時雨の松(桐箱) 松島屋 山形米沢 和菓子なスクチャイ111 2025.08.03&09.07
和菓子なスクチャイ111 山形 > 米沢
※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
時雨の松 松島屋 山形米沢


1.松島屋の創業と「時雨の松」の由来
創業1715年(江戸時代後期)で今年2025年で310年目を迎える老舗菓子店松島屋が、その創業当初から店の代表銘菓として作っているのが「時雨の松」だ。
献上されたこのお菓子を見た上杉鷹山公が「松に雨がかかっているようだ」とおっしゃたのではないかと推測されており、そのままお菓子の名前が「時雨の松」になったとのことだ。
最近では2003年(平成15年)10月には平成時代の皇太子・同妃殿下も御賞味されたらしい。(最近と言っても22年前だ)
木型は100年ぐらい前のもので今でも普通に使用しており、昔から素材と製法を変えず代々続くレシピをしっかりと守るように励んでいるとのことだ。
2.桐箱入り一枚板の「時雨の松」


ひと口サイズに切り個別包装したものを楕円形のわっぱに入れてお土産として販売しているものもあるが、一枚板になったものを桐箱に収めたものを最高級品として本店で販売している。
税込で1,900円だ。(2025年9月7日購入)
桐箱のものは製造タイミングで在庫がない場合があるので入り用の場合は早めに本店に電話連絡しておいた方がいい。
吾輩の場合、米沢駅から本店まで歩く途中で猛暑の中ぶっ倒れる恐れがあったので、幸い受け取り場所を米沢駅構内2階にあるお土産屋さんにしてもらった。
3.わっぱ入りの「時雨の松」






そのお土産屋さんにはわっぱに入った「時雨の松」を常に販売しているので、その方で良ければほぼいつでも行けばその場で買えるようだ。
そういうことで、吾輩も最初はわっぱ入りの方の「時雨の松」を買ったのだった。
中身のお菓子自体は桐箱入りと同じなので食べるだけが目的ならこれでいいだろう。
わっぱ入りの「時雨の松」は税込1,250円だ。(2025年8月3日購入)
4.松島屋以外の「時雨の松」
参考情報だが、「時雨の松」は同じお菓子名で松島屋以外の製造元の商品もあり、例えば菓子司永井屋も製造販売していて、米沢駅2階のお土産屋さんで松島屋のわっぱと並んで売られている。(写真参照)


どちらの製造元のを買うかは好き好きで決めれば良いでしょう。
優劣はなさそうだし値段も同じようなものだからだ。
あとは食べてみて気に入る方でええんでねえの?ってところだ。
ちなみに吾輩は今のところ松島屋一途で永井屋は食べたことないのだ。
しかしそのうち食べてみるとは思う。他社も気になるからね。
5.天皇皇后両陛下がお食べになった桐箱入り「時雨の松」
吾輩は今のところ2003年10月に天皇皇后両陛下がお食べになった松島屋の桐箱入り「時雨の松」を手に入れて食べるまでこの記事もおあずけにしていたのだ。
わっぱの方はだいぶ前(2025年8月3日)に食べていた。
それでこの記事の写真はわっぱと桐箱を両方をまとめて載せているわけだ。
6.味と色


原材料はきな粉と砂糖と水飴「That’s all!」の洲浜(すはま)系で吾輩の大好物系だ。
強いて言うならば大好物の京都のすはまだんごよりも甘味がきつく感じた。
1か月ほども賞味期限がある商品なので糖分濃度も仕方ないかもしれない。
ちなみに京都のすはまだんごの賞味期限は2週間程度だったはずだ。
色も松の常緑樹を思わせる濃い緑色で、本来はいくら山形の青大豆「あおばた豆」のきな粉でもそこまではっきりした緑色にはならないと思うのだが、そこはしっかりと合成着色料青色1号を使っているのだった。まあ許すけど。(≧∇≦)
しかし販売店の店員さんによるとこの色はすぐに茶変色してしまうとのことだった。
実際店頭でわっぱの中身を見せて展示してるのだが、土色だった。(下の写真)

吾輩は土色と緑の2色があるものと思ったのだったが、店員さんはそうではなくて緑から茶色に変色したんですよ〜と言ったのでギャフンとなったのだった。合成着色料の割には色持ちが良くないようだ。
7.姿形
桐箱入り一枚板の方もわっぱの方も、お菓子は100年以上前からの木型を使って松の立体が浮き出るようにしている。
最初電話した時の説明では桐箱入りは一枚板と聞いていたが、切り込みが入ってるので手で簡単にきれいに切り取れるのだった。(下の写真)

ともかく吾輩ごときが天皇皇后両陛下と同じ経験をできて嬉しかった。
8.今後
今度は永井屋の「時雨の松」も買って食べてみようと思っている。
また、松島屋では「時雨の松」以外に「竹簀」と「甘梅」というお菓子もあって、3種類揃えると縁起のいい「松竹梅」が揃うことになるということだ。
これにもいつか挑戦してみようと思っている。
(おわり)
