【かざも】模型展示会へゼンゼロ合同出展に至る2ヶ月間の思い出を日記形式で振り返る
模型展示会をご存じだろうか。
会場を借りて、参加者がブースに展示、来場者に見てもらう催しだ。
私は中学生のガンプラから始まり、模型歴は10年以上となるが、展示会という催しには一切触れてこなかった。
模型は並べて飾ることをモチベーションに作っているため、あまり外に出そうという発想になっていなかったが、
つい一年前に、「私の作る作品ってもしかして凄いのでは…?」と思い始め、ボークス主催のファレホペイントコンテストに応募したのが
私の作品が家の外に出た第一歩だった。

そんな私が美プラの展示会に出展した経緯と、準備を含めたこの2ヶ月間の楽しかった思い出を日記形式で紹介しようと思う。
前提知識
・「かざも」
2026年2月22日開催『飾るまでが模型です‼ Vol.4』
美少女プラモ限定の展示会。
出展者は167人にも上る。
・「再現勢」「再現」
主にプラモデルやフィギュアを改造し、立体物を二次創作する勢力や製作物のこと(私の解釈)
•「ゼンレスゾーンゼロ」「ゼンゼロ」
ゲーム会社『ホヨバース』が展開するアクションゲーム。
※今回の私が関わった展示は、このゲームの世界観の再現をしている。
・「フィギュアーツ」
バンダイが手掛けるフィギュアブランド。特撮キャラクターやアニメキャラクター等の1/12スケールの可動フィギュアを手広く発売している。
・登場人物(以降、信頼関係の上で時折敬称略)
ゆうぴーさん
今回の合同出展の立役者にして、このnoteのもう一人の主役。今回で展示会出展は4回目ということで、振る舞いは手練そのもの。ゼンゼロ再現勢として熱いハートの持ち主で、かざもに向けてゼンゼロ再現通算4体目のフィギュア製作に邁進していた。
精米機さん
展示会一ヶ月前にゆうぴーさんにスカウトされた精鋭。2つの再現フィギュアを同時並行で作る離れ業を駆使して、展示会までの過密スケジュールに間に合わせることができるのか!?
☆デスクワガタ男様☆
展示会でお会いし私がファンになった。
まず名前がハイセンスで最高。
丁寧かつ謙虚な方で、独創的な世界観とフィギュアを駆使したユーモア溢れる演出に惹きつけられた。
展示会当日編で軽く紹介させていただく。
かざも2026/2/22に至るまでを振り返っていこう!
※Xのスクショは2月末現在のものなので、当時は別のアイコンです。私はブンブルーの顔面でした。
・2025/11/14
まず、今回の展示会出展はこの出来事が無いと成り立たない。
それは、株式会社BANDAI SPIRITS主催のイベント「魂ネイションズ」よりフィギュアーツ「0号アンビー」の発売決定を発表だ。

最推しであるアンビーが可動フィギュア化することに感動し、
アンビーを飾るための最高のジオラマディスプレイを作ることを決意した。
・12/7
ガチャジオラマの制作過程をポストしたところ、ゆうぴーさんから引用リポストをいただく。

ゆうぴーさんは、この時点で3人のゼンゼロキャラ再現をしていて、その中でもアイコンにされてる「シード」は私の大好きなキャラの1人だ。
このジオラマは完成しても、暫くは乗せるキャラが居ないし、
なによりジオラマのスケールに合う「シード」がこの世に存在してること自体がアツかった。

・12/24
こんなポストが目に入った。

美プラの展示会があるんだ~ えーと、会場は…
東京!?
行ける!!


こうして私の初展示会の火蓋は切って落とされた…!


ゆうぴーさんとのやり取りは以前の引用リポストの1回しかないが、爆速で合同展示を出すことが決まった。
ジオラマに乗った「シード」を早く見たい。
・展示会2ヶ月前
(ここから、展示会スケジュールを意識した動きに切り替わるため、時系列の表記を展示会基準にする。)
早速ゆうぴーさんとお互いの製作物の仕様をすり合わせていく。


展示方法についても相談を重ねる。




・その翌日
早速百均で道具を揃えて展示案を提案

今にして思うと、ハリキリ過ぎていて恥ずかしい。

お互い高い熱意がぶつかり合っていて、とても心地よかった。
私はせっかちなので、ガンガン決めれるところは決めていきたいタイプ。
ゆうぴーさんは、私の提案を1.5倍の熱意で応えてくれて最高だった。
・展示会47日前
ガチャジオラマ完成!
完成ポストするも、投稿してから1時間が経過し、いいねが誰一人付かない(泣)
そんな状況の中、この男が動いた……!!

あれよあれよと伸びる伸びる


あまりのフィーバーっぷりに私の脳が無意識に
\バズり疲れた/
という言葉を生み出していた。
バズる様子を傍目に、
ゆうぴーさんから界隈に居るゼンゼロ再現勢が、このジオラマに反応してくださってる事を教えていただいた。
その方々の作品を見ていくうちに
こんな事を思ってしまう

「トリガー」とは、「シード」の仲間で、最推しのアンビー(前述のとおり発売予定)と同じくらい好きなキャラである。

「トリガー」は「シード」やアンビーとも絡みがあるため、作った場合の相乗効果は計り知れない。
・展示会42日前
「トリガー」着手

この当時は展示会に間に合わせようとは思ってなく、ゆっくり作って、ゆうぴーさんにお会いしたときに直接アドバイスを貰おうと思っていた。
・展示会25日前
熱き男ゆうぴーがまたしても動いた…!

・展示会21日前
精米機さん、悩んだ末 参加を決意。

なんと精米機さんは3体も出せるとのこと。
ゆうぴーさん4体
精米機さん3体
私1体
すごい出展になってきたぞ。。。
しかし、そうなると既に固めていた展示案は考え直す必要があるし、精米機さん分の展示付属品を追加で作らなくてはいけなくなった。
少し脱線するが、この展示付属品の準備が結構大変だったのでこの場を借りて紹介させてほしい。(提案者は私なので自業自得ではある)
ゼンゼロのガチャ演出は、キャラクターによって背景の旗と左のテレビ画面が変わる仕様であるため、ただ単にステージに乗っているキャラクターを交換するだけでは再現ジオラマとして不足がある。
そのため、キャラ専用のパーツを事前に用意してキャラごとに換装する必要があった。

下記の作業を人数分行う必要があった。
1.ステージ
メインのキャラクターを乗せるステージ。

単純に装飾パネルが多すぎる。今回台座を8個作ったので、48枚パテ盛りヤスリがけ塗装してる。
2.背景の旗
キャラクターの後ろに垂れる旗
1キャラに対して支柱×2+旗×2の4パーツ構成


旗の凝った編集とは、
エンブレムの背景にうっすら「GACHA」の文字が入っていたり、
旗のように見せるため少しウネリを表現したり
色味や下端の文字を含めて完全再現してる。
3.テレビ
キャラクターによって異なる画面をしている。
今回の展示では、展示キャラの横にテレビ画面を置けば、そのキャラの原作絵を紹介できるため、人数分のテレビ本体を作成することにしている。

.….…手間やばくないか?????
このときは「トリガー」を作っている最中だったこともあり、急遽の展示キャラ増加に悲鳴を上げていた。
さらにもう一つ問題点がある。
展示ブースは60cm×60cmしかない。そもそも人数増加前の原案で面積ギリギリだった。

悩んでいたところ、
ゆうぴーさんからナイスな提案を受けた。

・展示会9日前
「トリガー」完成
結果的には1ヶ月で完成した!


きっちり1/12を意識したため結構小さい。
・展示会8日前
展示案完成!!
ついにやり遂げた!
あとは梱包するだけだ!!

・展示会一週間前



この頃は青衣と11号が未完成だったのでシルエットで参加
・展示会二日前
懸垂中にバーが外れる事故が起き、その時尻を持ち上げてた私は、1メートル以上の高さから落ち、背中と腰を強打。
あまりの衝撃で内蔵にかなり負担が掛かり、激痛に一分くらい叫んで動けなかった。
しばらく立つことも出来なかった。
病院に行ったところ骨盤の打撲で全治3週間の重症と診断。(医者曰く高エネルギー衝突とのこと。)
その夜、内蔵がやられたのか、発熱+リンパがパンパンに腫れて、首が痛すぎるため、寝付くこともままならなかった。
展示会に行けるのか…?
でも遠征に来る2人に迷惑をかけるわけにはいかない。
今までの努力を無駄にするわけにもいかない。
這ってでも行くぞ……!
しかしこの時点では歩くこともままならなかった。
・展示会前日
精米機さんにトラブル発生

本人には直接言ったので、ここで思ったことを白状してしまうと、
台座の準備や、展示構成の見直し等結構手間ひま掛けたし、なにより全員集合した展示のお披露目を心待ちにしていたので、かなりショックだった。
でも、一番悔しいのは精米機さんなのは間違いない。
せめて気持ちよく展示会に参加してほしくて励ました。
(あとで聞いたが、エナドリがぶ飲みでずっと頑張ってたみたい。)

・展示会当日
出発
まだ腰と背中は痛いが歩けないわけではない。
荷物はデカすぎるし重すぎたが、覚悟を決めて出発した。
11時会場到着
精米機さんと合流し、ゆうぴーさんに荷物を手渡した。
二人とも初対面だったが、すぐに打ち解けられて良かった。
13時までゆうぴーさんが会場設営のため、フリーだった精米機さんと私は秋葉原を散策&懇談
鉄血のオルフェンズの話で盛り上がったり、オススメの工具の話等をして楽しんだ。
(身体悪いのに散策するなよ…。)
14時展示会開催
真っ先に自ブースに向かって展開されていた展示がこちら

2ヶ月間待ちに待っただけあって良すぎる…!!
上手く組んでくれたゆうぴーさんありがとう!
再開して最初の一言
ゆうぴー「どこが5分やねん」

ちなみに精米機さんは仕上がった展示を見て、2体持って来れなかったことを本気で悔しそうにしていた。
彼の頑張りは知ってるし、私も逆の立場だったら本当に悔しいと思うので、彼には優しくしようと密かに誓ったのであった…。
展示の様子を振り返る前に…
展示会で私がファンになった方がいるので少し紹介する。
その方は、我々の隣に出展された、☆デスクワガタ男様☆だ。

展示に来て早々向こうからご挨拶いただき、人生初のホビーのお名刺を頂戴した。今も大切に保管している。
なにがいいって、自認がマッチョクワガタ。
そして、御本人の謙虚さを体現するように頭が垂れている。


自己紹介の演出もユーモアで溢れているし、キャラのコミカルな演出も素敵。
私なんかでは真似できないユーモアで一瞬でファンになった。
本当に謙虚で面白くて素敵な方だった。
デスクワガタ男さんの展示会後のポスト


閑話休題
いよいよ展示会が始まる14時となった。
私は美少女プラモは全く詳しくないため、規模感が想像できなかったが、
かなり盛況だ。

展示時間は14時から16時まで。
今回の展示はメインキャラクターを入れ替えられるので、
ゆうぴーさんと協力してタイムテーブルを考え、キャラクターを入れ替えていった。
このために換装しやすい構成を練りながらジオラマを仕上げてきただけあって、比較的スムーズにキャラクターの入れ替えが出来た。




あまりの大きさにジオラマの意味を成していない。
不安定でゆうぴーさんと緊張したのはいい思い出。


旗も妥協せず作ったおかげで、ジオラマのクオリティに負けることなく、めちゃくちゃ映えている。
ジオラマのテーマカラーがガラッと変わるこの仕様を発明したホヨバースはやっぱり凄い。
天盤の電飾も展示映えしたので、妥協せず作って正解だった。
このブースへの来場者も比較的多かったように思う。
中には、このブースを目当てに1時間半くらいずっと見てくれた方や、
ゼンゼロのガレージキットを開発されている方、
私目当てで会いに来てくださった方も居て、
私がジオラマの換装をしている姿を見て、
「もしかして荒井さんですか…?」
と声をかけてくださった事を覚えている。
話しかけていただいた時はめちゃくちゃ嬉しかった。
トリガーが最推しの方には、製作中の画像をお見せして解説させてもらったりもした。
ほとんど絶え間なく見物客が見に来てくださったこともあり、とても楽しい時間を過ごした。
しかし、私は全治3週間の大怪我中
すでに疲労困憊、
腰は痛いし、
背中の謎の緊張が半端じゃない
ジオラマの換装はかなり神経を使うが、私の身体も同時に庇いながら行っていたため、結構キツかった。手とか震えてたしね。
それでも、お客さんに楽しんでもらえるよう、
時折ジオラマの換装や仕様をお見せし、
ジオラマに立つキャラのリクエストをいただきながら交流を楽しんだ。
時折「はぁはぁ」言いながら邪魔にならない場所でしゃがみこんでいたら、
私の隣に精米機さんが来て一緒にしゃがんだ。
聞けば、アバラが痛いとのこと。
3人中2人が手負いって…なんだこの集団
長いようで短い2時間が過ぎ、我々は規定より1時間早い撤収をした。

アフター
1時間早い撤収の理由は、キャラ合わせの撮影会をするためだ。
このためにレンタルスペースを借り、背景や撮影機材を持ち寄った。
早めに着いたレンタルスペースで、
精米機さんが誤って時間前にドアを開けてしまい、ベイブレード大会で盛り上がってたところを目撃して気まずくなったのはいい思い出だ。
時間が来て次は我々の番。
各々事前に考えた構図をフィギュア達にぶつける。

そうして撮れた時間がこちら






そして解散
今日は手負いの身体でよく頑張った。背中と腰痛すぎる。
今回の展示会出展は、大きな事故もなく、無事終える事ができて一安心したし、とっても楽しかった。
展示を見てくださった方々からの感想ポストが嬉しかったのでこの場を借りて紹介する。


まとめ
今回の私の収穫は3点ある。
まず、なんといってもコラボしたことだ。頑張って作ったジオラマに沢山のキャラを乗せることができた。
もともとフィギュアーツが手に入るまで誰も乗る予定ではなかったが、ゆうぴーさんと精米機さんのおかげでジオラマのポテンシャルを発揮し、楽しく遊ぶことができた。
改めて二人ともありがとう。
次に、展示会準備を楽しんだことだ。
文化祭みたいだったし、相談に乗ってくれたゆうぴーさんとの会話も楽しかった。
自分が練りに練った展示に、みんなのキャラが乗っていく。これが熱くて嬉しくてたまらなかった。この体験が出来る人はそう多くないだろうと思う。
最後に、私のことを知っている方と交流出来たことだ。私達の作品をわざわざ見るために貴重な時間を費やしてくれたのは、私にとってかなり光栄なことだった。
話しかけることは簡単なことでは無いと思うので、そのハードルを越えて交流が出来たことは感謝でしかない。
こうして最後まで振り返ってみると、本当に楽しい2ヶ月間を過ごさせてもらった。
時間が経てば私も仲間たちも、さらにキャラを作り続け、もっと豪華な展示にすることも出来るだろう。
その時には、
またコラボして、楽しい時を過ごせる事を願う。
免責事項
今回のnoteに掲載している人物、画像、内容はすべて当該者に許可をいただいてから使用させていただいています。
また、noteの内容はメインストーリーの1本道にするため、取捨選択や多少の演出をしています。
内容を調整に関する要望は遠慮なく申し出てください。
