イギリスYMSという選択|暮らしと準備のすべて
2024年からイギリスのYMS(ワーホリ)の募集枠が大幅に拡大し、これまでの1,500人から6,000人へと4倍に増えました。
これまでは抽選だったので「行きたいけど当たらなかった…」という人も多かったと思いますが、今年からは先着順に。
つまり、申請さえすれば確実に行けるようになりました。これは大きな変更ですね。
とはいえ、「行ける!」と決まったところで、次に気になってくるのは実際の生活のこと。
英語はどれくらいできればいい?
貯金はどのくらい必要?
仕事はどうやって探す?
家は見つかる?
どこに住めば良い?
携帯や銀行はどこを使えばいい?
生活費や給与の相場は?
私が考えるイギリスワーホリのメリット/デメリットはある?
イギリスワーホリ後のキャリアはどうなる?
など、気になることはたくさんあるはず。
そこで今回の記事では、ビザ申請の流れ、英語力、仕事探し、住居、生活費、治安、友達の作り方、ワーホリのメリデメ、キャリアなど、ワーホリの気になる情報をまとめました。
イギリスYMSを検討している人や、すでに行くと決めたけれど何から始めたらいいかわからない人へ向けて、詳しく解説していきます。
この記事を読んで、イギリスYMS(ワーホリ)の具体的なイメージが少しでも掴めたら嬉しいです。
YMS(ワーホリ)ビザとは?

まずは、そもそもYMSビザって何?というところから。
YMS(Youth Mobility Scheme)ビザは、簡単に言えば「イギリス版ワーホリビザ」です。ただし、「働かなければいけない」という縛りはないので、旅行や勉強メインでもOK。
このビザは、日本とイギリスの二国間協定に基づき、18歳〜30歳の若者がイギリスで生活や異文化交流を経験できるように作られた制度。
最大2年間滞在でき、学ぶもよし、働くもよし、旅するもよしと、かなり自由度の高いビザになっています。
他の国のワーホリと比べてもイギリスのYMSはかなり優秀。
例えば、オーストラリアやカナダのワーホリは1年間(延長できる場合もあり)で、働ける期間に制限があったり、オフィスワークが難しかったりすることも。
でも、イギリスのYMSは2年間フルで滞在できて、学ぶ・働くのどちらも制限なし。
学校へ通って英語力を向上させたり、パートタイムで働きながらヨーロッパをバックパックしたり、イギリスの現地企業に就職してキャリアアップしたり、6,000人いてもそれぞれのワーホリの過ごし方を実現することができます。
これが人気の理由の一つです。
【YMSビザの特徴】
滞在可能期間 : 最長2年間
就学期間 : 制限なし
就労期間 : 制限なし
年間発給数 :6,000名
年齢:18歳以上30歳以下(※申請時点で30歳以下ならOK。渡航時は31歳でも可能)
YMSのビザに関する最新詳細は、GOV.UKの公式サイトをご確認ください。
YMSビザの申請はエージェントを使うべき?
ビザ申請って、なんか難しそう…と思ってる人も多いはず。
特にYMSの申請には、個人情報の入力だけじゃなく、過去10年分の渡航履歴や資金証明など、いろいろな書類が必要になります。
めんどくさいのは事実。でも、結論から言うと エージェントは使わなくてもOK です。
もちろん、エージェントを頼れば楽できるかもしれません。
でも、そのぶんサポート費用はかなり高め。
しかも、今はネットで調べれば手順が全部わかる時代。
正直、お金をかけるほどの複雑さはありません。
私も「エージェント使った?」と聞かれることがよくありますが、自力で申請しました。周りも使っていない方が多いです。
参考にしたのは ワーホリネット というサイト。

このサイトを何度も読み込み、ミスがないように確認しながら進めたら、問題なく申請完了。
「書類ミスしたらヤバいかな?」と不安な人もいると思いますが、丁寧にやれば大丈夫。
むしろ、エージェントに丸投げするより、自分で手続きを理解しておいたほうが後々役に立ちます。
YMSビザ申請でネックになるポイント
唯一「ちょっと不安…」と思ったのが、資金証明の部分。
YMSビザの申請には £2,530(約50万円) の残高証明が必要なんですが、「どの銀行の証明書ならOKなの?」と悩む人も多いはず。
私の場合、楽天銀行をメインで使っていたので、そこで 取引明細書(手数料:524円) を発行し、それを ワーホリネットの資金証明翻訳サービス(手数料:4,700円) で英訳してもらいました。
これで問題なくビザが承認されたので、特にトラブルなく進められました。
確かに翻訳サービスの手数料は少し高いですが、申し込みからたった1日で翻訳済みの書類がオンラインで届くので、急ぎの人にはおすすめ。
しかも、YMSビザの翻訳実績が豊富なので、安心感がありました。
ビザ申請はやることは多いけど、ちゃんと調べれば自力で問題なく申請できます。
エージェントを使わずに数万円節約できるので、ここは頑張りどころ!
英語力はどれくらい必要?

海外で暮らすとなると「英語はどのくらいできればいいの?」と気になりますよね。
結論から言うと、生活レベルなら日常会話ができればOK。
ただし、仕事の種類によって求められるレベルは変わります。
生活レベル
買い物や外食、役所手続きなどは、単語とジェスチャーでなんとかなります。
イギリスは移民の国なので、多少文法や発音が間違っていても大丈夫。
「伝えようとする姿勢」が一番大事です。
飲食系の仕事
カフェやレストランでは、ネイティブのお客さんの注文を聞き取るリスニング力は必要。
とはいえ、使う単語やフレーズはある程度決まっているので、事前に覚えておけば問題ありません。
英語が完璧じゃなくても働けるケースも多いです。
オフィスワーク
英語力のハードルはぐっと上がります。
日系企業でも現地スタッフとのやり取りは必須ですし、面接が英語で行われることも多いです。
会話が流暢でなくても、「きちんと意思疎通できるか」が重要ポイント。
最近の英語勉強法
最近はAI英会話アプリ「ELSA Speak」を愛用中。
特に発音チェックがかなり厳しく、何度やってもダメなら容赦なく赤線が出ます(笑)。
人相手だと「まあいいか」で通してしまうところも、AIだと絶対に妥協しないので練習には最適です。
発音矯正をしたい人
独学で勉強したい人
には特におすすめ。
ただしアメリカ英語基準なので、イギリス英語重視の人には向きません。
語学学校は通うべき?
私は通いませんでした。周囲も通った人・通わなかった人は半々くらい。
英語力を上げる目的なら、正直「行かなくてもいい」と思っています。
理由は2つ。
自力での勉強や実生活の方が伸びが早い
ビザ残り期間が1年半を切ると就活が不利になる
理由1|自力の方が伸びる
渡英前、私は大手オンライン英会話を約30万円かけて受講しましたが、思ったほど伸びず…。
それよりも、本やアプリで自習し、実際に海外で暮らす方がずっと実践的でした。
もちろん「友達作り」や「生活に慣れる」目的なら学校もアリです。
理由2|ビザ残り期間の壁
オフィスワークを狙う場合、ビザの残りが1年半を切ると採用してもらいにくくなります。
そのため、渡英後は早めに就活を始めるのがおすすめ。
英語の勉強は渡英が決まったら日本で可能な限りやっておきましょう。
語学学校に通うなら短期・夜間・週末コースなど柔軟な選択肢もあるので、調べてみるのが良いと思います。
イギリスの携帯会社はどうする?
イギリスに到着したら、まず必要になるのが現地の携帯電話番号。
家探しも仕事探しも、イギリスの番号がないとスムーズに進みません。
おすすめは「giffgaff」

私がいろいろ比較した中で、一番使いやすくコスパが良かったのがgiffgaff。
例えば私のプランは月£10で20GBまで使えるもので、携帯でYoutubeなどをあまり見ない方には十分な容量です。
giffgaffのメリット
1. 料金が安い – お得なプランが多く、月額も低め
2. 契約が簡単 – 面倒な手続き不要で番号がすぐ手に入る
3. ヨーロッパでも使える – 5GBまで追加料金なしで利用可能
4. 縛りなし – 契約期間の縛りがなく、いつでも解約OK
5. 日本でSIM受け取り可 – 渡英前に郵送してもらえるので、着いた瞬間から使える
6. アプリ管理が便利 – プラン変更や残量確認もスマホから簡単
特に、日本でSIMカードを受け取れるのは本当に助かります。
到着直後から通信が使えるので、空港からの移動や連絡も安心です。
お得に登録する方法
giffgaffは友達紹介リンク経由で登録すると£5分のクレジットがもらえます。
こちらの紹介リンクからお申し込みをすると特典が適用されますので、よろしければご活用ください。
giffgaffのメリットやお得な登録方法、料金プラン、実際に使ってみた感想などについては、こちらの記事をご参考ください。
【£5貰える】イギリスの携帯SIMカードはgiffgaffがおすすめ | ワーホリ・YMS必見
日本の携帯番号は残すべき?
海外移住の際、「日本の携帯契約は解約すべきか?」と悩む人も多いはず。
私の結論は残しておくのがおすすめです。
理由は、
日本の銀行振込やカード決済でSMS認証が必要になることが多い
日本に一時帰国した時、そのまま使える
契約を復活させる手間がない
私の場合は、楽天モバイルのeSIMを利用しています。
海外でも維持費が安く、日本番号もキープできるのでとても便利です。
詳細は、こちらの記事で解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
【海外旅行・長期留学・ワーホリ・YMS】携帯電話は楽天モバイルのeSIMがおすすめ
イギリスの銀行口座はどうする?
イギリスで働くなら現地の銀行口座は必須。
日本の口座に給与を振り込んでもらうことはできません。
まずはWiseでOK

最初の1口座はWise(ワイズ)がおすすめ。
日本からも登録でき、口座詳細やデビットカードを発行できます。
メリット
・イギリス口座の詳細がすぐ取得できる
・海外送金・両替手数料が安い
・50通貨以上を無料で保有可能
・世界中のATMから現金引き出しOK
・日本語対応あり
私も渡英直後は大手銀行の口座が作れず、Wiseで給与を受け取っていました。
オンラインで完結できるので、準備にもぴったりです。
お得情報
現在実施中のキャンペーンでは、こちらのリンクからWiseアカウントを登録すると、無料のカードまたは最初の送金を行う際に最大500 GBPまでの送金手数料が無料になる送金クーポンが付与されます。
Wise(ワイズ)についての詳細はこちらをご覧ください。
フォルケホイスコーレ留学・語学学校 | 学校の授業料の支払い・海外送金にはWiseがおすすめ
次にオンラインバンク(Monzo / Revolut)

長期滞在予定なら、Wiseに加えてMonzoやRevolutといったオンラインバンクも便利。
特にMonzoはアプリだけで口座開設でき、カードもすぐ届きます。
一度落ちても再申請で通ることもあるので諦めないでOKです。
YMSなどの長期滞在の場合は、大手銀行での口座開設もできますが、住所証明や給与などの明記が必要で時間がかかるので、オンラインバンキングをまずは一つ作成するのがおすすめです。
お得情報
Monzoは紹介リンク経由で登録&カード利用をすると、登録者・紹介者ともに£5もらえます。
Revolutも人気で、旅行や海外送金に強いサービスです。
日本版もあるので、日本⇔イギリスの資金移動にも使えます。

Revolutに関する詳細は、こちらの記事をご覧ください。
Revolutは海外留学・旅行・出張におすすめ!友達紹介キャンペーン特典あり
最終的に大手銀行(Lloyds・HSBCなど)
仕事が安定したら、大手銀行の口座を作るのがおすすめ。
私はLloydsを使っていますが、オンライン申請だけで開設でき、雇用証明書も不要でした。
イギリスでの家探し

YMSで渡航したら、まず直面するのが家探し。
仕事より先に、生活の拠点を決めるのが最優先です。
家探しの流れ(6ステップ)
条件を決める(家賃上限/ゾーン/駅からの距離/入居日/家具有無 など)
サイトで物件を探す(複数サイトを並行)
大家・エージェントに連絡(自己紹介+入居希望日+入居期間を明記)
内見に行く(同日で複数回すと効率的)
契約手続き(デポジット/賃貸条件を確認)
鍵受け取り → 引っ越し
コツ:良物件は即日で消えます。短期集中&同時並行で動くのがおすすめ。
物件サイトはここをチェック
SpareRoom:シェアハウスの定番。直接やり取りしやすい(私もここで決めました)
Rightmove/Zoopla:不動産会社経由で探すなら
Gumtree:家具付き・光熱費込みも多い(※詐欺には注意)
MixB:日系掲示板。件数は少なめだが、日本語でやり取りしやすい
Facebookグループ(例:Japanese in London など):帰国に伴う引継ぎ情報が出ることも
退去する人から引き継ぐルートも意外と狙い目。X(旧Twitter)で「部屋空きます」系ポストをチェック。
ロンドンはどこに住むべき?(エリアざっくり案内)
※雰囲気や治安は通り1本で変わることも。最終判断は現地で昼夜どちらも確認を。
西ロンドン(West):
Acton/Ealing:日本人が多い。治安は比較的良好、中心部より家賃は抑えめ。駐在ファミリーに人気。
全体的に「西は穏やか」という印象を持つ人が多め。
北西〜北(NW):
Swiss Cottage/St John’s Wood:単身駐在員に人気。落ち着いた住宅地。
東ロンドン(East):
Shoreditch/Hackney/Bethnal Green:治安は場所により注意が必要だが、若者カルチャーが強く勢いあり。カフェやギャラリーも多い。
南西〜南(SW/S):
Clapham/Brixton:若者に人気。パブやナイトライフ充実。
南東(SE):
Canada Water/Greenwich:静かで落ち着き、治安も比較的良好。家賃は少し高め。
避けがちな候補(治安面で要慎重):
Peckham/Tottenham:エリア内でも差が大きい。夜道や駅周辺の実地確認は必須。
体感として、YMSの人が特定エリアに固まっている印象は薄め。それぞれの条件次第で散らばって住んでいる感じです。
家賃の相場感(シェアハウス・1部屋)
ゾーン1–2(中心部):£800〜£1,400
ゾーン3–4:£600〜£1,200
ゾーン5以降:£500〜£900
※レートにより円換算は変動。安すぎる物件は理由あり(窓なし/水回り難あり/住人トラブルなど)
内見でチェックすること
水回り:シャワー水圧・排水。弱すぎると毎日ストレス
採光・窓:冬場の日照不足対策。窓なし部屋は要慎重
ハウスメイトの生活:早寝早起き/在宅勤務/パーティー頻度など
契約条件:デポジット/退去のルール/光熱費込みか
周辺環境:夜の帰路・最寄駅からの動線・バス便
詐欺に注意(よくあるパターン)
「今すぐ振込でキープ」:現地確認前の送金は基本NG
写真が豪華&家賃が相場以下:実在しない物件の可能性
契約書なしの口約束:デポジット返還で揉めがち
契約前の内見は必須。可能なら実際に住む住人と話すのが安全。
フラットハウス生活のリアル
メリット
家賃を抑えられる
友達ができやすい(多国籍の環境)
家具付き物件が多い
デメリット
キッチン・バス共有のストレス
住人の騒音・ルール問題
退去時のデポジット返金トラブル
「一人暮らしが絶対」という人はスタジオ(ワンルーム)も検討。ただし月£1,300〜が目安で予算は高め。
さらに詳しく(3日で部屋を決めた手順/内見チェックリスト/大家さんへの連絡テンプレ)は、別記事「YMS・ワーホリ|ロンドンの家探しの方法とコツ」で解説しています。
YMS・ワーホリ | ロンドンの家探しの方法とコツ【大家さんへのメッセージテンプレートあり】
イギリスでの仕事探し
YMSでイギリスへの移住が決まったら、最も心配になるのが仕事探しではないでしょうか。
特に2024年からYMSの募集人数が1,500人から6,000人に増枠し、「仕事が見つかるか不安…」という声もよく聞きます。
英語レベル別:おすすめの仕事
英語ほぼ不要
レストラン・カフェのキッチン:時給 £11〜£14
クリーニング・ハウスキーパー:時給 £10.5〜£13
倉庫作業(アマゾンなど):時給 £12〜£16
スーパーの品出し:時給 £11〜£14
日常英会話OK
ウェイター・バリスタ:時給 £11〜£15
日本食レストランのフロアスタッフ:時給 £11〜£14
ホテルの受付(リセプショニスト):時給 £12〜£17
販売スタッフ(ユニクロ、無印良品など):時給 £11〜£15
ビジネス英語OK
ITサポート・システム管理:年収 £25,000〜£50,000
マーケティング・PR:年収 £30,000〜£50,000
会計・経理:年収 £30,000〜£45,000
事務・アシスタント:年収 £22,000〜£35,000
・キッチンや倉庫作業は未経験でも採用されやすい
・英語を伸ばしたいならカフェ・レストランのフロアがおすすめ
・ITや事務系は経験がないと厳しい
日本人向けの求人を探す方法
英語に自信がない人、日本語スキルを活かしたい人向けの求人もあります。
日本語OKの仕事が見つかるサイト
MixB:日本語で求人が探せる。飲食・販売・事務など幅広い
日系企業の採用ページ:直接応募できるケースも多い
人材派遣会社へ登録:日系企業のオフィスワーク求人を紹介してくれる
日系企業・お店の例
飲食系:Sushi Samba / Wasabi / Itsu / Ippudo / Yo! Sushi
販売系:ユニクロ / 無印良品 / ジャパンセンター
オフィス系:日系銀行 / 貿易会社 / 旅行会社
求人サイト&エージェント
オフィスワーク狙いなら以下のサイト・エージェントは登録必須です。
【求人サイト】
・Indeed
・CV Library
・Reed
【エージェント】
・centre people
・People First
・JAC
就職活動のベストタイミング
7〜8月はヨーロッパ全体で夏休みシーズン、12月はクリスマスシーズンのため、採用活動が停滞しがちです。
可能ならこの時期を避けて動くのがおすすめです。
私がロンドンでオフィスワークの内定を取るまでにやったことを完全ロードマップとしてまとめた記事があります。
必要な手続きから、実際に使った英文CV&カバーレターテンプレート、AIで効率的に書類を作る方法まで全公開しています。
イギリス就活でオフィスワーク獲得までの10ステップを全公開【英文CV・カバーレターテンプレート付き】
イギリスの給料事情
YMS(ワーキングホリデー)でイギリスに来るとき、気になるのはやっぱり「どのくらい稼げるのか?」ですよね。
ここでは最低賃金からオフィスワークの相場、手取り計算の方法までまとめました。
最低賃金と給与相場
イギリスの最低賃金は毎年4月に改定されます。
2024年と2025年を比べると、大幅に引き上げられているのがわかります。
2024年の最低時給
21歳以上:£11.44(約2,288円)
18〜20歳:£8.60(約1,720円)
18歳以下:£6.40(約1,280円)
2025年の最低時給
21歳以上:£12.21(約2,442円)
18〜20歳:£10.00(約2,000円)
18歳以下:£7.55(約1,510円)
(※1ポンド=200円で計算)
イギリスの最低賃金は年齢によって決まり、毎年4月に見直されます。
カフェやレストランなどのアルバイトはこの水準が目安。日本の最低賃金(約1,000円)と比べると2倍以上ですが、物価の高さも忘れてはいけません。
オフィスワークの場合、一般事務職の給与は £25,000〜£28,000(約500〜560万円/年) が相場といわれています。
参考までに、イギリス全体の平均給与は£34,963(約700万円)。ロンドンは国内でも特に水準が高い地域です。
手取り額の計算方法
給料は Income Tax(所得税) と National Insurance(社会保険料) が差し引かれた後に振り込まれます。
気になる方は「Take Home Tax Calculator」でシミュレーションすると、実際の手取り額を把握できます。

就労ビザスポンサーの現状
YMSは最長2年間。
その後もイギリスで働きたい場合は、企業にスポンサーをしてもらいSkilled Workerビザへ切り替える必要があります。
ただし、最低年収基準が大幅に引き上げされています。
・2024年4月から£26,200 → £38,700
・2025年7月から£38,700 → £41,700
基準額が短期間で大きく上がっており、スポンサー獲得のハードルが高くなっています。
特にYMS終了後もイギリスに残りたい方にとっては、 高年収ポジションに就き、かつビザスポンサー実績のある企業に入ることが必須 になってきています。
スポンサーライセンスを持つ企業一覧は こちら(GOV.UK公式リンク) から確認可能です。
イギリスの物価
イギリスは「物価が高い国」として有名ですが、実際に生活してみるとその実感はさらに強まります。
特に円安の影響もあり、日本円をポンドに換算すると想像以上に目減りしてしまい、「このクオリティーでこんなに高いの?」と驚くことが多いです。
ただし、すべてが高いわけではなく、スーパーでの食材購入などは比較的安く抑えられるため、自炊を工夫することで生活費はある程度コントロール可能です。
外食はとにかく高い
レストランなどの外食には20%のVAT(消費税)が上乗せされるため、特に高く感じます。
ランチでも £9〜15(約1,800〜3,000円)、ディナーなら普通のレストランで £25〜60(約5,000〜12,000円)が一般的です。
【外食の例】
・ポキ丼:9ポンド(約1,800円)
・Ippudoラーメン:16ポンド(約3,200円)
・Marugame Udon:8.5ポンド(約1,700円)
・バーガーキング(セット):9.8ポンド(約1,960円)
・中華料理:44ポンド(約8,800円)
・フレンチ料理:38ポンド(約7,600円)
・カフェラテ:3.8ポンド(約760円)
スーパーの食材は意外と安い
一方でスーパーで売られている食材は比較的リーズナブル。特に野菜や果物は安く、日常の食費を抑える大きな味方です。
【食料品の例】
・タマネギ:1kgあたり1ポンド(約200円)
・じゃがいも:1個あたり0.23ポンド(約46円)
・卵:500gあたり1ポンド(約200円)
・牛乳:1lあたり1.2ポンド(約240円)
・バナナ:6本あたり1ポンド(約200円)
・りんご(小):6個あたり1.7ポンド(約340円)
家賃は最大の出費
生活費の中で最も負担が大きいのが家賃です。
特にロンドンで一人暮らし(フラットやスタジオ)をしようとすると、月20万円以上は当たり前。
多くのYMS渡航者は、専有の部屋+共有キッチンのフラットシェアで生活しています。
【家賃相場の例】
・フラットシェア(Zone3〜4):600〜1,200ポンド(約120,000〜240,000円)
・フラットシェア(Zone1〜2):800〜1,400ポンド(約160,000〜280,000円)
・フラットまたはスタジオ(Zone1〜4):1,200〜2,400ポンド(約240,000〜480,000円)
交通費も高め
イギリスでは交通費の会社負担がないケースが多いため、給料から自己負担する必要があります。
特にロンドンの地下鉄・バスは高く、生活費の大きな割合を占めます。
【交通費の例】
・地下鉄:片道2.7〜3.5ポンド(約540〜7000円)
・バス:一律1.75ポンド(約350円)
イギリスでの生活費
「イギリスの生活費ってどれくらいかかるの?」と気になる方も多いと思います。
私は毎月の収支を Snoop という家計簿アプリで管理しています。
日本でいう「マネーフォワード」のような存在で、銀行口座やカードを連携すると自動で支出をまとめてくれるので、とても便利です。
イギリスで家計簿アプリを探している人にはおすすめです。
イギリスの家計簿アプリはSnoopがおすすめ | 特徴や使い方を解説
ちなみに私の場合、旅行(月1回を目標)やミュージカル、イベントなど「今しかできない経験」にお金を使う方針なので、支出はやや多め。
生活スタイルによって出費は大きく変わりますが、自分が何にお金をかけたいかを決めておくことが大切だと実感しています。
【私の4月の支出】
・家賃:775ポンド(約155,000円)
・携帯代:10ポンド(約2,000円)
・外食:310ポンド(約62,000円)
・食料品:110ポンド(約22,000円)
・交通費:178ポンド(約35,600円)
・服/コスメ:157ポンド(約31,400円)
・娯楽:118ポンド(約23,600円)
・旅行:257ポンド(約51,400円)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計:1,915ポンド(約383,000円)
【私の5月の支出】
・家賃:775ポンド(約155,000円)
・携帯代:10ポンド(約2,000円)
・外食:490ポンド(約98,000円)
・食料品:150ポンド(約30,000円)
・交通費:200ポンド(約40,000円)
・服/コスメ/雑貨/趣味:530ポンド(約106,000円)
・娯楽:150ポンド(約30,000円)
・旅行:300ポンド(約60,000円)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計:2,605ポンド(約521,000円)
YMSでかかる初期費用
「YMSでイギリスに行くとき、どのくらいお金を用意すればいいの?」と気になる方も多いと思います。
ここでは、渡英前に必要な費用と渡英後1ヶ月目に必要な費用を整理しました。
渡英前に必要な費用
まずはビザ関連の費用です。
イギリス政府は2024年1月にIHS(医療サーチャージ)を値上げしており、負担が大きくなりました。
・以前:470ポンド/年
・現在:776ポンド/年
そのため、ビザ申請にかかる費用は50万円前後と考えておく必要があります。
【渡英前に必要な費用】
・ビザ申請費用:£298(約59,600円)
・Immigration Health Surcharge:£1,552/2年分(約310,400円)
・片道航空券:約80,000〜170,000円
・残高証明書発行・翻訳手数料:約5,000円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計:455,000〜545,000円(←実質かかる費用)
(さらにビザ申請時に証明が必要な貯金額をプラス↓)
・残高証明に必要な貯金:£2,530(約506,000円)
==============================
合計:961,000〜1,051,000円(←口座に必要な費用)
参考までに、私は2023年後期の抽選で当選した際、以下の初期費用がかかりました(当時は値上げ前+航空券はマイル利用)。
【2023年後期の私の渡英前にかかった費用】
・ビザ申請費用:€315(51,075円)
・Immigration Health Surcharge:€1,143.95(185,481円)
・指紋認証登録手数料:€156.94(25,446円)
・残高証明書発行手数料:524円
・残高証明書翻訳手数料:4,700円
・片道航空券(マイル利用):3,980円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計:271,206円(←実質かかった費用)
(さらにビザ申請時に証明が必要な貯金額をプラス↓)
・残高証明に必要な貯金:£2,530(約465,520円)
==============================
合計:736,726円(←口座に必要だった費用)
渡英後1ヶ月の費用
次に、現地での生活をスタートさせるための費用です。
家賃+デポジット(入居時に1ヶ月分+保証金)
生活用品の購入(調味料、食器、布団・シーツ・枕など)
仮住まいのホテル代(短期滞在から家に移るまで必要な場合)
これらは最初の1ヶ月にまとめて出費が重なるので、普段の生活費よりも多めにかかります。
【渡英後1ヶ月の費用】
・仮住まいのホテル1週間分:400ポンド(約80,000円)
・家賃:600〜900ポンド(約120,000〜180,000円)
・デポジット:600〜900ポンド(約120,000〜180,000円)
※家賃1ヶ月分。退去時に問題なければ返金される。
・携帯代:10〜20ポンド(約2,000〜4,000円)
・食費:200〜400ポンド(約40,000〜80,000円)
・交通費:50〜180ポンド(約16,000〜36,000円)
・その他雑費:100〜300ポンド(約20,000〜60,000円)
==============================
合計:1,960〜3,100ポンド(約392,000〜620,000円)
人によって差はありますが、初月は 月960〜1,800ポンド(約19万〜36万円) が一般的な目安です。
2ヶ月目以降は仮住まい費用やデポジットを除いた金額で落ち着いてきます。
イギリスに来る前に知っておいた方が良いこと8選
イギリスで生活をし始めて最初に戸惑ったことを紹介します。
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