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毎朝ノートに3ページ書き続けて2年 — モーニングページが僕にくれたも

毎朝、起きてすぐにA4のノートに3ページ、思い浮かぶことを何でも書く。

テーマも構成も不要。頭に浮かんだことを、そのまま手で書く。これを「モーニングページ」と言う。アーティストの創造性回復プログラムとして世界的に知られるジュリア・キャメロンの著書『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』で紹介されている手法だ。僕はこの本を読んで、「これならできるかも」と思った。

実は、この本を読んで一度チャレンジしたことがあった。でも、その時は途中で頓挫してしまった。

2023年12月18日、もう一度やってみようと思い立ち、再開した。今度は続いた。途中2日書けない日があったが、ほぼ毎日休まず、今日まで2年以上。ノートは13冊目に入った。

62歳の僕が胸を張れることがあるとすれば、これだ。


やっていることはシンプル

朝の書き出しはだいたいこんな感じ。

「おはよう! 0440起床。昨夜は22時前にはベッドに入った。早く寝れば早く目覚めることができる。よきである」

その日やること、昨日の振り返り、気になっていること、感情、アイデア。何でも書く。

書けない朝は「書くことがない」と書く。それでいい。大事なのは「書く」という行為そのもの。

そして、毎日最後にこう書いて締める。

「さ、今日も笑顔で明るくほがらかに頑張ります!!」

この一文を、もう700日以上書き続けている。


なぜ続けられたのか

正直、よくわからない。

ただ、いつの間にか「書かないと気持ち悪い」という状態になった。歯を磨くのと同じだ。

一つコツがあるとすれば、12月から40分のタイマーをセットするようにしたこと。以前は1時間半かかることもあったけれど、40分と決めたら集中できるようになった。

あと、どうしても朝書けない日は夕方や夜に書く。名付けて「イブニングページ」。邪道かもしれないけど、**「書かなかった日をゼロにしない」**の方が大事だと思っている。


モーニングページが教えてくれた3つのこと

1. 自分が本当に考えていることは、書かないとわからない

頭の中のモヤモヤは、書き出すと意外と整理できる。

僕が事業の抜本的な見直しを決断できたのも、毎日ノートと対話していたからだ。「このままではまずい」という声を自分の手で書き続けていたら、もう無視できなくなった。

逆に言えば、書いていなかったら、まだ「なんとかなるだろう」とごまかし続けていたかもしれない。

2. 小さな幸せに気づけるようになる

書くようになってから、こんなことに気づくようになった。

「目覚めると、真横にチコがいて。幸せを感じる朝の一瞬である」

「妻のコーヒーはやっぱりおいしい」

「カングーの後ろで作業するの楽しいね」

猫がそばにいること。妻のコーヒーがおいしいこと。車の中で過ごす時間が楽しいこと。借金2700万円の生活の中にも、幸せはちゃんとある。書くことで、それに気づける感度が上がった。

3. 書いたことは、不思議と実現に向かう

11月のある朝、ふとこう書いた。

「全ての荷物をカングー一台にまとめてみるというのはどうだろうか」

書いた時点ではただの思いつきだった。でも、書いたことで意識が向き、実際にミニマリストへの道を歩き始めた。

「note で発信する」ということも、何度もノートに書いているうちに、こうして実際に書き始めている。

書くことは、考えること。考えることは、動くこと。動くことは、変わること。


この日記の原点

実はこの「62歳の人生リセット日記」は、2年分のモーニングページから生まれている。

毎朝の3ページに書いてきた、資金繰りの不安、ミニマリズムとの出会い、AIとの格闘、家族への思い、マンション売却、山梨移住の計画。全部、あの朝のノートが出発点だ。

「このノートを書き始めてから色々なことが好転してきているとも思う」

3月のモーニングページにそう書いた。本当にそう思っている。

特別な才能は必要ない。ノートとペンがあれば、誰でも今日から始められる。

62歳でも。借金があっても。何を書いていいかわからなくても。

ただ、書く。それだけでいい。

モーニングページに書き続けるうちに、お金の使い方にも意識が向くようになった。次回は、そこから始まった家計の変化について書いてみたい。


次回:「月の支出146万円→36万円。4ヶ月で100万円削った全記録」

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