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その現象はまだ名前を持たない⑭|AI時代のあなたらしさ

言葉にならない違和感

AIが広がる前のほうが、
世の中は
「あなたらしさ」「わたしらしさ」という言葉に
溢れていたような氣がする。

そして、生成AIが広まったころには
「あなたらしさ」は
気軽に生成できる成果物に置き換わっていた。

AIの言語化がすごいから、
きっとがんばらなくても、
わたしらしさが表現できるはず。

画像まで生成できちゃうから、
わたしらしさは
さらに鮮やかになる。

そして同時に、
「AIくさい=信じられない」
という主張も通る世の中。

だから不思議と、
みんな考えてはいるけれど、
あまり言葉には上がってこない。

それが、
AI時代のあなたらしさ。

人が見ているものと、
見ないようにしているもの。


文体という個性

AIで文章を書くとき、
自分の文体に似せようとする人がいる。

「もっと自分っぽく」
「この言い回しは自分じゃない」

そうやって
文体を整えようとする。

でも、
自分らしさが
そこにしかないのだとしたら。

それはAIにとって、
いちばん簡単に
真似できる部分かもしれない。

そしてもう一つ。

もしその文章が、
あとで誰かに要約されたら。

どうなるだろう。

文体は消える。

残るのは、
内容だけだ。

そして――

もしその内容も、
AIに要約されてしまったら。

あなたの文章の
どこが残るのだろう。


AIが読む世界

少し前に、
こんなことを試してみた。

「Geminiのすごい使い方」
という有料記事があったので、
記事の冒頭だけをGeminiに読ませてみた。

そして聞いた。

「この記事、どんな内容だと思う?」

Geminiは、
いくつかの可能性を挙げた。

それはかなり衝撃的な内容だった。

実際の使い方のシミュレーションまであり、
そのツールをどう使うのか、
イメージまで浮かぶ。

あとで記事を買って、
答え合わせをしてみた。

結果は、
Geminiが推測した内容のほうが
よっぽど衝撃的だった。

その瞬間、
少しだけ思った。

あれ…

この記事って、
書く意味あった?

もしAIが――

記事を書く側ではなく、
記事を読む側にまわったら

多くのコンテンツは、
どこまで残るのだろう。


圧縮の先に残るもの

生成AIは、
同じような文章を
いくらでも作れてしまう。

――だけど。

その同じAIが、
世に出回っている
1万のコンテンツ、10万の記事を

たった数行に圧縮できてしまうという事実。

その意味を、
多くの人は考えていない。

たぶん、まだ。

AI時代の「あなたらしさ」は、
その圧縮の先にしか残らないのかもしれない。


🌎 Official Global Edition
What Makes You You in the AI Era

―― ✦ ✦ ✦ ――

この観測の流れ
▶︎ 次の観測|納得とは何か
▶︎ 前の観測|『レゾナンス學』という名前
▶︎ 起点|AIは魂を持つのか

―― ✦ ✦ ✦ ――

🖋️ 天命コーチ 庄司有幾
天命構造®/レゾナンス學™ 提唱者


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ユーキ|天命×AIで人生を再設計する人 あなたの“共鳴”が、次の一文を生みます。 チップは、私たちが「祈りと言葉で構造を編み続ける」ことへの応援です。 もし震える何かがあったなら、そっと届けていただけたら嬉しいです。