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【入社エントリ】日本が好きだから、挑戦者の隣に立つ仕事を選んだ

はじめに

4月からフォースタートアップス株式会社でヒューマンキャピタリスト(HC)として働き始めた、阪井玲音です。

大阪府高槻市出身、神戸の中高一貫を経て滋賀大学卒。
趣味は食とスキー、あとエンタメ・アクティビティ全般が好きで雑食に楽しんでいます。
人と話すのが好きな24歳です。

少し長くなりますが、なぜこの仕事を選んだのか、書いておこうと思います。


日本が好きだ

父が外資系航空会社に勤めていた関係で幼少期から海外に連れて行ってもらい、通っていた中高でも海外研修プログラムがありました。気づいたら10カ国以上を旅していました。

色々な国を見てきた上で、やっぱり日本が好きです。ご飯は世界一美味しいですし、水道水を飲んでもお腹を壊しません。インフラが整っていて、治安もいい。住んでいると当たり前すぎて気づかないけれど、外から見るとこの国の豊かさは本物だと思います。

だからこそ、今の日本が燻っているのが、焦ったくて仕方ない

失われた30年と言われ、スタートアップは少なく、優秀な人材は大手・安定志向に流れていく。その構造に問題があると思っている一人です。


キャリア選択の歪みを、自分も経験した

振り返れば、この歪みと格闘してきたのは就活が最初ではありませんでした。

中高時代、周りに「適性がある」と言われるがまま文理選択で理系に進みました。でも大学進学時、結局自分が興味を持てた文系を選び直しました。「周りの期待」と「自分の内発的動機」のズレは、その頃からずっと付き合ってきたテーマだった気がします。

就活はその延長線上です。3回やりました。

1回目は、ミーハー就活で軸もなく幅だけ広げてサマーインターンを受けまくり、落ちまくりました。参加できたところもピンと来ませんでした。

2回目は、休学してベンチャーでインターンをしていた時期。成長に飢えていました。事業責任者としてPL責任を持つ——そういう記事を読んで憧れていました。かっこいいと思っていたんです。

気づいたら「事業家になること」が目的になっていて、なぜそれをやりたいのかを見失っていました。手段と目的が、完全に入れ替わっていたんです。マーケティングのスキルが必要と思い内定承諾をしていたデジタル広告代理店への内定を辞退して、やり直しました。

3回目でようやく内発的動機を軸に就活ができた。それがフォースタートアップスです。

それは、自分だけの話じゃないと思っています。今の日本の就活は、思考停止の安定志向を無意識に再生産する構造になっている。大手に行けば安心、有名企業なら正解——そういう空気が、個人の内発的動機を潰していく。

優秀な人がスタートアップに行かない最大の理由は、能力でも意欲でもなく、「知らない・怖い」だと思っています。

その構造を変えたい、というのが自分の根っこにある課題感です。


介在価値の大きさに気づいた

学生時代、長期インターンに合計で3年弱、時間を費やしました。

最初は個人向けの無形商材の営業をしていました。フルコミットで数字を追いかけて、成果も出せました。顧客が喜んでくれる姿も見えていました。

ただ——この仕事、自分じゃなくてもよかったなという虚しさが残ったんです。他のセールスでも同じ成果が出たんじゃないか。自分だけの支援のかたちが、そこにはありませんでした。

一方で、同じ会社でインターン生の採用責任者も任されていました。面談で一人ひとりと向き合いながら、「自分のこの1時間で、この子の人生が変わるかもしれない」という感覚があったんです。当時はうまく言語化できていなかったけれど、自分にしかできない価値は、たぶんこっちの方向にある——そんな予感だけはありました。

その予感が形になり始めたのは、スローガン株式会社でキャリアアドバイザーとして学生向け長期インターン紹介を経験したときでした。スローガンは「人の可能性を引き出し、豊かな未来をともにつくる。」をミッションに掲げる会社。自分の根っこにある課題感と、会社が向いている方向が重なっていました。

ここで初めて、自分の求めていたものの輪郭が見えてきました。候補者と深く対話して、人生の分岐点に影響を与えること。後から「あの時の紹介のおかげで」と連絡が来る瞬間。「また阪井さんに頼みたい」という言葉。

そしてもう一つ。候補者を受け入れた企業側から「いい人を紹介してくれてありがとう」と感謝をもらえたとき——正直、これも同じくらい嬉しかったんです。自分の介在が、候補者の人生と企業の未来、その両方を少し良くしている実感がありました。

双方から返ってくる「ありがとう」が、自分にとっての介在価値でした

ただ、一つ壁がありました。企業理解の深さです。

候補者に企業を紹介する時、自分が持てる情報に限界があります。リサーチで仮説は立てられます。でも一次情報には届きません。「この会社、本当にこの人に合うのか」という問いに、自信を持って答えられない場面が何度もありました。

フォースタートアップスのHCという仕事を知った時、この壁が取り払われると思いました。フォースタートアップスは「(共に)進化の中心へ」をミッションに、スタートアップへの人材支援と資金支援を両輪で展開している会社。HCはその人材支援の中核を担う仕事です。企業訪問、社内勉強会、スタートアップの現場に近い情報が取れる環境。浅い仮説ではなく、深い一次情報を武器に候補者と向き合えます。それが決め手でした。

営業で知った「自分じゃなくてもいい仕事」への違和感、CAで掴んだ「自分にしかできない支援」の手応え、そして3年弱のインターンで積み上げてきた経験——これを全部持ち込んで、自分にしかできない支援のかたちを作っていきたいと思っています。


正直な話

もう少し本音を書きます。

学生向けの長期インターン紹介をCAとして経験してきた上での話なので、完全にゼロベースの仮説ではないつもりです。ただ中途転職支援はこれからなので、あくまで仮説として読んでもらえると。

学生インターン紹介と中途転職支援は、候補者にとっての比重が全然違うはずです。転職は生活の中心を丸ごと動かす決断。その分頼られるし、その分自分が出せる価値も大きくなる。支援した人が活躍する姿をニュースで見られる、プライベートでも繋がり続けられる——そういう仕事だと思っています。

スローガンで学生を一人送り出したとき、小さく世界が良くなる手応えがありました。中途転職なら、その手応えはもっと深くなるはず。それが楽しみで仕方ないんです。

同時に、「合わなかった」と言われると逃げたくなるだろう、という予感もあります。自分の判断が誰かの人生に影響した重さが刺さります。でも、その重さから逃げた先に成長はありません。逃げない先に、ミスマッチが減って、もっと多くの人に「ありがとう」と言われる未来がある。そう信じて、この仕事を選びました。


これから

目先はHCとして、一人ひとりの人生に深く向き合うことに集中します。その先に、キャリア教育や産業づくりという文脈で、仲間と一緒に明確な変化を生むことができたら、という気持ちがあります。

その話はまた。

スタートアップ・VC界隈の方、キャリアに悩んでいる方、同世代のビジネスパーソンの方——社内外問わず、気軽にコンタクトいただけると嬉しいです。

食べること、お店を開拓することが好きなので、「美味しいお店知ってる」という方は、ぜひ一緒にご飯行きましょう。それだけでも大歓迎です。


このnoteについて

高頻度での投稿は性に合わないので、隔週くらいのペースでコツコツ書いていきます。テーマは主に3つ。

  • HCとして見えるスタートアップ・キャリアの話

  • 本や勉強から得た思考メモ

  • キャリア観・働き方について考えたこと

読んでいただけたら嬉しいです。

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