光コラボで事業者変更をやってみました
目先のキャンペーンに目がくらみ、10年もの間、使っていたSo-net光から、BIGLOBE光に乗り換えてみました。
そもそも光コラボレーションサービスを使用しているので、事業者変更は簡単ということですが、実際にやってみました。
そもそも光コラボって
光コラボとは、これまでは足回りはフレッツ光でプロバイダを契約する、というスタイルで、NTTとプロバイダの2つの契約が必要だったものが、プロバイダが窓口対応するので、契約先は「プロバイダ」に一本化されるサービスです。これによって、NTTは表舞台から裏方に回り、利用者からは直接見えなくなっています。
ひかり電話相当の電話サービスも、契約上はプロバイダが提供するということで、一元化されています。
そのため、プロバイダの独自色やキャンペーンなど、いろいろと工夫されています。
事業者変更は、足回りはNTTのフレッツ光のままなので、基本的に光回線もそのまま、家の中のHGWなどの機器、ひかり電話の番号もそのままで、プロバイダの接続先の設定が変わるだけです。かなり気軽に実施できます。
ただ、事業者変更のついでに、回線を1Gbpsから10Gbpsに変える場合は、機器の交換なども発生します。
事業者変更の申込がちょっと難しい
「事業者変更」とは、光コラボ(ドコモ光や、BIGLOBE光、So-net光)を契約しているユーザが、事業者(プロバイダ)を変えることですが、似たようなものに「転用」というものもあります。
「転用」とは、NTTと「フレッツ光」を契約している回線を、光コラボ事業者に契約を変更するという手続きのことです。事業者変更と間違えそうなので注意が必要です。
ちなみに、事業者変更の場合は、今使っている光コラボ事業者(プロバイダ)に、解約(事業者変更)の手続きをします。この際、電話での申し込みが必要であったりと、すこしハードルがあります。また引き留められたりすこともあります。
事業者変更の連絡をすると、ひょっとするとプライベートなキャンペーンを実施してもらえる・・・なんてこともあるかもしれません。
事業者変更の流れ
①今使っている光コラボ事業者(プロバイダ)に、解約(事業者変更)の手続きをして、「事業者変更承諾番号」をもらいます。
②新しい光コラボ事業者(プロバイダ)に、契約申し込みをします。
その際、事業者変更で申し込みをして「事業者変更承諾番号」を登録します。これを忘れると、事業者変更はできません。
なお2週間程度の期限があるので注意です。
③申込がされると、自動的に今使っている光コラボ事業者が解約となります。なお①をしても、期限内に②をしなかった場合、今使っている光コラボ事業者との解約は発生せず、そのまま契約が続きます。考え直すこともできるようになっています。
④工事日の調整となります。
新しい光コラボ事業者から連絡があるので、工事日を調整します。
ひかり電話のオプション(ナンバーディスプレイなど)をそのまま継承するかどうかの確認もあります。
またID/PWなども送られてきます。
工事日
工事日になると、自動的に切り替わるのですが、その際、少し注意事項があります。それは、事業者によって IPv6 に関係するサービスに違いがあるからです。

IPv4のPPPoE
昔からフレッツで使用されている PPPoE接続 は、事業者が変わると、PPPoE接続のIDとPWを変更する必要があります。
家のHGW(192.168.1.1 など)に接続して、設定を変更しましょう。
IDはuser が多いです。PWは本体ラベルの「アクセスキー」などを確認します。
こちらは、設定を変えるだけなので、あまり気にすることはありません。
IPv6によるインターネット接続は別途申込が必要
IPv6によるインターネット接続(IPv4 IPoE方式も含む)は、別途オプションの申し込みが必要なのです。
しかも、このIPv6接続は、同時に1社しか使えません。すなわち、工事日に、事業者変更する前の会社のv6のオプション契約(設定)が解除されたのを確認してから、新しい事業者へv6のオプションを申し込む必要があります。
ここだけが若干アクロバティックな対応が必要です。

そのため、事業者変更前の会社で v6 が解除されてから、変更後の会社で設定されるまでの間は、IPv6によるインターネット接続は使えません。(実際は v6の切り替えは NTTが実施しています)
もちろん、IPv4 IPoEも、IPv6インターネット接続を使った接続なので、使えません。
そのため、この間、どうしてもインターネットを使いたい場合は、PPPoE(IPv4)のセッションで接続する必要があります。
IPv4 IPoE関係は事業者により違いあり注意
ちなみに、事業者によって IPv4 IPoE(IPv4 over IPv6 IPoE)に関係するサービスの内容に違いがあるため、注意が必要です。
IPv6関係のサービスには「v6プラス」や「v6オプション」と言ったサービスがプロバイダから提供されています。
これは、IPv6でインターネットに接続するためのサービスです。
ただし、事業者によってサービスに違いがあります。
v6プラス(So-net):HGWだけでIPv4 IPoEの対応可能
v6オプション(BIGLOBE):HGWだけでIPv4 IPoEの対応可能
v6オプションライト(BIGLOBE):IPv4 IPoEは使用しない(IPv4はPPPoE)
ちなみに、OCNのIPv4 IPoEサービスも上の2社とは違います。
OCNの場合は、HGWだけでIPv4 IPoEの対応が可能です。

V6プラス(So-net)・IPv6オプション(BIGLOBE)
「IPv6 IPoE」と「IPv4 over IPv6 IPoE」の2つの接続が利用できるサービスです。(JPNEが提供する MAP-E方式です)
「IPv4 over IPv6 IPoE」とは従来のPPPoE接続を使用せずに、IPv4の通信が利用できるサービスです。「IPv4 IPoE」 とも呼ばれています。
IPv4通信のスループットが向上するとも言われています。
ポイントは、NTTのHGWに自動的に配信される「配信済事業者ソフトウェア」でIPv4 IPoEの設定ができるので、別の機器が不要ということです。
HGWのIPアドレスに :8888/t をつけて入力(http://192.168.1.1:8888/t )を入力すると設定画面が表示されます。やや隠しページっぽいですが。

基本的に何も設定する必要はありませんが、IPv4通信がIPoE方式となってしまいます。大多数の方はスループットが速くなるだけで、あまり影響ないかもですが、1つのグローバルIPv4アドレスを複数人でシェア(ポート番号を分け合う)するため、自宅サーバを立てたり、自宅のIPとポート番号の指定が必要なオンラインゲームなど、外部から自宅に接続するような使い方をする場合は、従来のPPPoEの方が適しています。
なお、手動でこの画面で、IPv4 IPoE を止めることもできます。

まとめ
光コラボの事業者変更手続きは、あっさり、簡単にできました。
と、言いたい所ですが、HGWへの設定や、v6オプションの申し込みなどがあり、事前にいろいろと探しておくことが必要です。
私みたいに契約して10年間ずっとそのままだった・・・みたいな場合は、
あれ?HGWのIPアドレスってなんだったっけ?
あれ?HGWのログインID/PWってなんだったっけ?
あれ?PPPoEのセッション登録に必要なID/PWはどこにかかれているの?
あれ?CAF番号ってどこに書いているの?え、パスワードもいるの?それはNTTからの書類に書かれている?!どこだろう・・・
なんてこともあるかと思います。
事前にしっかり必要な情報を確認しておくことが大事です。
ちなみに参考までに・・・各社比較してもらいました
こんな一覧をすぐに作ってくれる・・・ChatGPTは便利ですね。
BIGLOBEは So-net同様、NTT HGWのソフトウェア(フレッツ・ジョイント)に対応していれば、別途ルータなどの機器は無しでもIPv4 IPoEに対応できます。



