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シベリア(+イギリストースト)工藤パン 青森市 和菓子なスクチャイ098 2017.07-2025.07.03

和菓子なスクチャイ098 青森 > 青森市

※スクチャイの身長は約18cm。大きさの参考に。


シベリア 工藤パン 青森

シベリア 工藤パン 青森市

<序>写真について

まず、シベリアの写真は上に掲載した1枚しかない。

今2025年から8年前の2017年8月の弘前滞在中に滞在先で撮影したものだ。

しかし最後の方に出てくる和菓子と言いたいけど洋菓子のような関連写真は8枚もある。

ぜひとも怒り狂わず了承願いたい。

1.シベリアの製造元

カステラに羊羹を挟んだようなシベリアというパンの製造元は現在工藤パン(青森県)以外に山崎製パン(全国展開)、コテイベーカリー(神奈川県横浜市)、村岡総本舗(佐賀県小城市)その他個人経営のパン屋や和菓子店が、地域限定で「シベリア」という商品名で販売している場合がある。

2.青森・工藤パンのシベリア

工藤パンのシベリアはカステラ生地で、羊羹(ようかん)をサンドしているのが特徴で、カステラは、ふわふわのスポンジケーキのような食感で、中にはたっぷりのこしあんを寒天で固めた羊羹が入っており、ずっしりとした食べ応えがある。

カステラと羊羹がしっかりと密着させているのが特徴の一つだ。

3.シベリアは青森

シベリアというお菓子は、以前は全国にあったが最近はあまり見かけなくなり、今では青森の工藤パンが作るシベリアが地元スーパーやコンビニで広く販売され、青森の現地の人々にとっての身近な存在となっている。

4.シベリアの歴史と名前の由来

「シベリア」というお菓子は、明治時代後期から大正時代にかけて日本で誕生したとされている。
カステラと羊羹を組み合わせた、当時としてはハイカラでモダンな洋風和菓子だった。

名前の由来は諸説あるが、羊羹をシベリア鉄道の線路に見立てたという説や、シベリアの凍土や氷原をイメージしたという説が有力だ。

5.工藤パンでの製造開始

工藤パンは、1932年(昭和7年)に青森市で創業した。

創業当初から、パンだけでなく和洋菓子も製造しており、この時代に流行していたシベリアも早い段階で商品化されたと考えられている。

当時は、和菓子店や個人商店などでもシベリアが製造されていたが、工藤パンは製パン会社としての強みを生かし、安定した品質と供給量で地域にシベリアを広めていった。

6.地域に根ざしたソウルフード

戦後食の多様化が進み、シベリアは全国的には徐々に姿を消していった。

しかし青森では工藤パンが製造を続け、地元のスーパーや小売店に広く流通したことで、老若男女に愛される定番商品として定着した。

特に昭和の時代には、学校給食や遠足のおやつ、お茶請けなど、さまざまな場面でシベリアが登場した。

そのため、青森県民にとっては、シベリアは単なるお菓子ではなく、子どもの頃の思い出や郷愁を誘う特別な存在となっている。

現在も工藤パンは昔ながらの製法を守り、素朴で懐かしい味わいのシベリアを作り続けており、その安定した存在感は多くの青森県民にとって安心感を与えているようだ。

7.食べる

上の写真の時以外にも吾輩はこれまで何度も工藤パンのシベリアを食べているが、何度食べてもいつも変わらない羊羹とカステラの絶妙な組み合わせの食感と味が堪らなく好きだ。

見かけたら買って食べる習慣がついていて、青森にいる時にはあちこちで目にするので珍しくない存在だが、稀にそれ以外の地域のスーパーなどで売られていたりすると、見たらつい買ってしまう。

甘党にはこたえられない食べ物なのだ。

8.工藤パンの「イギリストースト」

ここで工藤パンのもうひとつの名物を紹介したい。

それは「イギリストースト」だ。

名前の響きと見た目から和菓子には思えないので和菓子のコーナーであるここでの話は避けたかったが、それでも青森で根ざした長い歴史があって地元で愛されている美味しい菓子パンなので少し触れる。

写真も控えめに出そうと思ったが、興味深い商品が多いので、以下のように都合8枚も出してしまう。

なお以下の写真は比較的最近青森に行ったときに列車内で撮影したもので、2025/07/03のことだ。

※ナガノのくまの身長は約7.5cm。大きさの参考に。

工藤パンの「イギリストースト」シリーズ
原形
工藤パンの「イギリストースト」シリーズ
原形
工藤パンの「イギリストースト」シリーズ
スペシャル版
工藤パンの「イギリストースト」シリーズ
スペシャル版
工藤パンの「イギリストースト」シリーズ
太宰治版
工藤パンの「イギリストースト」シリーズ
太宰治版
工藤パンの「イギリストースト」シリーズ
ねぶた・チョコバナナ版
工藤パンの「イギリストースト」シリーズ
ねぶた・チョコバナナ版

和菓子のお株を奪う形になってしまっているかもしれないが、了承して欲しい。

でも、「イギリストースト」の歴史的経緯と現在までの愛され方がここまで来たのであれば、もはや日本の青森に根付いたお菓子ということで「和菓子」の一種と言ってもいいのではないだろうか。
逆にイギリスに行ってもこのようなトーストはないのだ。
だから日本のお菓子パンですなわち「和菓子」だ。

イギリストーストは、1967年(昭和42年)に工藤パンが開発したので2025年現在でほぼ50年目の現在も青森県内のスーパーやコンビニなどで必ず見かける定番商品だ。

吾輩は青森旅行中に見かけたらつい買ってしまう。

齧るとマーガリンと粉砂糖が「ジャリ!」とするのがなんとも言えない快感でクセになりそうなほど美味いのだ。

写真を掲載したが、その「ジャリ!」がMAXになった、「史上最高のジャリジャリMAX!」などというヴァージョンもある。

果てしなくジャンキーな食べ物だ!

食べている間、ずっとそう思いつつも、吾輩、実はしあわせ一杯で食べ続ける。

確かにジャンクフードと言えばジャンクフードかもしれない。

ちょっと背徳感がある人もいるかもしれないが、吾輩は「毎日大量に食べるわけでもなければいいじゃないか!」という考えだ。

ただひとつ難点を言えば、シベリアと同様に「純正の工藤パン製」は青森以外ではなかなか手に入らないところなのだ。

・・・なんだか主役のはずの「シベリア」が「イギリストースト」に取って代わった感もある記事だが、まあいいじゃないか。

(おわり)

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