加えて指名権ももらえたのでグッジョブ。
・キングスがデビン・カーターをホークスにトレード
🦅 ホークス獲得:
デビン・カーター
2033年2巡目指名権
👑 キングス獲得:
アルファ・カバの交渉権り(2017年全体60位指名)
2024年の1巡目全体13位指名だが、怪我でなかなか出場試合数を重ねられていない。それでも才能の片鱗はものすごく感じられるガードなだけに、ほぼ無償での放出にはちょっとびっくりでした。
・グリズリーズがサンティ・アルダマをマーベリックスにトレード
🐴 マーベリックス獲得:
サンティ・アルダマ
タリーク・ビベロビッチの交渉権利
🐻 グリズリーズ獲得:
AJ・ジョンソン
2030年1巡目指名権(1~20位プロテクト、GSW経由)
2巡目指名権×2
マーベリックスが万能型フォワードのアルダマをグリズリーズから獲得。グリズリーズはジャ・モラント時代に主力を務めた選手たちの放出を進め、指名権を拾いながら新たにコアを形成するスタンスを取っていますね。
AJ・ジョンソンはNBLイラワラ・ホークス経由でNBAドラフト1巡目でリーグ入りし、若いキャリアながらもすでにこれで4チーム目と何かとトレードに絡む選手になっている。
・セルティックスがジェイレン・ブラウンを76ersにトレード
🔔 76ers獲得:
ジェイレン・ブラウン
☘️ セルティックス獲得:
ポール・ジョージ
2028年1巡目指名権(交換権利になる可能性も)
2031年1巡目指名権
2028年2巡目指名権(GSW/OKC/MILの高い方)
2030年2巡目指名権(WAS/POR/PHXの高い方)
噂されていたジェイレン・ブラウンのトレードが現実に。ヤニスのトレードでジェイレン・ブラウンの名前が挙がっているという話から、ブラウンがトレード候補になること自体に不満を感じているなど色々と報道がありましたが、事実がどうあれ実際にトレードされることになりました。
しかも東のライバルチームなのも驚きですね。対価はポールジョージと指名権が4つ。2028年のはお互いの指名順位次第ではスワップになる可能性もあります。
オールNBA選手でNBAファイナルにもなったブラウンがトレードされる世界怖い。76ersとしてはポール・ジョージをまだ全盛期のブラウンに代えられたのは良いですね。
・レイカーズがジャズからウォーカー・ケスラーをサイン&トレードで獲得
💛 レイカーズ獲得:
ウォーカー・ケスラー
🎵 ジャズ獲得:
2031年1巡目指名権
2033年1巡目指名権
2028年1巡目指名権交換権利
2030年1巡目指名権交換権利
制限付きFAだったケスラーはドラフト終了後にジャズと交渉を進めていましたが、5年$150Mのオファーを断っていました。結果、サイン&トレードで4年$130Mの契約を手にすることとなりました。
ジャズとしてはセンターを失うのは辛いですが(JJJはパワーフォワード)、プロテクト無しの1巡目2つと1巡目交換権利2つはかなり美味しい。
レイカーズはルカ・ドンチッチの横でリムプロテクトして、さらにリムランしてくれるセンターが必要だっただけに、ケスラーはまさにそんな存在になります。
合わせてたくさん選手を契約したので、彼らがしっかりとコートを広げてくれることが大事。
・ラプターズがクリッパーズからカワイ・レナードを獲得
🦖 ラプターズ獲得:
カワイ・レナード
🚢 クリッパーズ獲得:
ブランドン・イングラム
グレイディ・ディック
2027年1巡目指名権交換権利
2031年1巡目指名権
2033年1巡目指名権
2030年2巡目指名権
2033年2巡目指名権
カワイ・レナードが優勝を経験したトロントに戻ります。出場さえしていれば間違いなくリーグのトッププレイヤーの1人であるカワイは、昨季もまだまだスター選手であることを証明していました。特に最近は3Pがとても良い。
そして怪我前の若い頃ほどではないにしろ、ディフェンスでも十分に貢献できる元DPOY。イングラムからアップグレードできたと考えていいでしょう。カワイ、スコッティ・バーンズ、CMBが並んでるのは見ただけで面白そう。
クリッパーズは少しずつ解体していきましたね。カワイとポール・ジョージでやっていくんだという時代から、2人の他にラス、パウエル、ハーデン、ズバッツらがチームから去りました。
これで一気に若返り。ダリアス・ガーランド、1巡目5位で指名したキートン・ワグラーにイングラムとディックが加わります。
・グリズリーズがジャ・モラントをブレイザーズにトレード
🅱️ ブレイザーズ獲得:
ジャ・モラント
🐻 グリズリーズ獲得:
ジェレミー・グラント
クリス・マレー
一時代の終焉。グリズリーズが西の2位で将来がものすごく明るかったのは2023年とわずか3年前。そこからデズモンド・ベイン、JJJと去り、ついにはジャも。怪我さえなければ、あの動画さえなければとどうしても思ってしまいますね。
もはやメンフィスの英雄だったジャですが、ここまでトレード価値が落ちてしまったのかと感じざるを得ない。チームの戦術方針ともとにかく合わなくなってしまったのも痛かった。
代わりに加入するのはジェレミー・グラントとクリス・マレー。グラントは高額契約がもう2年残っているのと、マレーはシューターとしてかなり確率を落としてしまっています。グリズリーズとしては指名権を手放さなくて良かったというのはあるでしょう。
ブレイザーズはこれでリラード、モラント、ホリデー、スクートとガードがかなり過多に。怪我から復帰して以降のモラントはペイント内侵入がかなり減ってしまっているのが気掛かり。新天地でキャリアを再生させて欲しい。
・ホーネッツがマイルズ・ブリッジズをサンズにトレード
☀️ サンズ獲得:
マイルズ・ブリッジズ
2027年2巡目指名権(BOS/ORLの低い方)
2029年1巡目指名権(CHA/UTA/CLE/MINの低い方)
🐝 ホーネッツ獲得:
グレイソン・アレン
ロイス・オニール
2033年1巡目指名権
ナズ・リードが来たことでインサイドが混み合ってたホーネッツ、ラメロ・ボールに続いて昨季の中心メンバーの1人だったブリッジズを放出。すごい楽しいチームだったんですが、一瞬で終わってしまいましたね。ただ2033年の1巡目指名権はノンプロテクトなので、いい条件だったのでしょう。
サンズは貴重な1巡目指名権を使用してのブリッジズ獲得なので、相当活躍してもらいたいところ。そして驚くなかれ、ブリッジズの母校はミシガンステイト大学、オーナーのマット・イシュビアと同じです。母校出身選手大好きオーナー。
・ピストンズがサンダーからアイザイア・ジョーを獲得
🚗 ピストンズ獲得:
アイザイア・ジョー
⚡️ サンダー獲得:
2030年2巡目指名権
2031年2巡目指名権
シュート力強化はピストンズにとって必須項目だっただけに、ジョー級のシューターを獲得できたのはかなり大きい。クリエイターではないものの、サンダーでは安定した3Pショットを見せ続けており、ビッグショットも度々決めている。
ウィギンズ同様、層の厚いサンダーでローテーション落ちすることも増え始めていたジョーは、サラリーマネージする必要があったサンダーにとってはトレードしても仕方がないと判断する状況になっていたのでしょう。
・ホーネッツがラメロ・ボールをウルブズにトレード
🐺 ウルブズ獲得:
ラメロ・ボール
ジョシュ・グリーン
🐝 ホーネッツ獲得:
ナズ・リード
2033年1巡目指名権
2028年1巡目指名権交換権利
2029年1巡目指名権交換権利
2030年1巡目指名権交換権利
2029年2巡目指名権
2032年2巡目指名権
2033年2巡目指名権
アンソニー・エドワーズと強力なバックコートコンビを組むことができるラメロ・ボール、とても見てみたいですね。パサーとしてもクリエイターとしてもラメロの能力は一級品で、ボールもアントもオフボールでプレイできるのでしっかりとボールシェアはできるはず。
プレイメイクできる選手がとにかく少なすぎるというのが近年のウルブズの課題だっただけに、ラメロ加入で克服できると言えると思います。
あとは健康でプレイできるかどうか。とにかくコートに立ち続けることに苦労しているキャリアで、昨季の72試合はかなりのレアケース。ホーネッツとしては一番評価の高いタイミングでトレードできたという見方もできるのかもしれません。
ウルブズはリード、ランドル、ゴベアの分厚いインサイドがナゲッツやスパーズ相手に大きな武器となっていたので、そのうちの2人をトレードで放出したことには少し驚いています。どういった戦い方になるのか。
ホーネッツも昨季かなり機能していたラインナップのうちラメロとブリッジズを放出した形になるので、大きく戦い方が変わりそう。
・グリズリーズがアイザイア・スチュワートを獲得
🐻 グリズリーズ獲得:
アイザイア・スチュワート
🚗 ピストンズ獲得:
2巡目指名権×3
メンフィス・ビーフスチューって料理ありそうですよね。
・三角トレードでジュリアス・ランドルがネッツ、ニック・クラクストンがブルズへ
🌐 ネッツ獲得:
ジュリアス・ランドル
2026年1巡目28位指名権
🐮 ブルズ獲得:
ニック・クラクストン
🐺 ウルブズ獲得:
モハマドゥ・ゲイ
2026年2巡目33位指名権
・ヒートがヤニス・アデトクンボを獲得
🔥 ヒート獲得:
ヤニス・アデトクンボ
ボビー・ポーティス
🦌 バックス獲得:
タイラー・ヒーロー
ケレル・ウェア
ハイメ・ハケスJr.
カスパラス・ヤクチョニス
2026年1巡目13位指名権
2030年1巡目指名権交換権利
2031年1巡目指名権
2033年1巡目指名権
2033年2巡目指名権
・ホークスがサンダーからアーロン・ウィギンズを獲得
🦅 ホークス獲得:
アーロン・ウィギンズ
⚡️ サンダー獲得:
2030年2巡目指名権
2032年2巡目指名権
💰 フリーエージェント契約
・ナゲッツがスペンサー・ジョーンズのサンダーからのオファーをマッチ
制限付きFAとしてサンダーから2年$12Mのオファーシートにサインしていたジョーンズですが、ナゲッツがマッチすることで残留が決まりました。これによってナゲッツはラグジュアリータックスが$32M増額し、セカンドエプロン突入です。次の課題はペイトン・ワトソン。
・マリオ・ヘゾニャがキャバリアーズと1年$2.8Mで契約
2019-20シーズンを最後にヨーロッパに活躍の場を移していたヘゾニャは、レアル・マドリードとの契約解除に合意し、NBA復帰が有力視されていました。契約したのはレブロンが来ると思われていたが結局来なかったキャブズ。NBAではあまり結果を出せなかったヘゾニャですが、ユーロ復帰後は常に平均二桁を安定して記録する選手へと成長していました。
・ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが76ersと1年$3.9Mで契約
グリズリーズとのバイアウトに合意したKCPが76ersと契約へ。レブロンと同じクラッチ・スポーツ所属ということもあり、レブロンの76ers移籍決定から動きが早かった。
・レブロン・ジェームズが76ersと2年$8Mで契約
注目されていたレブロンの移籍先は76ersに。古巣のキャバリアーズやヒートが濃厚とされていましたが、このオフにジェイレン・ブラウンをトレードで獲得した76ersの先発ラインナップがさらに分厚くなる形に。76ersの新しい球団社長マイク・ギャンジーはレブロンと同じオハイオ州出身で、高校時代から交流があります。
・ジョーダン・ウォルシュがセルティックスと3年$15Mで再契約
フォワードのウォルシュがチームフレンドリーな再契約。エナジーレベルが高く、細かいことを色々とやってくれる。
・マティース・サイブルがレイカーズと1年$3.3Mで契約
ウィングを必要としていたレイカーズがサイブルを獲得。ディフェンス力抜群、VLOGが誰よりも上手い。
・フランク・ボーゲルがウォリアーズのアソシエイトヘッドコーチに就任
過去にペイサーズやレイカーズなど多くのチームでHCを務め、直近ではマーベリックスでジェイソン・キッドHCの下でアシスタントコーチをやっていたボーゲル、ウォリアーズのアソシエイトヘッドコーチに就任です。スティーブ・カーは健康面的にもそろそろ引退と言われている中での2年契約更新でしたが、ある程度ボーゲルにも任せながらやるのかもしれません。
・アルファ・ディアロがナゲッツと1年$1.4Mで契約
プロとしては主にヨーロッパでプレイしていたアルファ・ディアロ、昨季はユーロリーグのベストディフェンダー賞を受賞しています。
ギャリー・トレントがバックスと4年$64Mで再契約
ちょっと驚きの契約。ここ2シーズンはほぼミニマムでバックスでプレイしていたトレントが、4年の大型契約。しかもノーオプション。元々ラプターズ時代は単年で$17M近くの契約ではあったので、バックスとミニマムで契約した時にザワザワしたのですが、今回もあったザワザワしてますね。
・ビクター・ウェンバンヤマがスパーズと5年$252Mの延長契約
5年目はプレイヤーオプション。サラリーキャップの30%に当たる$303Mの契約も可能だったところ、25%の$252Mでの延長契約を選んだことで、スター選手が減額を受け入れるなと物議を醸しているようです。スパーズはこれからステフォン・キャッスルやディラン・ハーパーの延長契約も来年、再来年を迎えることになるので、減額は相当助かるでしょう。
個人的にはCBAの弊害だなと感じていて、ウェンビーがこういう決断をしたことには特に問題があるとは思っていません。ジェイレン・ブラウンを筆頭に、多くのチームがコアメンバーを切り離すのを見てきたのがウェンビーの決断に影響はしていそうですね。
・チャールズ・バッシーがウォリアーズと1年再契約
ポストを失ったウォリアーズはインサイドのバッシーと再契約。
・ジョーダン・クラークソンがニックスと1年$3.9Mで再契約
ジャズからニックスに移籍し、優勝に貢献したクラークソンがニックスと再契約。オフェンスが詰まった時なんかに単身でクリエイトできる能力はまだしっかりあります。
・モー・バンバがジャズと2年契約
なかなか1チームに定着できない感じになっていますが、センターのバンバがジャズと2年契約。昨季は10日間契約などでジャズで少しプレイしていました。
・ラリー・ナンスJr.がペイサーズと1年$4Mで契約
昨季はキャバリアーズでプレイしたベテランフォワードがペイサーズと契約。
・クインテン・ポストがグリズリーズと3年$30Mで契約
制限付きFAだったポストはグリズリーズのオファーシートにサイン。初年度しか保証されていない契約ですが、インセンティブなどが巧みに散りばめられ、ウォリアーズがマッチするのは困難になっていました。
・ケボン・ルーニーが1年$3.9Mでレイカーズと契約
市場に残ってた控えセンターの中でも有力候補のひとりだったルーニーがレイカーズを選択。役割に徹したロールマンとしてのプレイはウォリアーズで証明済み。ドンチッチとリーブスのための献身的なプレイが期待されます。
・ドノバン・ミッチェルがキャバリアーズと4年$273Mの延長契約
少しおとなしめだったミッチェルがキャブズとめでたく延長契約に合意。すごいですね、単年100億円超える時代。まだハーデンの再契約をどうするのかなどオフの課題は残りますが、どうなるか注目。
・キングスがデマー・デローザンをウェイブ
ミドルジャンパーマスターをウェイブ。サラリー$25.7Mのうち保証されていたのは$10Mでした。これでキングスはセカンドエプロンだけでなくファーストエプロンも回避へ。強豪チームが獲得に動きそうですね。
・八村塁がクリッパーズと2年$28Mで契約
日本中が注目していた八村塁の移籍先はなんとお隣のクリッパーズ。ミネソタやゴールデンステイトの噂が強まってましたが、別の形でのLA残留となりましたね。
・パトリック・ユーイングがウィザーズのアシスタントコーチに就任
ウィザーズがコーチ陣の層を強化。90年代に活躍したニックスレジェンドであるユーイングは、ここ数シーズンをニックスのアンバサダーとして過ごしていた。コーチ業としては2017~2023年まで母校ジョージタウン大学のHCを務めていた。初コーチ業は奇しくも2002-03シーズンのウィザーズ。
さらに、 マジックやホーネッツでHCを務めたスティーブ・クリフォードも、コーチングアドバイザーに就任することが報じられている。
・トレイ・ライルズがウルブズと1年ミニマム契約
直近では2025年までキングスで3年間、そして2025-26シーズンはスペインのレアル・マドリードでプレイしていた外からも打てるビッグマン。ウルブズのティム・コネリーGMとはナゲッツ時代に一緒にやっている。
・ジョシュ・オコーギーがジャズと2年$12Mで契約
ロケッツでプレイした3&Dウィングがジャズに移籍。昨季は78試合に出場し、3P成功率38.0%を記録している。
・アンドレ・ドラモンドがニックスと1年$3.9Mで契約
ミッチェル・ロビンソンをセルティックスに失っていたニックスが、同じくリバウンドに強いベテランのドラモンドを獲得。出ればめちゃくちゃ数字を残すが、エンプティースタッツを揶揄されることも多かったドラモンドですが、最近は勝利への貢献が高いと思っています。
昨季はコーナースリーも身につけ、ドラモンドの3P試投を安心して見ていられるようになる時代が来るとは思っていませんでした。NBA選手ってすごい。
・ジョーダン・ミラーがクリッパーズと3年$15.3Mで再契約
制限付きFAだったミラーがクリッパーズと再契約です。昨季はキャリア3年目にして大きくプレイタイムを伸ばし、平均10.0得点、2.0アシストを記録したウィング。
・ケイレブ・ラブが76ersと2ウェイ契約
76ers人気ですね。ブレイザーズの2ウェイ契約選手として良い活躍を見せていたラブが移籍。ルーキーガードながらもベンチから平均10.4得点と素晴らしい活躍をしていました。
・ライヤン・ルペアが76ersと2ウェイ契約
昨季はブレイザーズとグリズリーズでプレイしたフランス人ガード。
・ジャボンテ・グリーンが1年$3.95Mでピストンズと再契約
アスレチックウィングとして色んなチームを転々としているグリーン、昨季はピストンズで82試合に出場。
・ネミーアス・ケイタがセルティックスと4年$56Mの延長契約
昨季センターとして活躍したケイタがセルティックスとの延長契約に合意。
・タリ・イーソンがロケッツと5年$81.5Mで再契約
リーグ屈指の3&Dウィング。昨年オフに延長契約を結ぶこともできたイーソンだが、結局結ばず1年プレイしてFAに。結果的に昨年のオファーよりは保証金額も上がり、今年は単年や2年契約が多いなか、5年契約を勝ち取りました。
・ビリー・ドノバンがスパーズのアシスタントコーチに就任
シカゴ・ブルズのHCを退任していたビリー・ドノバンがスパーズのリードアシスタントに就任し、若きHCのミッチ・ジョンソンを支える役割に。ドノバンは連覇したフロリダ大時代、KDやラスをまとめたサンダー時代、そしてブルズ時代と常に選手からの評価は高かった印象。人脈も経験も豊富なので、スパーズにとっては良い人材獲得となりそうです。
・アンファニー・サイモンズが76ersと2年$12.3Mで契約
ブレイザーズでキャリアをスタートさせ、昨季はセルティックスとブルズでプレイしたスコアリングガード。ベンチからでもその得点力は変わらず、多くのチームからオファーがあるなか、76ersとのフィットを選んだ。
・パット・スペンサーがサンズと2ウェイ契約
ウォリアーズの控え選手として活躍していた元ラクロス界の至宝であるスペンサーがサンズと2ウェイ契約。毎年2ウェイ契約スタートで最終的に本契約にアップグレードされているイメージ。スイッチが入ると得点を連発する。
・タイアス・ジョーンズがナゲッツと1年再契約
昨季途中にマジックからマーベリックスへトレードされ、バイアウトされた後にナゲッツと契約し、控えガードとしてプレイしていたタイアスが再契約。ミスの少ない安定感あるガード。
・ケンリッチ・ウィリアムズがサンダーと1年$5Mで再契約
サンダーのスモールボールセンターとしてチームを長年支えているケンリッチ・ウィリアムズが再契約。プレイオフでもスパーズ相手にベンチから良い時間を作っていました。サラリーは昨季から$2Mほどダウン。
・カイル・アンダーソンがラプターズと1年$3.9Mで契約
昨季はウルブズでプレイしたスローモーことカイル・アンダーソンがラプターズに移籍することが決定。カワイ・レナードとはスパーズ時代に一緒にプレイしていますね。
・マービン・バグリー三世がナゲッツと1年契約
バランチュナスがユーロ方面に行ってしまいそうなことを受けて、ナゲッツがインサイドを補強。2018年ドラフトの2位指名(ドンチッチより上)という重い期待を抱えながら苦労したキャリア初期ですが、昨季はウィザーズとマーベリックスで安定感のある活躍を見せていました。
・トバイアス・ハリスがスパーズと2年$31Mで契約
躍進ピストンズをベテランとして支え、プレイオフでは大活躍を見せたハリスが、若いチームながらもNBAファイナルまで到達したスパーズに移籍。
一時期は高額契約と叩かれていたハリスですが、今ではコスパのいい選手になりました。今回の契約でさらに単年平均は下がります。しかも2年という比較的短い契約なので、スパーズのタイムラインにもフィットする良い契約。
・クエンティン・グライムズがレイカーズと4年$60Mで契約
昨年オフに制限付きFAとして良いオファーを受けることができなかったグライムズは、昨季はクオリファイング・オファーで76ersとプレイ。
レブロンが去って、ルカ・ドンチッチとオースティン・リーブスを中心に新たな方向を進むことが決まったレイカーズと長期契約。グライムズはダラス時代にドンチッチとプレイしたこともあります。ドンチッチとリーブスがポイントガードを守ることがあまりないので、グライムズがその役割を担うことになりそう。
・サンドロ・マムケラシュビリがレイカーズと4年$52Mで契約
個人的にはプレイタイムさえ与えられればしっかり活躍するイメージのあるマム。ビッグマンながらも3Pがとても上手く、ドンチッチの横でストレッチビッグとして活躍できる。ケスラーと並べてビッグラインナップもやりたければできるはず。
・コリン・セクストンがレイカーズと2年$19Mで契約
2年目はプレイヤーオプション。レイカーズはウォーカー・ケスラーのトレードを皮切りに怒涛の動き。
昨季はホーネッツからブルズにトレードされ、河村勇輝ウォッチャーもたくさん見ることになったセクストン。3Pの確率が常に4割近いので、レイカーズのコートをグッと広げてくれそう。
・ジャクソン・ヘイズがジャズと2年$12Mで契約
ケスラーを失ったジャズがセンター補強でジャクソン・ヘイズを獲得。ユスフ・ヌルキッチとともにセンターポジションを回すことになります。ヌルキッチはどちらかというとIQタイプのセンター、ヘイズはアスリート系センターで役割が変わります。
そして2人センターがいるということは、ラウリ・マルッカネンとジャレン・ジャクソンJr.はちゃんと4番ポジションで起用することになりそうですね。
・アライジャ・マーティンがラプターズと2年$4.8Mで再契約
2025年全体39位でラプターズに指名されたガードで、昨季は2ウェイ契約選手として23試合に出場。大学時代は最終年にフロリダ大の優勝にも貢献している。
・ディアンソニー・メルトンがウォリアーズと2年$11Mで再契約
2年目はプレイヤーオプション。昨季も2年契約を結んでおり、2年目のプレイヤーオプションを破棄して再び2年契約。ACLを断裂してからの復帰でしたが、しっかりとオールラウンドに活躍できることを証明した結果ですね。
試合を見ていても、ウォリアーズはメルトンがいる時間帯が明らかに良かったので、今季も重宝することになりそう。
・ジョナサン・アイザックがマジックと1年ミニマム契約
元々マジックと$14.5Mの契約が残っていたアイザックは、一度ウェイブされてからミニマム契約で再びマジックとサインするという形になりました。$14.5Mのうち$8Mは保証されていたので、アイザックはその金額を受け取る形になりますが、サラリーキャップからは余剰分がクリアされるので、それでブーチェビッチやジェボン・カーターなんかを契約しています。
・ケリー・ウーブレイJr.がペイサーズと2年$17Mで契約
昨季は76ersで活躍したイケメンウィングがペイサーズに移籍。昨季は一気に3P成功率を前年29.3%から36.0%まで上昇させており、アーロン・ニスミスと共に3&Dタイプとして期待できる。あとイケメン。
・モー・バグナーがネッツと2年$19Mで契約
弟フランツとマジックでプレイしていたバグナーですが、ネッツへの移籍が決まりました。2年目はチーム・選手どちらもオプトインできるというもの。ACL断裂から昨季途中に復帰し、控えセンターとして36試合に出場。
・ジャミア・ワトキンズがウィザーズと2年再契約
昨季はウィザーズで2ウェイ契約選手としてプレイしたワトキンズが、2年契約を獲得。50試合に出場し、平均7.4得点を記録したウィング選手だ。
・ミッチェル・ロビンソンがセルティックスと3年$47.4Mで契約
ニックス優勝に大きく貢献したリバウンドモンスターのミッチェル・ロビンソンが、東のライバルであるセルティックスに移籍。サイズ補強が必須だったセルティックスと合致した形だ。ニックスはオーナーのジェームズ・ドーランがセカンドエプロンには入らないことを明言していたので、FAの誰かしらと分かれることはある程度決まっていた。
・ジェボン・カーターがマジックと1年$3.5Mで再契約
昨季途中にブルズをウェイブされ、マジックに加入していたカーターがそのまま再契約する形に。控えガードとして貢献していた。
・マイク・コンリーJr.がセルティックスと1年ミニマム契約
ベテランガードがウルブズからセルティックスに移籍。コンリーのミニマム契約は$2.45Mほど。キャリア20年目に突入するコンリーが東のチームに所属するのは初めてのこと。何度もスポーツマンシップ賞を受賞してる人格者。
・ニコラ・ブーチェビッチが1年$3.9Mでマジックに復帰
昨季途中にブルズからセルティックスにトレードされたブーチェが、古巣のマジックに復帰です。モー・バグナーが抜けてできたセンターの穴を埋めることになります。得意のトップからの3Pショットは未だ健在。
・アリエル・フクポルティが76ersと1年$3.4Mで契約
ニックスの優勝メンバーであるフクポルティがライバルとなる76ersに移籍。プレイオフ中もKATやミッチがファウルトラブルになると投入されていました。76ersはエンビードの控えはいくらいてもいい。
・ノーマン・パウエルがブルズと2年$45Mで契約
昨季はヒートで初のオールスター選出に輝いたスコアラー、33歳のノーマン・パウエルが若手揃いのブルズに移籍決定。最初に噂があったときに「ブルズの主力と全然タイムラインが合わないな」と思ってましたが、契約としては2年目がチームオプションなようで納得。
パウエルのシュート力があれば、ブゼリスやケイレブ・ウィルソンがインサイドでプレイしやすくなるでしょうし、今年がマストウィンではなく成長過程にあるチームによく来てくれました。
・ジョン・コリンズがピストンズと3年$51Mで契約
近年はジャズとクリッパーズで3Pも決められるインサイド選手として活躍。トバイアス・ハリスが抜けた穴を埋められるか。ハリスより若いというのもあり、ケイド・カニングハムらとのタイムラインも合います。
ただ昨季を東1位で終えたピストンズこそウィンナウなチームなので、もっと大きな動きをする必要があったのではないかと思ってしまったりもします。
・マーカス・スマートがロケッツと2年$13Mで契約
昨季はレイカーズを支えるベテランガードとして活躍していたので、馴染み深い日本人ファンも多いでしょう。ディフェンスやハッスルプレイ、そしてエナジーレベルの高さが光る選手で、ボストン時代に一緒だったイメ・ウドカHCとはスタイルも合うはず。
・ボグダン・ボグダノビッチがロケッツと1年ミニマム契約
ハムストリングの怪我でクリッパーズでの最終シーズンは大多数を欠場することとなりましたが、まだそのシュート力は健在(なはず)。コートを広げるためにも外からの得点力が補強ポイントだったロケッツとしては良いピックアップな気がします。
ディーン・ウェイドが76ersと4年$39Mで契約
多くのチームから声がかかっていたようですが、キャバリアーズで活躍したフォワードのウェイドはライバルチームのひとつである76ersを選択。サイズと相手ペリメーター選手を守れる守備力があり、3Pもしっかりと決められる。ウェイドとしては4年契約がかなり魅力的だったのではないかなと。
ルーク・ケナードがサンズと2年$13Mで契約
昨季はホークスからレイカーズにトレードされ、ベンチからの3Pマークスマンとして活躍。両チーム合わせての3P成功率は47.8%でリーグトップ。しかもただのシューターではなく、ボールを持った状態からのプレイメイクにも長けている良い選手。サンズとしては年俸ダウンで2年契約できたのは大きい。2年目はプレイヤーオプション。
・ザック・コリンズがブルズと2年$17Mで再契約
怪我であまり出れなかった昨季(10試合)ですが、出場さえできれば安定したパフォーマンスを残せるインサイド選手。センターポジションが何かと手薄なブルズにとっては貴重な再契約か。昨季からほぼサラリーは半額になっている。
・キーオン・エリスがネッツと2年$18Mで契約
シーズン途中にキングスからキャバリアーズにトレードされたエリスは、本来は3&Dが期待できる若手ガード。昨季は全体的に数字を落としてしまい、キャブズではプレイオフでも出場できない試合などが続いた。ネッツでなら伸び伸びと成長できそうなので、彼のキャリア的にも最適かもしれません。
・ティム・ハーダウェイJr.がヒートと1年$6.5Mで契約
父の古巣でもあるヒートにやってきた息子ハーダウェイ。昨季はデンバーで80試合に出場し、3P成功率41%とシックスマンとして良い活躍を見せていました。ヤニスのトレードでロールプレイヤーをたくさん失っているヒートなので、ハーダウェイの得点力には期待したい。背番号10は父の永久欠番で、父曰く息子でも着用させないらしいです。
