翡翠もち 茶寮八翠 翠嵐 京都嵐山 和菓子なスクチャイ064 2015.06.16
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翡翠もち 茶寮八翠 翠嵐 京都嵐山




海外赴任中の一時帰国で新規開業3か月目の真新しい翠嵐に宿泊した。
当時はMarriott統合前のSPGホテルグループだった。(2015年6月)
ウェルカムスイーツで名物の「翡翠もち」を出してくれた。
滞在中の茶寮八翠営業時間中の好きな時間にいただけるとのことで外部からの客が入って来ない翌日朝食後の時間に利用した。
保津峡を見下ろす絶景の茶寮だった。
「翡翠もち」は形と艶が見事だった。
ところが最近の茶寮八翠の「翡翠もち」の写真ではこの形ではなく、丸いだけか、または竹筒に流し込まれたような餅しか見当たらない。
和菓子職人さんが代わってしまったのかもしれないと思っている。
今の形態もいいだろうが、吾輩は当時のこの写真のように、こんもりと丸く絞ったような形の弾力のある草餅に薄く輝く葛のとろみがかけられた、まさに輝く翡翠のような外観で、それがたいへん気に入っていたのだ。

本人さんもしこれを見たら一報ください。
翠嵐滞在には、阪急嵐山駅からの人力車での迎車、午前中のアーリーチェックイン、屋外温泉付きスイートにアップグレード、ウェルカムドリンク、ウェルカムフルーツ、ターンダウン、ナイトスイート、無料和朝食、16時のレイトチェックアウト、そしてこの時間を選べるウェルカムスイーツ、他にも部屋置きのドリンク類やコスメティック類など多種のウェルカムアメニティサービスが付随し、すべてはここに書き切れないほど至高のサービスを受けた。
そのすべてをSPGが無料招待してくれたのには感謝だ。
海外赴任中の一時帰国で日本の良さを噛み締めるには充分、それどころか行き過ぎサービスでその後日本を出たくなくなるのだった。
また海外に飛ばねばならない身では、日本滞在中むしろイヤなことがあった方が出て行きやすい。
茶寮八翠からの保津峡の眺めも良かったが、その景色を眺めるよりも長い時間この「翡翠もち」を眺めてしまった。
「翡翠もち」の独特の優しい形と艶はあたかも本物の翡翠のようにも見え、一時帰国で骨休めしている平和な日本の象徴だった。
「翡翠もち」はまた危険区域に戻らねばならない吾輩を引き止めてくれているようにも見えた。
しかし吾輩はこの日の数日後、また飛び立って行った。
(おわり)
