4月の気になるResiliency的ニュース勝手に3選
こんにちは、shuntaroです!
今回は、4月のニュースの中でResiliency(回復力)、事業継続、ITの観点で気になるニュースをPEST(政治、経済、社会、技術)の観点で分類し、勝手に3つ厳選しました!
【P:政治関連】
官公庁による企業への工事・サービス発注、物価高を反映へ…適正な価格転嫁で中小企業の賃上げ後押し 読売新聞 2026/4/4
政府は官公庁が民間企業に発注する公共工事や各種サービスについて、物価高騰を適正に反映させる新たな指針を固めました。狙いは、中小企業の収益悪化や賃上げ余力の低下の防止です。
具体的には、発注予定価格に最新の実勢価格を反映することを原則とし、低入札によって十分な賃金支払いが難しくならないかを確認する仕組みを強化します。また、工事資材の急激な値上がりに対しても、スライド条項をより柔軟に運用し、事業者の持ち出しを防ぐ措置が強化されます。
ただし、官需が先導して価格転嫁を認める姿勢を示すことが、民間取引における商慣行の是正にも影響を及ぼすかは未知数です。
【E:経済関連】
世界の石油供給1千万バレル減 「歴史上最も深刻なショック」IEA 朝日新聞 2026/4/5
世界の石油供給量が2026年3月に前月比で日量1010万バレル減少したことが、国際エネルギー機関(IEA)の報告で明らかになりました。背景には中東情勢の緊張激化があり、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡が事実上機能不全に陥ったことが主因です。
供給不足を背景に国際原油価格は過去最大の月間上昇幅を記録しており、航空・物流業界や製造業のコストを直撃しています。在庫の取り崩しも加速しており、中東以外の地域でも石油備蓄が大幅に減少するなど、サプライチェーンの維持が困難な局面を迎えています。
社会情景が急激に改善する見込みがないことから、エネルギーの調達や価格変動が収益に与える影響を前提に、コスト管理や調達先の分散の重要性が今まで以上に高まるでしょう。
【T:技術関連】
Anthropic、AIサイバーセキュリティ連合「Project Glasswing」を始動 共同通信 2026/4/8
米AI企業アンソロピックが開発した新AIが、主要な基本ソフト(OS)やウェブブラウザーに存在する未発見の脆弱性を数千件規模で発見し、サイバーセキュリティ分野に大きな衝撃を与えています。
高い解析能力により、長年見逃されてきた欠陥まで特定できる一方、悪用される危険性も否定できないためです。
具体例として、WindowsやLinuxといった基幹OSにおいて、従来のツールでは見落とされていた脆弱性を数日間で特定することに成功しています。
そこで同社は、AIを一般公開せず、防御目的に限定して使う国際的枠組み「プロジェクト・グラスウィング」を立ち上げました。米IT大手や金融機関、セキュリティ企業が参加し、攻撃者より先に脆弱性を洗い出し修正する体制づくりを進めています。
