塩もなか 秋葉路 長野県下伊那郡大鹿村 和菓子なスクチャイ175 2025.11.29
和菓子なスクチャイ175 長野県 > 大鹿村
※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。
塩もなか 秋葉路 長野県下伊那郡大鹿村


1.塩もなか
「塩もなか」は大鹿村を代表する銘菓として50年以上の歴史を持つロングセラー商品のようだ。
この最中の最大の特徴は中身の白あんに練り込まれた「山塩(やまじお)」だ。
海のない大鹿村では古来より山から湧き出る塩分を含んだ温泉水(塩湯鉱泉)を煮詰めて塩を作ってきた。
この希少な「大鹿の山塩」があんこの甘みを最大限に引き出しているのだ。
甘さを抑えた上品な白あんにまろやかな山塩の塩気が絶妙なアクセントを加えており、後味が非常にあっさりとしている。
正方形で真ん中に筋が入っており、その筋に沿って手でパキッと二つに割りやすい工夫がされており、食べやすさも人気の理由だ。
定番の白あんのほか2021年頃からは香ばしい「黒ごま塩もなか」が登場したほか、よもぎ、くるみ、栗などの種類も展開されており、地元の方々や観光客に広く愛されているようだ。
2.長野駅で入手して新幹線車中で食べた




この「塩もなか」は大鹿村内の直売所や道の駅はもちろん、オンラインショップでも購入可能だが、吾輩は長野駅の駅ビル内の長野県物産店で買った。
折しもそこで半額で売っており、税込で1個97円であった。
別の目的の商品の精算にレジに行ったところ、そこで半額商品として売っていたので一緒に買ったのだ。
購入動機が「半額」というのが忸怩たるところだが、これもひとつの動機付けだし、フードロス防止にも協力していることになると自己弁護したいところだ。
半額でなければ1個200円近くする商品ということもあり明らかに高品質なお菓子で中の白あんはさっぱり上品で美味しかった。
3.製造メーカー「秋葉路」
長野県下伊那郡大鹿村にある「秋葉路(あきはみち)」は大鹿村の特産品販売や食事処を兼ねた施設で、現在は道の駅「歌舞伎の里大鹿」の直売所のお土産コーナーの運営や施設内のレストランとしての顔も持っている。
店名の「秋葉路」は江戸時代に火伏せの神として信仰を集めた静岡県の秋葉神社へと続く「秋葉街道」に由来している。
大鹿村はこの街道の重要な宿場町として栄えた歴史があり、その歴史的な道の名を店名に冠している。
4.大鹿村の話題
ちなみに大鹿村というと、吾輩は観ていないが、映画『大鹿村騒動記』で描かれた閉鎖的な集落の人間関係、コンビニもなく夜は漆黒の闇になる過疎地の厳しさ、山間部特有の神秘的超常的な伝承(夜泣き松、椀貸伝説など)そして中央構造線が通る地質的な特徴とそれにまつわる土地の雰囲気が話題になるようだ。(今はそれを逆手にとってどんな人も受け入れる非常に開かれた地域という触れ込みがあるようだ)
そんな長野駅から離れた南信地方の美味しい名物も北信の長野駅で手に入るのだから便利なものだ。
(おわり)
