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【簡単あらすじ】時限病棟(微ネタバレ)【知念実希人/実業之日本社文庫】


爆発物
さわるな危険!
クラウン


廃病院に拉致監禁された男女が、病院からの脱出のために、クラウンと名乗る人物が主催するリアル脱出ゲームのクリアを目指す。

残された時間は、たったの六時間。

クラウンが出題するミッションに挑む男女だったが、ミッションをクリアする度に、全員がある事件の関係者だったことなどが少しずつ明らかになっていく…





『はじめに』
お盆を過ぎたというのに毎日猛暑日が続き体力が削られ、外出どころか何もしたくないと考えてしまうような日々が続きます。
しかし、外出を控えるようになったということは、逆に考えると家の中でエアコンを起動させ、傍に飲み物を持ってくると外の雰囲気に全く影響されない、絶好の読書シチュエーションになります。
ですので、最近読んで印象に残ったり、買ったまま積んでいたりした本の感想を書こうと思います。このレビューを読んだことで、作品や著者に少しでも興味を持って頂ける内容にしたと思いながら書いていますが、登場人物やぼんやりしたあらすじなど、『微ネタバレ要素』を含む記載がありますので、その点にご注意ください。

倉田梓が目覚めたとき、病院らしきところで点滴を受けながら入院着を着せられベッドで横たわっていた。

梓がトイレに行くと、同じような状況の男女四人と出会う。

少し落ち着きを取り戻した五人は周囲を調べてみるが、フロアの全ての窓が分厚い鉄板で溶接されて塞がれていた…

それだけではなく、フロアにはスプレー缶を使用され描かれていたクラウンと呼ばれるピエロと襟をただし、真実を見つけるための鍵を探せという文字、少しずつ減っていく液晶画面に点滅している数字があった。


前作・仮面病棟の続編になります。


様々な場所・条件で拉致された男女五人が、爆発のタイムリミットが迫るなか、クラウンと呼ばれるピエロから出されるミッションをクリアしていくという、「生死をかけたリアル脱出ゲームのクリアを目指す」物語です。


もちろん、通常のリアル脱出ゲームのように、ミッションクリアのために力を合わせていくことで、少しずつ打ち解け最終的には力を合わせてラスボスに挑む、なんてことにはなりませんし、時間が経過し、タイムリミットが近づくにしたがって、むしろ各登場人物の本質が暴かれ険悪な雰囲気になります。

病院内に閉じ込められた全ての人物が、「ある事件について」少しずつ秘密を抱えており、ミッションをクリアする途中で、自分が望む・望まないに関わらず、その秘密を共有せざるを得なくなります。

秘密を隠すことが想い人のためになることもあり、秘密を明らかにしたことがある人のためになることもある。

人物によって違う「ある事件についての秘密」との向き合いかたが、問題解決の障害にも助けにもなります。

そして、秘密を知った際の登場人物の行動が真相に絡みます。

また、家族の在り方も一つのテーマになっています。

もし、読者が各登場人物と同じ境遇になった場合に、どのような行動を取るか考えさせられる作品です。


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モチベーター講師P206|学校教育と読書レビューとスイーツも 記事を読んで頂いた方に、何かしらのプラスを届けたいと考えています。

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