【思考の整理術】「あの人は、こんなに素晴らしいのに評価されない」と嘆く人の致命的な怠慢 #朝の活字習慣
「この人、こんなに素晴らしいこと言ってるのに、なんで世間はわかってくれないの?」
「うちのトップのビジョン、めちゃくちゃ本質的なのに、どうして評価されないんだろう?」
SNSで選挙前後にヤバい数湧いてくるアレです。
僕も義弟に「〇〇党に入れてください」って言われたので「その党にいれるということはね、、、、」と5分で諭して追い返しました、あぁ、、、めんどい、、、縁の切れ目か、、、
さて
特定の誰かを応援していたり、自社の理念に深く共感していたりする時ほど、よくある光景ですよね。
自分がその価値を深く理解している分だけ、それに気づかない周囲が愚かに見えてしまう。
「世間は遅れている」「周りの理解力が足りないんだ」
そうやって、怒りやモヤモヤを抱えている人、結構多いんじゃないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください。
その「わかってくれない周りが悪い」という思考停止、実はすごく危険なんです。
では、少しだけ視点を変えて整理してみましょうか。
「素晴らしい理念」と「相手に届く実益」。
これ、似ているようで全くの別物なんです。
理解されない、広がらない理由は、残酷ですが大抵2つしかありません。
1つ目は、そもそも「本当は全くいいことを言っていない」パターン。
内輪の熱狂の中だけで通用する、ただのポエムになっていて、一歩外から見たら完全に独りよがり。これ、思い当たる節がある人も多いはずです。
そして2つ目。ここがビジネス上では一番厄介なんですが、「それを広める周囲の伝え方が絶望的に下手」というパターンです。
言わば「ファンの行動は推しの行動」ということです。
企業という組織で考えてみてください。
創業者や会長が、どんなに崇高なビジョンを語り、社会的な信頼を積み上げていたとしますよね。
でも、その言葉自体がいくら立派でも、それだけではお客さんの財布の紐は緩みません。
「トップの高尚な想い」と「顧客の実益」。
この2つは、そのままでは決して自動的には繋がらないんです。
トップが「お客様第一」と声高に叫んでも、現場が仏頂面でレジを打っていたら、お客さんにとってそこはただの「感じの悪い店」です。
間にいる人間が、トップの言葉を「具体的な行動」に翻訳できていないんです。
想いを「お題目」として放置し、顧客へ届ける労力をサボっている。
これでは売上なんて作れません。つまり、伝わっていないのは「怠慢」だということです。
結局のところ、「良いものだから売れる」「正しいから伝わる」というのは、発信側のただの幻想です。
「いいこと言ってるのに伝わらない」と嘆いている時、僕たちは無意識のうちに「自分は理解している側の人間だ」という安全圏に逃げ込んでしまっています。
でも、本当にその人の言葉や、会社の理念を世の中に広めたいのなら、安全圏で愚痴を言っている暇はありません。
あなたがやるべきなのは、「翻訳者」になることです。
トップの壮大なビジョンや、抽象的な名言を、目の前のお客さんが喜ぶ「サービス」や、同僚が動きやすい「業務プロセス」にまで噛み砕く。
「要するに、これって今日の接客で笑顔を一つ増やすってことだよね」と、誰もが直感で理解できるレベルまで解像度を上げるんです。
理解されないのを世間のせいにするのではなく、「どう言えば伝わるか」「どう見せれば価値を感じてもらえるか」を徹底的に考える。
言葉を「売上」や「顧客の笑顔」という、実態のある確かなものに変換する。
それが、間を取り持つ人間の最大の使命であり、価値を世に放つ唯一の手段なんです。
だから、もしあなたが今、「わかってくれない」と悔しい思いをしているなら。
周囲を責めるのをやめて、伝え方を変えましょう。
相手の文脈に寄り添い、相手の言葉で語り直すんです。
あなたのその熱量を、正しい形で翻訳できたとき、目の前の景色は確実に変わり始めますよ。
さあ、目の前の人に、しっかり価値を届けていきましょうか。
いいなと思ったら応援しよう!
読んでいただきありがとうございます。日常にちょっとプラスの考え方であったり、知識になればうれしいです。チップはまず御猫様に、そして次の問いへの投資に使わせていただきます。※有料記事購入で応援いただけるともっと嬉しいです