スーパーで出会った“大根の三択クイズ”が難しすぎる
先日スーパーに行った時のことだ。我が家では、焼き魚にはおろし大根と決まっている。
それで大根を買おうと売り場へ向かったら、いきなり三つの選択肢を突きつけられた。
1.まるまる一本で98円
2.大根の上半分が110円
3.大根の下半分が108円
ちなみに、どれも同じ神奈川県産で、2と3はセロハンに包まれて“ひと手間感”が漂っていた。
最近は一本買っても使い切れないことが多い。
だから無駄にするのが嫌で、その日は“上半分だけ”を買おうと思っていたのだ。
だが、この価格を見て思わず立ち止まった。
「これって、ホルムズ海峡の影響? 人件費? それとも……両方ってこと?」
そこで、ふと考えてみた。
——大根を半分に切って、(お高めの)セロハンをかぶせるという二手間が、まるまる一本よりも高い価値になる……ってことなのだろうか。
大根と言えば、上半分はまろやかで、下半分は辛め。
子どものいる家庭なら、上半分の方が人気なのもよく分かる。
——だから上半分が一番高い? そういう“需要と供給”ってこと?
でも、どう考えてもまるまる一本の方がお得なのだ。
最初は上半分を手に取り、カゴに入れかけた。
しかし結局、私はまるまる一本の大根を選んだ。
次のコーナーに向かう途中で笑いが込み上げてきた。
大根を買うだけなのに——主婦にこんな“脳が消耗するなぞなぞ”を出さないでほしいと思った午後だった。
