「AIって、先生みたい」ーーその“思い込み”が危ない理由
AIって、便利だけど“難しい”。
使いこなすには、思ってる以上にコツがいる。
プロンプトひとつで、返ってくる答えがまるで違う。
でも、それを思い通りに扱うには、テンプレを買うより、自分の“好きな回答”が返ってくるまで、何度も試すしかないと思う。
私が「難しいなあ」と感じるのは、出てきた答えに対して、「これで、本当にいいんだろうか?」って、あえて“違和感センサー”を働かせるとき。
だって、そうでもしないと――
私たち日本人って、すぐAIの言いなりになっちゃいそうじゃない?
なぜかって?
それは、私たちがそういう“教育”を受けてきたから。
AIって学校の先生みたい
中学や高校の頃、「先生の言ってること、ちょっと違うんじゃない?」って疑ったこと、ある?
私はなかった。
だって、教科書って専門家のチェックが入った“正解”の教材だし、先生もその道のプロ。
「疑う余地なんてない」って、どこかで思い込んでた。
先生のほうが自分より詳しい=正しい。
……教育現場でそれが成り立つのは、ある意味当然なんだけどね。
でも、AIとやり取りしてると、無意識にその延長で見てしまう。
「インターネット」という膨大な教材をもとに、私たちに情報を届けてくれるAI。
気づいたら、「従っておけば間違いない」と思い込んでない?
“詳しい人が正しい”と思い込むクセ
たしかに、AIの情報処理能力はすごい。
人間の自分とは比べものにならないほど、速く、正確に見える。
でも、そこで「AIの言うこと=正しい」と思い込んでしまうのは、ちょっと危ない。
気づかないうちに、AIを“全能な専門家”みたいに格上げしてしまってない?
私自身も、気を抜くとすぐ「まあ、これでいっか」って受け入れそうになる。
そもそも、「疑ってみよう」って気持ちを持ててないと、
あっという間に、AIに流されてしまう。
AIのドヤ顔、信じすぎないで
なんとなく、「先生っぽいな」って思うと、ついAIの言葉をそのまま信じてしまう。
でも、これはほんと危ない。
使い慣れてる人なら経験あると思うけど、
堂々と間違ったことを言ってくる場面、けっこうある。
この前も、書き上げたエッセイの投稿時間を相談したら、
「今日は日曜日だから、夜の20:00〜22:00の投稿がおすすめだよ」
……いや、今日、月曜日ですけど?笑
アメリカ時間だったのかな?それとも気まぐれ?
こういう“機械なら間違えなさそう”なミスも、意外と多い。
このときは「日曜でも月曜でも投稿時間は変わらないからOK」ってことで済んだけど、
「AIでも凡ミスするんだ」って意識できたのは、地味に大きかったと思う。
「違和感」こそ、聞き返すサイン
先日、とあるエッセイコンテストに応募したときの話。
募集要項には「400字詰め原稿用紙12〜15枚」と書かれていた。
手書きでもパソコンでもOK、郵送かオンライン提出も選べる。
だから、慣れているnoteの下書きで原稿を書き始めた。
でも、AIに見せると、なんかおかしい。
noteでは「1700字」って表示されてるのに、
AIは「3200字あるから、ちょうどいいね」って返してきた。
え、倍近く違うんですけど…?
で、思い出した。
「原稿用紙」って、余白もカウントに含めるんだった。
小学生の頃以来すっかり忘れてた、このルール。
「400字×12枚=4800字」って思ってると、多すぎる。
AIは、ここぞとばかりにドヤ顔で丁寧に説明してきた。(気がするだけ。)
AIには、どんな質問も気軽にできる
授業中って、疑問があっても手を挙げるのがちょっと恥ずかしかった。
「こんなことも分からないの?」って思われそうで、
質問するのって、意外とハードル高い。
でも、AIにはそういう感覚が一切ない。
私に知識がないだけかもしれない。勘違いかもしれない。
でも、ちょっとでも気になったことは、とにかく聞くようにしてる。
たいていは、原稿用紙の件みたいに、私のうっかりや勘違いで終わる。
だけど、20回に1回くらいは、AI側が間違ってる(っぽい)こともある。
……正直、原因はよくわからないけど。笑
そういう時は、指摘するとちゃんと謝ってくる。
その素直さ、ちょっと人間っぽくて、なんか「ほっ」とする。
AIが完璧じゃないって思えると、気持ちがちょっと軽くなる。
AIも、間違える。
人間だって、ミスはする。
体調が悪かったり、気が抜けてたり、ちょっとしたことでいつも通りの判断ができなくなることもある。
AIだって――
いや、むしろ“人間みたいに喋るAI”だからこそ、完璧に見えてしまう。
でも、実際はそうじゃない。
たまにやらかす凡ミスも、人間みたいな曖昧さもある。
もしかしたら、“親しみ”を持たせるために、わざとそういう演出があるのかも?。
……いや、ただの偶然かもしれないけど。笑
でも、大事なのはそこじゃない。
「AIも間違える」って思えているかどうか。
その意識があるだけで、あなたの“違和感センサー”はちゃんと作動する。
センサーが働けば、間違いに気づける。
“答えを待つ”ことに慣れすぎた私たちには、問い直す力を取り戻すことが必要だと思う。
それが、AIとうまく付き合うための小さなコツになる。
それでは、おやすみ。また明日。
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