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もうひとつの鶴岡の笹巻き またのや 山形道の駅あつみ 和菓子なスクチャイ034 2025.07.19

和菓子なスクチャイ034 山形 > 温海川


※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。

もうひとつの鶴岡の笹巻き またのや 山形道の駅あつみ

1.もう一軒の、灰汁の笹巻きを手に入れた話

灰汁の笹巻き 道の駅あつみ 

灰汁を使って作る笹巻きは鶴岡市内に何軒か製造元があるようだが、その中で、温海(あつみ)川地域に3軒あるうちの新たな一軒の笹巻きが手に入ったので紹介する。

温海川地域の一軒目の製造者による灰汁の笹巻きは以前記事で紹介した俵形の「こぶし巻き」で、鶴岡の庄内観光物産館で5個入り税込1,200円(きな粉と黒蜜付)で手に入れたものだった。

今回手に入れた温海川地域の二軒目は新潟県との県境にも近い日本海側の道の駅あつみで、5個入り税込1,080円(きな粉と黒蜜付)だった。

2.温海川の「笹巻き」

灰汁の笹巻き 道の駅あつみ
灰汁の笹巻き 道の駅あつみ
充分な量のきな粉と黒蜜が添付されている

俵形の「こぶし巻き」が温海川地域のもの、のようだが、これもこぶし巻きの一種だろうか?
見た感じ俵形でもないし三角巻きでもない。その中間のようにも見える。

3.道の駅あつみで毎週金曜日に仕入れ

道の駅あつみの「笹巻き」の仕入れは毎週金曜日で、当日お昼には冷蔵の商品棚に並ぶ。
もとより仕入れの数が少ないので欲しい人はあらかじめ電話で在庫確認と取り置きをお願いしておけば確実だ。

前回道の駅あつみにたまたま立ち寄ったときは、まさかそこで灰汁の笹巻きが買えるなんて知らなかった。
その日は水曜日で笹巻きの売り棚は空っぽだった。

店員さんに仕入れ曜日が金曜日に決まっていることを教えてもらい、来れる日時を電話で伝えておけば取り置きしてくれると言ってくれたのだ。

4.道の駅あつみで初めて購入

前回の道の駅あつみ訪問から一か月以上ののちの2025/07/18金曜日、再度道の駅あつみに行くことが出来た。

その日は金曜日で、毎週金曜日入荷を覚えていたのでタイミングはいいと思ったものの、こんな猛暑なのに製造してるのか? というのが一番の懸念だった。

それで出かける前のお昼前に電話で訊いてみたのだ。

回答は、灰汁の笹巻きはすでに入荷しているとのことだった。もちろんこの猛暑でも製造しているのだ。一度職人さんの仕事ぶりを拝みに行きたいものだと感心した。

入荷は2個入りの袋入りと5個入りのパックがそれぞれ2個ずつとのこと。

すぐに売れ切れてしまう個数だ。吾輩は今日の営業終了時間(18時)までに行くということで、5個入り1パック税込1,080円の取り置きをお願いした。

5.(余談)TVの功罪

折りしも、先日TVで灰汁の笹巻きが紹介されたらしい。

すると、TVに影響されたこれまで知らなかった人間も「笹巻き」に手を伸ばして来る可能性がある。そうなると引く手数多だ。
特に明日から世間は三連休だ。

あの手のTV番組は、一時的に需要と供給を狂わせて従来の顧客に迷惑をかけるだけなのだ。

恒久的なファンが増えるなら製造者も販売店も喜べるのだろうが、TVに影響されやすいすぐに群れる雑魚イワシ人間ほど一過性の日和見大群だ。そういう連中は周囲を混乱に陥れるだけの単なる迷惑だけの存在だ。

実在する食べ物屋を使ったTVドラマも同様で、本来の顧客と経営側とのバランスを崩し、本来静かな地元人向けの店舗に急によそ者の行列が出来たりする。店舗そのものだけでなく周辺にも迷惑が及んでいるのだ。

グルメ関係のTV番組は、吾輩も情報収集のために録画しておいたものを早回しで要所だけチェックすることはあるが、実在する店舗や商品が紹介されている場合はその番組から数か月間、場合によっては数年間近寄らない方がいいということを経験的に知った。

そのため、グルメ関係のTVに出た店舗にうっかり近寄らないために、反面教師的な意味で見ることが多い。

やっかいなのは自分の知らないところでメディアで紹介され、店や商品が爆発的な人気が出て、うっかりその店舗や商品に近づいて混乱に巻き込まれる場合だ。

実体験だが、定期的に買っていたある商品が突然買えなくなって数か月待ちの取り寄せなどと突然言われたことがある。
この場合、急に手に入らなくなった迷惑もそうだが、店員からアナタもTVで見て欲しくなった人なのね!単純ね!
などとという目で見られているような気がするのが不本意で心外で癪なのだ。

メディアという餌で単純に動かされるイワシのような雑魚群衆などとは一緒にされたくないし行動したくないし一緒にいたくない。

物事を自分で考える能力がなく周囲に流されてばかりいる連中は昔から相入れないし苦手なのだ。

ひとつの例で言えば山形の回転焼「あじまん」だった。
TV放映直後から関東圏の店では一時間以上待ちの行列ができたとのこと。

「あじまん」などはそもそも行列を作って待ってまで買うところではない。
目につくところにあって思いついたときに買うものだ。実際にそうしている地元のおばあちゃんがいるのだ。

それがTVのせいで、近所のあじまん大好きおばあちゃんが一時的にも買えなくなったのだ。
一時間以上も並ばないと買えないなどとなるのは体力のないおばあちゃんには酷というものだ。または売り切れで買えなくなったらかわいそうということだ。

TVなどのメディアの功罪とはそういうものなのだ。

情報を流す方か悪いのか情報に流されて動く方が悪いのかの議論さておき、このような状況に直面させられるのは勘弁して欲しいのだ。自衛としてはTVで流された店舗をあらかじめ知っておいて避けるしかない。(以上余談)

6.笹巻きを解く

灰汁の笹巻き 道の駅あつみ
灰汁の笹巻き 道の駅あつみ

さて、笹を解いて食べましょう。

ヒモは見る限り伝統的なイグサのようだ。

以前食べた温海川地区の俵形のこぶし巻きよりも体積が大きいような気がした。

以前食べたこぶし巻きのような少し刺激的な灰汁のにおいもなかった。クセがないのでこれなら初めての人でも美味しく食べられるだろう。これまで食べたことがなかった人の中からファンも出てくるに違いない。

7.(余談)このnoteを読んでいる人は偉い!

ところで、灰汁の笹巻きのファンが増えて買いにくくなるのは嫌だが、もしファンの中から灰汁の笹巻きを作ることにも興味を持った人が出て、その人が今や風前の灯の灰汁の笹巻きを存続させることだってあり得るのだ。そう思えばいちがいにTVやその他メディアを否定することもないのだ。

そもそも今ここに書いてるnoteもメディアのひとつだ。

しかしインターネットを介して読む能動と、とりあえずONにしたTVから勝手に流される受動とを比較すると脳細胞の動かし方が完全に異なり、インターネットで探して能動的に読む方が頭が良く働いている。
(但しインターネットでもニュースサイトなど一方的に趣味にあうようなものを選別して読まされるようなポータルサイトの記事を読むのはTVよりもさらに悪い影響が出るだろう。相手は広告を見せるために興味あるページを羅列してページビュー数を稼ぎ、またそのページでの滞在時間をより長く取るように仕向けている。まんまとそれに引っかかった雑魚群衆は日夜スマホの画面とにらめっこすることになる。歩きながらスマホを見ているのは雑魚群衆の典型で皆アホ面で知能が低そうに見えるのはそのためだ)

ましてやこのnoteの文章を読むということは、検索で引っかかったにしろフォローしていたにしろ能動的な高尚な行為である。このような読書(読文)は自身の身に付くし常に自分で考える癖をつけてくれる。

何が言いたいかと言うと、今この文章を読んでくれてるアナタは偉い! と言いたいのだ。(余談)

8.笹巻きの跡継ぎ募集!?

これを読んだ人が今や希少な灰汁の笹巻きを手に入れるために奮闘し出すかもしれない。
そして一人でも多くのファンができれば吾輩も嬉しい。

そんな真摯なファンのためなら製造数が足らず吾輩が買えなくなったとしても、その人たちのために譲っても良い。

そして特に今20-30歳ぐらいの長い未来のある人たちが、灰汁の笹巻きを絶やさないようにこれから作り続けることへ挑戦をしてくれたらこんな嬉しいことはない。

9.最高の天然自然の古来のデザート

灰汁の笹巻き 道の駅あつみ
きな粉かけ
灰汁の笹巻き 道の駅あつみ
黒蜜かけ

写真からもわかると思うが、この美味しそうなツヤと色。動画で見せたいプルンプルンの状態。これに砂糖入りきな粉をかけて食べれば誰もが至福を感じるに違いない。

何度も書いてるが、灰汁の笹巻きにはまったくクセがないのだ。
本体には甘味もにおいもまるでない。プルンプルンの食感があるのみだ。

それにきな粉や黒蜜で甘くして食べるのだが、その飽きのこない食べ方も良い。

最近は和洋菓子問わず、特別な素材を使い奇を衒った味と見栄えのデザートを開発しようとする菓子職人も多いが、この笹巻きは素材は餅米だけだ。
灰汁は昔では竈からいくらでも手に入った。きな粉と砂糖も昔からあるものだ。それだけの素材で笹に巻いた黄金色で至福の食感のデザートができるのだ。

オーブンなどの特別な調理器具も要らない。鍋で煮るだけだ。

つまりもち米と笹の葉とイグサと水を用意して、燃やした木の灰と火があれば、あとはうまく笹で包んで時間さえかければ完成する。

こんな天然自然で素朴な美味しいデザートなどなかなかないはずだ。

あまりに美味しくて、お腹が空いていたこともあって、一気に5個全部食べてしまった。

また食べたくなったら金曜日までに「道の駅あつみ」に電話して欲しいだけ取り置いてもらおうと思う。

入手方法さえ確立しておけばいつでも食べられるという安心感がある。

ああ、しあわせだ!(≧∇≦)

(おわり)

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