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翁飴 高橋孫左衛門商店 上越 和菓子なスクチャイ001 2025.05.28

和菓子なスクチャイ001 新潟 > 上越 

翁飴(おきなあめ) 高橋孫左衛門商店

翁飴(おきなあめ)
翁飴(おきなあめ)
翁飴(おきなあめ)

「翁飴」をつくる上越高田の高橋孫左衛門商店の創業は江戸時代寛永2年(1625年)で、2025年の現在ちょうど400年目だ。現存する日本最古の飴屋である。

「飴」の元祖はさらに33年古く、安土桃山時代文禄5年(1592年)に創業した上越高田の大杉屋惣兵衛商店だ。しかしながら諸事情により惜しまれつつ2024年1月末に店を閉じてしまった。それまでは大杉屋惣兵衛商店が日本最古の飴屋だったのだ。

「翁飴」は水飴を寒天で固め乾燥させて寒天質をなくし長期間保存できる弾力のあるゼリー状にしたものだ。

高橋孫左衛門商店 3代目の孫左衛門が飴の研究に大阪を訪問した際に寒天を知り、上越に戻って水飴と寒天で「翁羹(おきなかん)」を作ったのが始まりだった。その後高田藩主榊原公より「翁飴」の名を賜り、以降現在に至るまで「翁飴」の名で上越の銘菓となっている。

なお、写真の「翁飴」は通常より少し小さいサイズで、お土産や贈答用の箱に入った「翁飴」はひとまわり大きくなる。

今回手に入れたミニサイズ袋入り自宅用と箱入り贈答用の2種が新潟市内の道の駅ふるさと村で販売されている。上越に行かなくても手に入るのがありがたい。

水飴の素朴な甘みはマルトース(麦芽糖)によるもので単分子のグルコース(ブドウ糖)2分子分という低分子のため多分子のスクロース(ショ糖、砂糖)に比べ身体に吸収されやすく体感的に「優しい甘さ」などと表現される。

このような素朴な昔ながらのお菓子に改めて喜びを見出せるのは自身の細胞が栄養に素直に喜ぶという美味しさの原点に気付いたためかとも思ったりする。最近は商売上のヒットを狙ってか手の込んだ風味豊かなお菓子が多いが感じる人間の細胞自体は江戸時代果ては縄文時代からそんなに変わってないはずなのだ。(余談)

(おわり)

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