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【れれちーの部屋】VOL.21|「寄付ってちょっと怖いよね」から始まった、僕の選択

※本日は、いつもの導入パートを敢えてカットしてそのまま本文からスタートしています。


◾️「寄付って、ちょっと怖いよね」


先日、ある人がそんなことをつぶやいた。
悪気があったわけじゃない。ただ、素直な感想を口にしただけだ。

そして僕は、なぜかその言葉に、少しだけ頷いてしまった。

 

たしかに、寄付にはどこか距離感がある。

レジ横の募金箱に小銭を入れるのは、日常の延長だ。
でも、「毎月定額で」「顔も知らない誰かのために」となると、急にハードルが上がる。

むしろ、
“怪しい”とか“宗教っぽい”という印象すら抱かれがちだ。

なぜだろう。
なぜ、寄付という行為は、ここまで人に「構えてしまう」印象を与えるのか。

 

今回は、「寄付が広まりにくい日本の構造」と、
その中で僕が“あえて”寄付という選択をした理由を、
体験とデータの両面から、言葉にしてみようと思う。


◾️日本は“寄付後進国”という現実


まずは、少しだけデータを見てみよう。

📊 日本の寄付事情(2020〜2022年)
• 🌍 世界人助け指数:118位(ワースト2)

• 💰 寄付のGDP比:0.23%(アメリカは約1.37%)

• 🤝 寄付者率(経験者):44.1%

• 📦 平均寄付額:約37,000円(中央値:1万円)

この数字を見ると、日本では「寄付をしたことはある」という人が多いし、中央値も多分あなたの想像よりも高い。

しかし、データを細分化すると下記のようになる。

◾️データで見る、中央値1万円の正体


日本ファンドレイジング協会の「寄付白書(2021版)」によると👇
• 個人寄付の中央値:1万円  

【カテゴリー別中央値は以下の通り:】

• カテゴリー1(NPOなど):5,000円
• カテゴリー2(共同募金・宗教など):1,000円
• カテゴリー3(ふるさと納税):40,000円  

つまり、中央値1万円は3つのカテゴリーをまとめた値で、
ふるさと納税の高めの寄付額に引っ張られた結果です。

上記を簡単にまとめると、

• 一般的なNPOへの寄付は平均よりかな~り低く、数千円単位。

• 寄付文化の中へ本当に「文化として根付かせる」には、ふるさと納税と区別して語る必要があるといえます。


“寄付が文化として根付いているか”というと、まだ遠いという現実が浮かび上がると僕は考えています。



◾️僕がぶつかった“構造の壁”


僕もかつて、「将来もっと稼げるようになったら、寄付したい」と思っていた。
そしてある時期、実際に支援団体を調べてみた。

最初はシンプルだった。
「ちゃんと届けてくれる団体に、信頼してお金を託したい」と思っただけだった。

 

でも、調べれば調べるほど、
**活動そのものの“難しさ”と“コスト”**が浮き彫りになっていった。


◾️寄付活動のリアル:信頼されるには“仕組み”が必要


たとえば――
• 📊 会計報告:帳簿の整備、第三者への開示

• 📸 活動報告:現地の様子を撮影・編集・発信

• 🧑‍💻 広報運営:SNS、Web対応、継続的な発信

• 📩 寄付者対応:個別返信・質問・クレーム処理

• 🎯 信頼のバランス調整:「丁寧すぎても叩かれる/質素すぎても疑われる」

 

つまり、信頼される寄付活動とは、
“信頼を可視化するコスト”を抱えながら回していく仕組みそのものなんだ。


◾️寄付活動は、ビジネスモデルと接続しなければ続かない


寄付は「集めること」がゴールではない。
むしろそのあとが本番だ。

集まったお金をどう使うか、どう報告するか、どう継続するか。

その全てに、時間も人もお金もかかる。

 

だからこそ、寄付活動は**“綺麗ごと”だけでは成立しない。**
仕組みとして、ビジネスモデルとして、きちんと設計されていないと続けられない。

 

だけど日本には、「儲けてる=悪」という空気がまだ根強い。
• 善意に報酬はいらない、という幻想
• 支援者が生活できないまま燃え尽きる現実
• それでも、「誰かがやってくれるはず」と期待する社会

 

この空気感こそが、
**日本で寄付が広まりにくい“構造的な原因”**なのだと、僕は思っている。


◾️ 僕は、全部をやろうとするのをやめた


そんな中で、僕は「かつおクラブ」という活動に出会った。

僕が昔検討したネックを本気で改善し、更にnoteというプラットフォームにもきちんと還元させるという、還元ビジネスの理想とする【四方良し】の仕組みを作ろうとする人達がいた。

もしかしたら、ここでなら僕のスキルを活かして夢を叶えられるかもしれない。


正直な話、支援対象は今の僕からしたら実はそこまで重要じゃない。
この熱量を持っている人達の意思を繋げて、文化を築くことや広めることが何よりも大切だ。

僕にとってそれは、支援ではなく、“共鳴”だった。
「僕はこういう生き方を選びたい」
という、自分へのメッセージだった。

 

不安がゼロになるわけじゃない。
でも、迷わなくなる。


◾️あなたは、何に“お金”を使いたいですか?


お金を使うって、
未来への意思表示に少し似ている。

どんな世界を望むか。
どんな生き方を応援したいか。
どこに希望を投じるか。

 

あなたがこれから使うお金の中に、
“願い”はありますか?


◾️最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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