よもぎおはぎ・ずんだ団子他 東だんご本舗他 山形東根他 和菓子なスクチャイ079 2025.07.13
和菓子なスクチャイ079 山形 > 東根
※小くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
よもぎおはぎ・ずんだ団子他 東だんご本舗他 山形東根他

1.日本一暑い東根市
今年2025年の夏に全国最高の37.8度などの気温を2日間ほど記録した山形県東根市はさくらんぼ生産量が日本一で最高級品種佐藤錦の発祥の地だ。
そんな東根市には愛すべき餅文化が強く根付いていて、統計は知らないが作る人も食べる人も日本一に近いぐらい多いのではないかと感じている。
2.山形県=餅県
そもそも山形県自身がまあ言うたら「餅県」だ。
その中でも餅菓子の生産地が山形市以外には東根市と書いてあることが多いような気がしているのだ。
例えばだ。
3.スーパーの餅菓子売り場




イオン系のスーパーマーケットマックスバリュの和菓子コーナーには写真のように各種の餅や団子が並んでいる。
県外ではほとんど見ることのできない納豆餅、ずんだ(じんだん)餅などがたくさん並び庶民価格で売られて、だいたいが東根市と山形市だ。
夕方以降は20%引き等の値引きシールが貼っていたりする。
店員さんにSNSで紹介するための撮影許可をもらったので公開するが、売り場はこんな感じだ。(山形駅西マックスバリュの場合)
餅好きには堪らない光景だろう。
しかも定価時点でどれもが良心的なのだ。
原材料が素朴な生菓子なので当日中に食べるしかないが、つまり山形では「あ〜、餅食べたいな〜」
と思ったら近くのスーパーに行けばなんらかの地元手作り餅菓子が買えると言うことだ。
しかもここのマックスバリュは24時間営業だ。
なんて羨ましい土地柄だ!
吾輩がいる地域はもっと田舎だけど地元スーパーにはまずそんなに地元手作りの餅菓子なんて売っていない。
餅菓子があったとしても日持ちはするが添加物だらけの全国共通メーカー品ばかりなのだ。そんなのはハッキリ言っておいしくない。
4.餅を食べるために山形に移住!?

ほんとうに山形に移住して餅文化にまみれたくなるほどなのだ。
布団も枕も餅でいい!
寝ても覚めても餅だ!餅!
(≧∇≦)
5.山形県人曰く、仙台の餅との違い
仕事でよく仙台に行くという山形の地元人に言われのだが、ずんだ(じんだん)餅を含む餅菓子は仙台に行くと不思議とずんと価格があがるという。
どちらも高品質な餅米や枝豆を使っていてどちらも当然おいしいのだが、同じような品質の餅菓子を買って食べるなら山形の方がだんぜん安いのでお得だ、とのことだ。
その山形県人に言わせると、なぜ仙台ではそんな高値をつけているのか理解できないのだそうだ。
そしてもちろんその人は仙台では餅を買ったりはしない。
山形に戻って来たら高品質で美味しい餅が安く食べられるからだ。
どうも仙台の餅に対する考え方が違うのではないかということだ。
つまり仙台の餅はよそ者に食べさせるためのものからスタートしている。
しかし山形での餅はまず自分たちが食べるものとしてスタートしている。
発想が違うので餅相場が違ってくるのだ。
仙台にも庶民価格の良質な餅菓子はあるのかもしれないが、山形のスーパーマーケットで廉価で多種多様な餅菓子が並んでいるのを観察する限り、山形では餅や団子の消費の主役は明らかに地元民という印象を持つのだった。
6.吾輩の買い物カゴ

こちらの写真は道の駅やまがた蔵王の敷地内にある山形県観光物産会館での吾輩の買い物カゴだ。
観光客も集まりそうな場所だが、このような餅菓子は普通のスーパーと変わらない庶民価格だった。
製造元を見てみるとやはりと言うべきか東根市なのだった。
7.山形の餅菓子はレベルがウルトラ高い


山形の現地人に言わせるとスーパー売りの餅は「普通に」美味しいとのことだが、「山形人の普通」は県外人にとっては、
「なんじゃこのうまさは〜!!!」
と、おったまげて吠えるレベルなのだ。(≧∇≦)
山形人の「普通」は、県外人の「ウルトラハイレベル」なのだ。
老舗とか有名店とか言う前に、地元のおばちゃんが内職で作っているような餅菓子がとてつもなく美味しいのだ。
8.本当においしいのは家庭内餅菓子
いや、ほんとうに美味しいのはお店なんかじゃなくて、家庭内のおかあちゃんやおばあちゃんが作る餅に違いないのだ。
よそ行きの服装に着替えて、きれいきれい、おしゃれおしゃれして高値で売ったりしても、すぐに本性はバレるのだ。
餅菓子は、家庭内のおばちゃんやおばあちゃんが作る普段着のものが一番おいしいのだ。
または餅を搗くとしたら、家庭内の兄やんかオッサンが搗いたのが一番うまいのだ。
そしてこればっかりは、その家族にならないと食べられないのだ。
9.スーパーに求める家庭の餅菓子

そんな家庭の壁の穴から覗き見するような体で、よそ者の吾輩なんかはせいぜいスーパーマーケットや道の駅の地元の産物売り場なんかで近所のおばあちゃんが作ったような餅菓子を仕入れて喰って、一時的に似非山形県人になった気分に浸るのが関の山なのだ。
そそそ、それが、けけけ県外人にとっての、ささささやかな、ぜ、贅沢なのかもしれないんだなぁ。
ぼぼぼくは、ふ、ふつうのおばあちゃんが作った、もも、餅が好きなんだなぁ、やっぱり。
(山下清の口調)
(おわり)
