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ソーイング日和 03 縫い代を忘れることなかれ

洋裁初心者あるある?!

頑張って4コマ漫画を作成してくれるAI先生

 型紙を写し終えてカットし、各パーツが揃えば、次の工程は生地の裁断だ。

 洋裁本に記載されているイラストを参考にしながら、予め水通ししておいた生地の上に、パーツごとの型紙を配置していく。裁断時にずれないように重しを置いたら、いよいよカットだ。

 緊張の瞬間である。手に持った裁ち鋏がわずかに震えている。

 全集中!鋏の呼吸!壱ノ型!!
 チョキ、チョキ、チョキ、チョキ・・・

 作業は順調だ。鋏もひっかかることなく、生地はきれいにカットされていった。ちなみに、現在はロータリーカッターを使用することが多いが、当初は裁ち鋏だった。

 合印を付けたところにもノッチを入れて、裁断は無事に終了した。

 次の工程へ向かうために洋裁本を確認したその瞬間、私は恐ろしいことに気付いてしまった。

 縫い代を付け忘れていたのだ!

 私の顔には、ちびまる子ちゃんのように縦線が入っていたに違いない。目の前には、美しくカットされた、縫い代を無くした行き場のない生地が、ただ空しく横たわっていた。

 洋裁において、余分があればカットすればいいが、増やすことは出来ない。しかもこの時縫おうとしていたブラウスは、ほとんどゆとりのないタイプだったので、縫い代分でも小さくなれば、それはもう着ることは出来ない。

 詰んだ。投了である。

 生地と時間を無駄にした私はしかし、縫い代の大切さを学んだ。それ以降、型紙を作る段階で必ず縫い代を付けるようになった。出来上がり線を描いたら、次は縫い代!と、自動的に手が動く。

 そんな私のために?!数年前、クロバーさんが画期的な道具を開発してくれた。

 その名もぬいしろカッターガイド~!

ひみつ道具も描いてくれるAI

 出来上がり線を描いたあとに、その線にメモリを合わせて、カッターを装着したぬいしろカッターガイドをスライドしていけば、好みのサイズの縫い代を付けながら、同時に型紙をカットできるという優れものだ。

猫の手も借りたい

 初めて使う時は少し戸惑うかも知れないが、数回使えばコツが掴めて、今ではこれ無しでは生きていけない。

 さすが日本を代表する手芸用品の総合メーカーだ。優秀な社員がたくさん在籍し、我々のためにより使い易い、より良いものをと、日夜研究してくれているのだ。

 クロバーさんには足を向けて寝られない。


 教訓その1.縫い代は忘れることなかれ。



to be continued !


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