【土曜授業/鹿児島県】ゆとり教育への反動で復活した土曜授業、鹿児島県一斉導入10年【ゆとり授業】
ゆとり教育への反動で復活した土曜授業だが、現場の先生の8割「なくてもいい」
というニュースを読みました。
ー
概要は、
鹿児島県では、「ゆとり教育への反動(=学力低下の反省)」という目的で復活した土曜授業が導入して10年経過したが、現場の先生への調査では、8割が「なくてもいい」と評価した。
ーーー
鹿児島県は、14年度に研究協力校3校を指定し、15年度には全国で初めて県単位で一斉導入に踏み切った自治体だそうで、
記事によると、土曜授業では地域の文化を学ぶ課外活動・ボランティア活動などを中心に行っているということです。
土曜日であれば、こういった活動に保護者が参加出来ることもあり、そういった視点ではかなり有意義なのでしょう。
そして、このような活動以外のときには通常授業も行っており、全国学力・学習状況調査の正答数をみると、14年度の中学3年は国語、数学ともに全国平均を下回ったのに対し、23年度は国語が同程度となっているというように、一定の学力向上にもつながっているようです。
ー
今回の記事で一番の注目点は、「土曜日授業は無くても良いが約84%」で、「土曜日授業を実施(継続)すべきと答えている教職員が約2%しかいない所」だと思います。
現在、民間企業においては働き方改革を中心に、従業員の心身の健康や私生活の充実を重要視する施策が行われており、この流れは教職員(公務員)としても無視するわけにはいかないです。
ただでさえ、労働条件の悪化による教員不足が言われている中で、さらなる悪化をわざわざ引き起こす必要はありません。
もちろん、上記のように土曜日に授業することで多くのメリットが発生していることも事実です。
しかし、現場教員のほとんどが望んでいないのであれば、少なくとも今の進め方での土曜授業は廃止したほうが良いでしょう。
ーーー
土曜授業は、
昔は土曜日まで授業があったから。
ゆとり教育の内容を問題視して。
などから行われることが多いです。
私達の世代では土曜日は登校日でしたが、現在は休みになっていますから、ゆとり教育の象徴としてやり玉に挙げられやすいのでしょう。
しかし現在は、土曜日が休みのときであれば、学習塾や水泳・サッカーなどの習い事を行っている生徒が多く、学校が休みだからと言って、昔のように一日中休んでいるという生徒自体がかなり少なくなっています。
各都道府県の教育委員会等は、自身の学生時代を基にするのではなく、現在の修学状況に即した施策を取って欲しいです。
★他の教育関連記事★
今回の画像は【久郷ゼロ】さんからお借りしました。ありがとうございます。
いいなと思ったら応援しよう!
記事を読んで頂いた方に、何かしらのプラスを届けたいと考えています。
