『ロックマンエグゼ』にうおおお〜〜〜!!!!

『ロックマンエグゼ』を遊んだ!すげぇ!!!!
まじで面白かったです。衝撃。なんか、発明品じゃないか?これ。特許取れるのでは…?
いや、これ特許じゃないんだろうな。一から発明したというより、元から人が潜在的に持っていたものを言語化したものなんだ。そうでなければ、ここまで瞬発的な感嘆と「うおお〜!!」は引き出せない。
人間は、自分がもとから好きなものが好きなんだ。あの頃楽しかった記憶が永遠にストックされ続けるのだ。僕も昔好きだったデュエマやベイブレードの記憶にばっかり囚われている。
それを、『ロックマンエグゼ』はいとも簡単に引き出してみせる。そりゃ好きんなるよ。
つまり、僕たちの魂が『ロックマンエグゼ』を愛してしまってるからしょうがないんだ。だから、心を込めて感想を書くぜ、よろしゅう。
それじゃ…。

プラグイン!! ロックマン.EXE トランスミッション!!!!
撃て!!

説明しよう!!!!『ロックマンエグゼ(以下エグゼ)』はそのタイトルの通り『ロックマン』シリーズの派生作である!!!!
『ロックマン』シリーズといえばその痺れる難易度ッ!!俺たちは何度イエローデビルに貫かれたんだ!?!?

しかし!!『エグゼ』では自身のジャンルを「データアクションRPG」としている!!「〜〜RPG」!!!!「〜〜RPG」としているぞ!!!!RPG!!!!これいかに!!!!
…と思ったんすよ。最初はね。けど、これやってみるとなんか、思ったより『ロックマン』ですよね。

3×3マスのフィールドを移動して敵に攻撃を当てたり、逆に避けたり。新鮮な画面で『ロックマン』のガンアクションを成立させながら、そこにさらにカードバトルの要素をいれて、構築とコマンド選択というRPG的の基本を詰め込んだアソートパック。

ただそのカードバトル自体、原作にあった能力切り替えの要素を発展させたものだから、なんというかぽっと出の新要素じゃないですよね。正しきは「新解釈」。
そう。このシステムの作り方、ないし解釈の仕方がうますぎて、また原作たる『ロックマン』シリーズの基盤が強すぎて、この初代で完成までしそうな勢いである。『ロックマンエグゼ』。すごい。
これ、だって、もはやスクウェアのセンスですよ。オリジナリティあるRPGをウリにしてる会社のセンス。
RPG作り慣れてる?って思っちゃったよ。だってデザインの美しさが河津秋敏だし小泉今日治なんだもん。『サ・ガ』すぎる。
いや、ちょっと前に『ブレスオブファイア』というカプコン製のRPGを遊んだことがあって。その時は「う~ん…?」って感じだったんですよ。エンカウント率が高かったり、フィールドアクション的な要素を活かしきれてなかったり、戦闘がなかなか薄味だったりで。
…のカプコンにしてはだいぶうまいなぁ…?
戦闘は駆け引きを多く盛り込み、フィールドのオブジェクトの多くにテキストやアイテムやギミックが盛り込まれ、エンカウント率はやや高いけど、そんなに気にならない。
この間十年弱でここまで作るのうまくなるか?いや、失礼?そんな事言うの。でもカプコンさんは毎年のようにRPGを出してるわけじゃないからすごいなって思いました。まる。
撃てよ!!

そうそう、さっきちらっとだけ言ったんですけど、フィールドオブジェクトの作り込みがすごい。まじで『MOTHER』くらいテキストが生えている。

『エグゼ』の世界は近未来の都市という設定で、戦闘を行うのはロックマンのいる電脳世界だが、主なフィールド探索はロックマンのオペレーターの熱斗が現実の町で行う。

そして、その熱斗が調べられるオブジェクトは色々。自宅の本棚にテストの答案が隠れていたり、友達の家にゲームキューブが置いてあったり。それらをテキスト上で確かめられる。


そうした物を調べていくとなかにはアイテムが隠れていたり、プラグイン(ロックマンを使って機械などの内部データに侵入すること)ができたりする。太っ腹。フレーバーが多すぎる。
妙に生活感のある無駄のないテキストもよい。というか、『エグゼ』のゲームとしての性質自体が「生活感」に集約されている気がする。


駅で電車に乗るための手順が「①発券機で行き先で選び、きっぷを買う」からの「②改札に入る」ですよ。絶対①いらないのよ。②で行き先選んだっていいのよ。でもそうしない。
これが、なんか心地よい。あったかい。わざわざマップの奥側にある発券機を毎回訪れるその過程が、あったけえのよ。これすら、『エグゼ』のフレーバーの部分である。

いや~、ちょっと良すぎますね。これ。この移動と調査を是とするデザイン。これこそが、ゲームデザインなんだ。なんか正直、カードバトルよりときめいている。エレベーターじゃなく隣のボタンを押す作業を無駄とは僕は到底言えない。Aボタンを押すのが楽しくてたまらない。
プレイヤーを正気に帰らせる要素に見えて、実はこれこそが「うおおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」なんですね。おわかりいただけましたか?
撃てって!!
とはいえ。やっぱり華となるのは戦闘の部分。…いや、実はあんまり話したくない。
う~ん、『エグゼ』の戦闘って面白すぎるし面白すぎるんですよ。どんなにエンカウント率が高かろうとクリアまで一直線に駆け抜けられたのはまず間違いなく戦闘が面白かったからだと思う。
けどね、かな~りむずかしい。割と、気楽に気軽に死ねちゃう難易度なんすわ。
『エグゼ』はどこでもセーブできるから、なんとかバランスを保っているように見えてそうでもない。少しセーブのタイミングを逃したり忘れると、ふいにダンジョンの入り口まで戻されたりする。
攻撃パターンを覚えて避けきらなければならない敵、バスターによる正攻法がまるで効かない敵、エリアスチールによってこちらの移動範囲を削りながらじわじわにじり寄ってくる敵…。
あとひたすら雨降らせる奴。こいつはまじで人類が生み出した究極の悪だと思う。
まぁ〜嫌らしい。こういう嫌らしい敵をいっぱい作るアクションゲームを僕は知っている。うーん、なんだっけ。あ!『ロックマン』だ。
雑魚も強けりゃボスだって強い。そういうところも『ロックマン』である。初見のボスはたいてい最強。というか、『ロックマン』シリーズのスタッフが敵の弱点を探る愉しみに溺れすぎている。まず五回くらい死んで考えてください、と言われている。カプコンの役員さんに。
ブルースへの愚痴

特にブルースはマジで意味がわからん。気づいたら姿が見えなくなっていて、気づいたら斬(き)られている。忍殺…。

溜めている間にバスターすればいいのか!と思ったら亜空より出でし盾に防がれる。じゃあ相手が近づいてきた瞬間に近接系の武器を当てよう!と思ったらその隙なく斬(き)られる。さっき見た。

そもそも一発で受けるダメージが普通に致命傷なのがいけないだろ。なめてんの?もうちょっとこっちに有利な条件をくれよ。
まぁ〜嫌らしい。こういう嫌らしい敵をを僕は知っている。うーん、なんだっけ。あ!イエローデビルだ。なめんなよ。こういうワンパターン強ボスのこと知ってんのに勝てないんだから。
そんで攻略法を調べたらいの一番に「戦法がワンパターンなので慣れれば作中最弱です」と書かれてるのが見える。知らねンだよ!そんなことは。そこに至るまでの手順を教えろって言ってんの。
腹立つ〜、って思いながら何回も何回も対戦する。でもそこで煩わしいのが、これがエレキマンという別のボスからの連戦という事実。よくないって!気ぃ抜くと前座で死にかねないから。ねえ!!
んで、一時間くらいしてようやく倒す。腹立つ〜。勝っても腹立つんだよな〜、こういうの。でも楽しい♡『エグゼ』、悪魔のゲーム。
マジックマンへの愚痴
あとねぇ?え?(笑)うん、まだあるのよ。そう、マジックマン。こいつさぁ、本当になんとかならなかったんですか?なんで僕はクリア寸前でドキドキ!拷問ルーレットを受けないといけないの?

戦闘が始まったらよくわかんないうちによくわかんない敵がいっぱい湧いて出てきて、画面を占有したうえにエリアスチールで移動範囲も占有される。なんやねん。そのうち上にしか行けなくなるから。どういうこと?
ちな、雨降らせる奴もいます。ゆるさじ…。
急になんか、『エグゼ』特有のひりつきから切り替わって死のガチャガチャを回させられる。怖い。集中力切れた?
でもまあ、そんなこんなで息切れしながら倒したとしましょう。問題はこっからなんすよ。


セーブできないんすよ。こっから。ゲームクリアまで。
こいつを倒したら一安心…の代わりにラストダンジョンのいやらしい雑魚敵を掻い潜ってラスボスまで行かされる。その道中で万一やられでもしたらマジックマンからやり直し。気ぃ狂うから!
あ~あ、辛い。でも倒すとスッキリする。楽しい♡
いやホントに悪魔のゲームだよ!面白すぎる。なんだこのゲーム!?!?
文句を色々言ってしまった。だから戦闘について喋りたくなかったんだ。『エグゼ』の魔性の部分だから。愚痴の各文末に(彼はとても喜んでいます)をつけなきゃいけなくなる。
でもね、俺ぁ『エグゼ』の戦闘大好きだからね。誤解しないでね。
ありがとうございます
『エグゼ』さん、本当にありがとうございます。
今日は、『エグゼ』のシステムの素晴らしさについてばっかり喋ってしまったけど、なんつーの、話もとっても面白い。

でも、いつもいつもお話にウホウホしててばっかりでもしょうがないから、メイルちゃんの可愛さと炎山くんのクールさにときめきたいなら、是非ご自身で遊んでな。
…いやでも、実際僕もストーリーについて触れたかったし、触れるつもりで書き始めたんだよな、この記事…。なぜに、僕はここまで券売機の話で盛り上がったのでしょうか。
それはさ。少年。「熱い」んだよ。ストーリーよりなにより、『エグゼ』のシステムの、「ゲームしてる」感じが、さ。
きっぷを買えば熱くなれる。豊かな機械にプラグインすれば熱くなれる。戦えば、死ねば、学べば、九マスを駆ければ。熱くなっている。それが、『エグゼ』のゲームとしての、唯一無二のかけがえのない、魅力なんだ。
そしてそれを、僕はこう形容しよう。
『ロックマンエグゼ』、うおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
