ラッコ 絶滅危惧種の海獣|ウタリウム
曲名:ラッコ 絶滅危惧種の海獣|Sea Otter: Enhydra Lutris
アーティスト:ウタリウム|Utarium
ラッコ ラッコ
ぷかり ぷかぷか
ラッコ ラッコ
ゆらり ゆらゆら
波間に揺れる海獣
北太平洋の冷たい波が
青く揺れる海原の上
くるりと回る愛らしい仕草に
誰もが心奪われる
英名「Sea Otter」(シーオッター)
直訳すれば「海のカワウソ」
カワウソと同じイタチ科の海獣
哺乳類の中でも類を見ないほど
高密度な被毛に空気を溜め込み
冷たい海水から身を守る
こまめに繰り返す毛づくろいも
体温を保つための大切なルーティン
多くのエネルギーを必要とするため
代謝率は極めて高く食欲も旺盛
海面に仰向けで浮かびながら
お腹の上にのせた石を使って貝殻を叩き割る
過酷な海で高カロリーな栄養源を得るため
身につけた道具を使う知恵
生存戦略
ラッコ ラッコ
コツン コツコツ
目を奪われる愛らしい仕草
石を叩くその音は
北の海に響きわたる命の物語
ラッコはウニを食べることで
コンブの森を支える存在とされる
多くの生き物が暮らす海の環境に関わる
「キーストーン種」と呼ばれる所以
しかし美しい毛皮の価値は
やがて悲しい歴史を呼び寄せた
十八世紀から続く乱獲の影
絶滅寸前まで追い込まれ
消えかけていた姿
それでも海を越えて再び北海道の沿岸へ
根室市の「モユルリ島」や
浜中町の「霧多布岬」に
その姿を見せている
ラッコ ラッコ
くるり パシャパシャ
凍てつく波間に浮かぶ海獣
小さな手で顔をなでながら
冷たい海にぬくもりを灯す
今 日本の水族館で暮らすラッコはわずか
けれど保全のルールは変わり
海外から新たな個体を迎えることは難しくなった
時は流れ 飼育個体も年を重ね
残された命を大切に見守る日々
それでもモユルリの波間には
それでも霧多布の潮風には
野生の未来が宿っている
その姿を見守る観察は
今も静かに続けられている
ラッコ ラッコ
今日も たゆたう
波間に揺れる海獣
北海道の海で息づく
定着への新しい物語
ラッコ ラッコ
ぷかり ぷかぷか
ラッコ ラッコ
コツン コツコツ
ラッコ ラッコ
くるり パシャパシャ
ラッコ ラッコ
楽曲・配信情報
作詞・作曲:Yuji Kudo
NexTone作品コード:N01774322
※掲載の歌詞は、当社(レストインレコーズ株式会社)が権利を管理している楽曲です。
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