チンギス紀 17巻 <天地>を読み終わりました。

一昨日、北方謙三 チンギス紀 17巻 <天地> を読み終わりました。長い、長い、物語りでしたが、どんどん次が出版されるので読むのが間に合わないほどでした。北方さんの力に驚きます。
これが終わってしまうと、とても寂しい気がします。殆ど毎日、少しずつでも読み続けて来たからです。勿論、他の本も読みながらですから、チンギス記だけを読んでいたわけではありませんが、それにしても大変な仕事だったのでは無いかと思います。
私はとても、面白かったです。北方さんの本では<楠木正成><武王の門>等の歴史小説と、<ブラデイドール>シリーズを良く読んでいたのですが、どの主人公もチンギスカンも良く似ている様に思えてなりません。
テーマは結局<男はどう生きるか。>という事になるので、それが、現代だろうが、800年前の日本であろうが、1,300年前のモンゴル平原であろうが変わるはずは無いと私は思います。
誰も北方さんの主人公の様に生きられるはずなどないのに、いつも、こんなに引き込まれてしまうのは、やはり男は男の生き方について、いつも考えているからなのかも知れません。
北方さんの小説には女性の読者も多いと思いますが、北方さんの小説では女性の読者は楽かも知れません。主人公が素敵だと思っていれば良いからです。
でも男はそうは行きません。いつだって北方さんの小説は、『男とは何か』、を突きつけられるからです。そうした意味ではチンギス記でさえ、ハードボイルド小説の系譜である事に間違いないのだと思います。
読みかけている<森羅記>も最後の長編になるという事ですが、まだ、一冊目の途中までしか読んでいません。どの位長い小説になるのか分かりませんが、最後まで読みたいものだと思っています。
それが終わったら、逆になりますが、<水滸伝><楊令伝>等にも手を付けて行ければと思っています。
長い間、楽しませて頂きありがとうございました。何時までもお元気でご活躍下さる事を願っております。
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