さつま芋芳露 南海堂 鹿児島市 和菓子なスクチャイ087 2025.08.29
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※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
さつま芋芳露 南海堂 鹿児島市


1.駄菓子は安い
最近は予算の関係で2回に1回ぐらいは安い駄菓子を紹介しているような気がする。
ま、駄菓子も和菓子の仲間なのでご理解のほどを。(≧∇≦)
有楽町の鹿児島県アンテナショップ「かごしま遊楽館」で購入。
個別包装で12個入りで税込464円だった。
なお、製造元「南海堂」は以前買って食べて紹介した「げたんは」と同じだ。
2.乳ボーロ
さて、今回紹介するさつま芋芳露の芳露は「ぼうろ」または「ボーロ」と読む。
昔小さい頃に食べた乳ボーロのボーロだ。
乳ボーロを作る会社は全国に複数あるのかもしれないが、吾輩の育った大阪では「当たり前田のクラッカー」の前田製菓と、当たり前田に決まっていた。
実は吾輩はこの手のお菓子が好きなので大人になってからも乳ボーロは密かに何度も買って食べているのだ。
3.乳ボーロは高級菓子かも?
しかしよくよく考えてみると、乳ボーロの口溶けがこれまで食べてきた伝統ある高級銘菓の口溶けとよく似ているのではないか?と思うようになってきていた。
口溶けの良さが高品質の証と言われていた時代に生まれた、例えば越乃雪であり山川であり白雪糕である。
タイムマシンであの時代に前田製菓の乳ボーロを持って行けば、ひょっとすると松江の松平不昧公も唸るかも?
乳ボーロは全卵が入っていて栄養価を高めている点が砂糖だけの越乃雪と違うところだが、砂糖自体やそれに山薬を加えた白雪糕が当時は薬屋で扱う薬だったように、ボーロがあの時代にあったとしたら全卵が入っているのでなおさら薬屋で扱われていただろう。
4.さつま芋芳露は大きなボーロ?
ところで今回手に入れたさつま芋芳露はボーロと言いつつ成分が乳ボーロとはかなり違う。
原材名を見る限りさつま芋芳露は比較的単純な原材料だが乳ボーロには結構ややこしい物質が使われている。
さつま芋芳露がボーロと知ったとき、この大きさであの大好きな乳ボーロの食感なのか?と一瞬喜びかけたのだ。
吾輩の長年の夢のひとつに、大きな乳ボーロを食べること、というのがあるのだ。
さつま芋芳露もサイズまで大きくなくてもいいが、たこ焼きサイズくらいに大きくできないのか?と子供の時から思っていた。
現状の乳ボーロは小さいし、それをたくさん手で持ってこぼさないように口に流し込むようにしないといけない。それが子供の時からどうも面倒に感じていた。
例えばたこ焼きサイズだと一個ずつ口に放り込み、口中でシュワ〜ッと溶けてくれて食べ応えもあるだろうと夢想していた。
5.乳ボーロはあの大きさが限界
ずっと以前に前田製菓の乳ボーロ製造現場をTVで見たことがあり、その時、製造工程であの大きさが最も作り易い、というか、あの大きさにならざるを得ないということを知った。
そもそも乳ボーロはぽろぽろ崩れる系(以前から書いている散らかり系)なので下手に大きくすると欠けたり割れたりする率も高くなる。
乳ボーロはふわふわ軽いのが命なので大きくするにはなかなか難しいということがわかるんですな。
6.大きいボーロが食べたい
まさか今回買ったさつま芋芳露が乳ボーロのような食感と味とは思わなかったが、それでもボーロと言うからには少しは似てると思っていた。
大きい乳ボーロが喰えるぞ!と内心思っていたことを白状する。
しかし調べてみるとボーロというのはポルトガル語のBoloから来た南蛮菓子で焼き菓子全般を指す広い意味があり、残念ながらさつま芋芳露は「さつまいもを使った(単なる)焼き菓子」ということになりそうなのだった。
特に日本ではボーロは丸っこい形に焼き上げたお菓子全般のことを指すようだ。
へっ!
特別なことは何もないわけですな。
7.散らからない黒棒系お菓子

このさつま芋芳露の形態は、大きい袋の封を切る段階でだいたいわかっていたが、中身を触ってみるとふわふわしっとりのパンのような感じで、粉が飛び散ったり粉々になるような散らかり系ではないことがわかった。
どちらかというと黒棒系だ。
吾輩は黒棒も大好きなのだ。
黒棒は大阪にも普通に売っていたから子供の時さんざん食べた。
ま、そういうことで乳ボーロにはほど遠かったが黒棒にはちょっと近いということでさつま芋芳露はそういう食べ物だということが理解できた。
食感は見ての通り触った通りで、黒棒よりもあっさりと甘味が薄い海綿状のちょっと押さえつけたカステラという感じだった。
ともかく素朴な味で美味く、吾輩好みなのだった。
ご飯代わりにはならないが、重さも食感も味も軽くてやさしい柔らかさなのでおやつに最適だ。
基本的にこういうおやつはやっぱり大好きだ。
見つけたら買ってしまう。
安いしね。(≧∇≦)
(おわり)
