【簡単あらすじ】麦本三歩の好きなもの(微ネタバレ)【住野よる/幻冬舎文庫】
『 おっと、ばれたか 』
図書館司書として、大学内の図書館に勤務している麦本三歩。
天然?な三歩の「職場での一コマ」「休日の美味しいモノ食べ歩き」「映画を観た次の日の三歩」「友人との一泊旅行」のように、読者の誰もがイメージしやすい、当たり前の日常を書いた連作短編集です。
休日に、まったり・ゆったり・のんびりしたいときのお供に是非どうぞ!
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『はじめに』
かなり秋も深まり、最低気温は10℃前後・最高気温も25℃を下回ることも多くなるなど、読書が捗る時期になっており、私だけでなく読書好きとしては大変嬉しい時期ではないでしょうか。
今の時期は、自室でも外出先でも読書が出来るという大変良いシチュエーションを得られますので、最近読んで印象に残ったり、買ったまま積んでいたりした本の感想を書こうと思います。
この感想で、その作品や著者に少しでも興味を持って頂ける内容にしたと思いながら書いていますが、登場人物やぼんやりしたあらすじなど、『微ネタバレ要素』を含む記載がありますので、その点にご注意ください。
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個人的な感想ですが、ここ最近(1~2年)の小説については、
ある一人の個性的なキャラクターにスポットを当て、その人物についての人生や日常の過ごし方を描いた作品
が多いと思っています。
私は、基本的にミステリー作品の読了を進めているのですが、こういった形式も、ゆったり・じっくり読めるので好きなジャンルです。
そしてこのような形式の場合には、主人公キャラの掘り下げだけでなく、そのキャラを取り巻く周辺のキャラクターをどれだけ魅力的に描くことが出来るかが、作品の完成度や読了感の良さに関わってくると思います。
そのためには「作者さん自身の力量」が大きく関わってくるのですが、本作は、様々な面で大変良かったです。
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本作は主人公・麦本三歩が、特別何か目立つことや周りの人に尊敬される素晴らしいことを行うという内容ではありません。
職場である図書館での一コマ、休日での美味しいモノ食べ歩き、友人と温泉での一泊旅行。
といった、「読者の誰もがイメージできる、身近で普通の日常」を書いている連作短編集です。
日常についての内容なので、あるテーマについては2ページで終わることもあります。
日常系作品であり、こんな平坦な内容(失礼!)にも関わらず、続編が出版されているということは、私のように楽しめた方が多くいらっしゃったのでしょうね。
休日にまったり読むことが出来るシリーズ作品。
初読みの作者さんでしたが、続編も楽しみです!
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