完璧じゃなくていい。ちゃんと前に進もう。
こんにちは、れとです。
この記事では、エンジニアによくある落とし穴、「完璧主義」について話していきます。
「ちゃんとできてから出したい」 「まだ納得いかないから公開しない」 「100点じゃないと意味がない」
──これ、全部、かつての僕の口癖です。
でも、現場で痛いほど学びました。 完璧主義は、成長を止める。 むしろ、失敗しながら荒削りのまま進んでいく人が、結果として一番遠くまで行くんです。
今回は、そんな僕の完璧主義エピソードや、実際のマネジメント現場で見てきた“止まってしまうエンジニア”たちの共通点、そして“動ける人”との違いについて書いていきます。
「出せなかったコード」の話
新人時代、僕は「完璧じゃないコードを出すのが怖い」と思ってました。
レビューで指摘されたらどうしよう。 変な設計って思われたら恥ずかしい。 この書き方、間違ってたらどうしよう──
そんな風に、気づけば“動かすこと”より“正しさ”に時間をかけてた。
結果、どうなったか?
納期ギリギリ、レビューで大量修正、精神もボロボロ。
今思えば、もっと早く「仮提出」して、フィードバックをもらえばよかったんです。 「60点で出して、80点にしてもらう」って考え方に変えた瞬間、仕事も圧倒的に楽になりました。
現場でよく見る“止まる人”の思考
CTOとして、いろんな人を見てきました。 特に「うまくいかない人」によく見られるのが、こんな思考です:
「もっと調べてから動きます」
「コードをキレイにしてから提出したいです」
「まだ完璧じゃないので…」
いや、それわかる。わかるけど、もったいない。 なぜなら、完璧なんて存在しないし、「出してから整える」方が圧倒的に早いから。
“止まる人”は、自分の中だけで完成を目指す。 でも“動ける人”は、「チームで仕上げる」という視点を持っている。
この違いが、半年後、1年後にものすごい差を生みます。
「仮でいいから出す」マインドを育てよう
エンジニアの世界って、基本的に“正解がない”仕事が多い。
実装方法は一つじゃない
技術選定に明確な答えはない
UIだってチームの好みで割れる
だからこそ、“仮説で動く”ことが求められる。 最初のコードが70点でも、それを出して対話して、改善して、最終的に100点に近づければいいんです。
完璧なものを出すのではなく、「対話可能なもの」を出す。
これができる人は、成長が早いし、信頼もされる。
「動けない完璧主義」を卒業するヒント
じゃあ、どうすればその一歩を踏み出せるか?
僕が意識してきたのは、次の3つです。
① 「提出」ではなく「相談」と考える
→ 自分のコードを“提出”と思うと、完璧でなければ…と固くなる。
→ でも「相談です」って言えば、未完成でも気軽に出せる。
② 「60点でいいから出す」を口癖にする
→ それ、甘えじゃなくて“適切なアウトプット戦略”だから。
→ 出すことが早ければ早いほど、修正コストは下がる。
③ 誰かの手を借りるのは“弱さ”じゃない
→ 完璧主義の人ほど「自分でやらなきゃ」と思いがち。
→ でもチームは「協力前提」で動いてる。
→ 頼れる人は、強い。
完璧じゃなくていい。ちゃんと進もう。
「できてから出す」のではなく、 「出してから、できるようにしていく」
それが、僕がたどり着いた答えです。
完璧を求めすぎて動けなくなるのは、成長のチャンスを逃すこと。
荒削りでもいい。まずは一歩、出すこと。
あなたのその60点は、チームにとっての「最高の起点」かもしれません。
次回は、「質問が上手い人ほど、成長スピードが早い理由」について書こうと思っています。 また読みにきてください。
ちょっと人見知りなCTO れと より
