みなそこの詩&ゆきごろも JAL国内線ファーストクラス 松琴堂 山口下関 和菓子なスクチャイ016 2015.06.??
和菓子なスクチャイ016 山口 > 下関
「壇ノ浦 みなそこの詩」「ゆきごろも」松琴堂(しょうきんどう)山口下関




「みなそこの詩」は丹波大納言や色とりどりの練り切りを散らした透き通った錦玉羹で、輝く水面を通して平家の都があるという壇ノ浦の水底の様子を表現している。つまり戦いに破れて沈んだ平家の海底という悲しげな意味合いだ。
「ゆきごろも」は「阿わ雪(あわゆき)」を包んだお菓子
「阿わ雪(あわゆき)」は慶応年間(1865-68)創業の松琴堂の暖簾を背負い下関の代表菓子として今に至る。
「阿わ雪」の命名者は当時松琴堂近くに住んでいた後の初代総理大臣伊藤博文だ。
「口中で消えゆく感じが春の淡雪を思わせ、菓子の中でも冠たるもの」と絶賛し自筆の文字で「阿わ雪」と命名した。(その書はあいにく戦火により消失)
その「阿わ雪」を薄いカステラ生地で包み黒胡麻入りの砂糖を薄くまぶし今風の半生菓子に仕立てたのが「ゆきごろも」
共にJAL国内線ファーストクラスの食事に提供された甘味で、当時(かれこれ10年前)の料理の食材テーマが山口県だった。
搭乗するたびに異なるお菓子が供されたのだが後でよく見るとどちらも松琴堂だった。写真で記録しておいてよかった。
(おわり)
